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    <title>板倉雄一郎事務所</title>
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    <updated>2010-09-01T01:16:39Z</updated>
    <subtitle>企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト</subtitle>
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    <title>ITAKURA’s EYE 「円高株安（と夏季長期休暇ランナップ）」</title>
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    <published>2010-08-31T22:02:45Z</published>
    <updated>2010-09-01T01:16:39Z</updated>

    <summary>世界各国の「自国通貨切り下げ競争」に完敗している日本です。 単純に「他の国の経済...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
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        <![CDATA[<p>世界各国の「自国通貨切り下げ競争」に完敗している日本です。</p>
<p>単純に「他の国の経済リスクが大きいから」といった市場原理に基づくものなのか、それとも国際政治的な圧力によるものなのかは僕にはわかりません。しかしいずれにしても何らかの対処が必要なことは言うまでもありません。</p>
<p><strong>＜円高対策＞</strong></p>
<p>円高に対する対処について、大きく分けて二通りの方法が考えられると思います。</p>
<p>一つは、直接の円安圧力になる手段により、円高そのものを阻止すること。</p>
<p>一つは、円高を利用した戦略をとることによって、結果として円安圧力を生むこと。</p>
<p>前者における中長期的な手段は金融緩和策であり、短期的には為替介入でしょう。</p>
<p>後者における中長期的な手段は日本企業（＝基本的に円建ての資金調達をしている企業）による海外の（＝ドルやユーロで買える）企業や利権の買収であり、海外進出でしょう。</p>
<p>どちらの場合も、「円売り外貨買い」という手段が伴いますから、少なくとも短期的には「同様の効果」となりますが、後者の場合は、単に外貨を手に入れるだけではなく、手に入れた外貨を直ちに事業や利権に変換するわけですから、そこに利回りが発生するという点において、単なる円売り外貨買いにくらべ長期的な経済効果があると僕は思います。</p>
<p>少なくとも、「ばら撒かれて価値が下落するリスクの高い通貨（＝ドルやユーロ）」をわざわざ「保有」する必要は無いと思います。</p>
<p>少々後ろ向きな意見ですが、労働力の衰えた年配の方が、労働による収入から資産運用による収入に切り替えるように、人口減少＆少子高齢化の日本がとるべき手段は、「円高阻止」より「円高利用」だと思います。</p>
<p>さらに言えば、その切り替えチャンスがいつまでも続くとは僕は思いません。</p>
<p><strong>＜政府系ファンド＞</strong></p>
<p>世界経済の先行き不透明さゆえに、資源価格も落ち着いています。少なくとも（ゴールドをのぞき）高騰はしていません。そして円高。加えて資源を海外に頼る日本モデルを考慮すれば、国家戦略として「今のうちに」、長期保存可能な資源そのもの、および、保存不可能な資源の利権を買収する円建てファンドを設立して活動を始めるべきではないでしょうか。</p>
<p>いわゆる「政府系ファンド」ですが、資源高によって潤ったオイルマネーが政府系ファンドを始めたように、（意味不明な円高ではあるが）、それを利用しない手はないと僕は思います。</p>
<p>保有する株式が異常に値上がりしたならばさっさと売ることと同じように、現在の円高が市場原理から言って「異常値」であるとするならば、円を売って他の「利回りのある」何かを買うべきでしょうし、その行為そのものが円安圧力になります。</p>
<p><strong>＜（長期的な）円安リスク＞</strong></p>
<p>短期的には、円安になる要因を探すのは極めて難しい現状ですが、長期的にはいくらでも円安要因を探すことが出来ます。</p>
<p>JGBの買い支えが継続できない可能性。<br />（↑　この場合金利が上昇しますが、「悪い金利上昇」ですから単に金利差だけで円が買われることは無いでしょう。）</p>
<p>円高による経済の大幅な後退→円安</p>
<p>そしてなにより、世界の人口増加による食料や資源の高騰。</p>
<p><strong>＜世界的インフレは食料価格高騰から始まる「かもしれない」＞</strong></p>
<p>この夏、ロシアは、2010年12月までの期間限定で穀物輸出を禁止しました。もちろんその原因は天候不順による農作物の供給不足にあります。</p>
<p>大したニュースになっていないこのニュースを見て、僕はぞっとしました。</p>
<p>モノの供給不足が価格高騰の範囲で済むならまだ「マシ」ですが、究極には、「どんなに高くても売らずに自国の消費に回す」ということが現実に起こりうるということを示しているからです。</p>
<p>上記に「保存不可能な資源の利権」を買うべきだと書きましたが、究極的状況ではいくら海外の利権を持っていようとも各国の政治的判断によって利権など価値が無くなる可能性もあります。</p>
<p>世界の通貨はひたすらばら撒かれています。通貨はわずかなコストで印刷できますが、食料や資源はそう簡単に「印刷」出来るわけではありません。</p>
<p>そんな究極の事態は想定しなくて済むことが望ましいですが、こと食糧となれば、それは地球環境に大きく影響されますから、そのとき、資源も食料も海外に依存する日本の円は最も弱い立場になることは容易に想像できます。</p>
<p>（注意：「日本の食糧自給率の低さは、農林水産省の陰謀だ！」などというルックスルーされていない意見がありますが、飼料までしっかりルックスルーした「本質的食糧自給率」は決して高くありません。）</p>
<p>目先、世界的なデフレーションが危惧されていますが、同時に世界には、過度なインフレの「種」がたくさんあることを忘れてはならないと思います。</p>
<p>饅頭は食べられても万札は食べられませんから。</p>
<p>2010年9月1日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<strong>＜夏休みランナップ＞</strong></p>
<p>昨日までのおよそ40日間で、板倉雄一郎事務所の夏季長期休暇は終了し、本日から活動を開始します。</p>
<p>ここ5年間の夏季長期休暇は、毎年完全に仕事を休み、（ワンコが居るので）国内の避暑地に旅行したり長期キャンプしたりと、まるで小学生の夏休みのような休暇でしたが、2010年は、全く仕事しない期間は最後の1週間だけでした。</p>
<p>理由は、「社長失格」の電子書籍化とそれに伴うプロモーション活動などです。</p>
<p>7月の中旬に起業家後輩からの、「板倉さん、社長失格を電子書籍化しませんか！？」という提案を受け始まったプロジェクトは、彼らからの様々なリクエストに答えることによって「仕事」が生まれました。</p>
<p>「プロモーションのためにもツイッター始めてください！」</p>
<p>ということで、彼らに勝手に（笑）作られたツイッターアカウントによってツイッター始めてみました。利用方法が慣習的にしか決められていないという自由度は、むしろ使い方を模索する状態を続ける結果となり、未だに「何に、どう、利用するべきか」を悩んでいるところです（苦笑）</p>
<p>それでも、ツイッター開始からほぼ一ヶ月のうちに3000人の方々からのフォローを頂き、とりあえず感謝しているところです。</p>
<p>さて、何を目的にどんなことをつぶやくか・・・ある意味楽しみですけれど＾＾</p>
<p>さらに、</p>
<p>「プロモーションのために講演やトークライブ、そしてメディア出演をやってください！」</p>
<p>という彼らからのリクエストに答え、新宿ロフトにて堀江くんとの3時間超におよぶ対談（←ニコニコ動画による配信もされました）、銀座アップルストアーにてトークライブ出演などもこなしました。</p>
<p>また、人前に顔を出すこと以外にも、将来の壮大なプロジェクト（←これは僕が考案したものではなく、ある人物から提案されたことで、実行するかは未定）に関するミーティング、そして当たり前ですが「社長失格」の原稿校正と加筆、そして同書の電子漫画化のためのミーティングなどなど、今年の夏は「僕にしてみれば」結構仕事しましたよ＾＾</p>
<p><strong>＜お知らせ＞</strong></p>
<p>しかし残念なことに「社長失格」のリリースが当初予定していた8月22日を大幅に遅れ、9月にずれ込むことになりました。</p>
<p>直接の原因は専用ビューワーの開発遅延にありますが、本質的にはスケジュールが現実離れしてタイトだったということに他なりません。</p>
<p>期待されていた方々には大変ご迷惑をおかけしておりますが、どうかご了承ください。</p>
<p>正式にAppStoreからリリースされたときには、この場でもしっかりお知らせいたします。</p>
<p><strong>＜どーでも良い私的なこと＞</strong></p>
<p>調理用ミキサー（いわゆるフードプロセッサ）を買いました＾＾<br />動機は、隣人から頂いたかぼちゃをどうやって食べるかを考え、冷製パンプキンスープを作るためだったのですが、これがマイブームになってしまって、冷製パンプキンスープ、野菜ジュース、冷製ジャガイモスープ、冷製コーンスープ、バナナ牛乳ジュースと定番をこなした後は、冷製キャベツスープ、牡蠣汁などにも挑戦し始めてしまいました（笑・・・挑戦銘柄はおいしくなかったけど）</p>
<p>今日は、冷製グリーンピーススープに挑戦してみようと思います（笑</p>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「既得権」</title>
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    <published>2010-08-05T19:52:34Z</published>
    <updated>2010-08-05T22:02:28Z</updated>

    <summary>既得権者から権利を奪うためなら既得権者を買収すればいい。既得権者の権利を無効化す...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">既得権者から権利を奪うためなら既得権者を買収すればいい。<br />既得権者の権利を無効化するためなら新しい既得権を創造すればいい。<br />どちらにせよ成功したら、あなたも立派な既得権者になれる。<br />後は非既得権者からの攻撃をかわすために既得権を大いに利用すればいい。<br />既得権とはそれほど価値のあるものだ。<br />既得権の奪い合いこそ経済を活性化させる原動力なのかもしれない。</span> <div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">このところネットで情報・・・それはブログでも、ツイッターでも、掲示板でもなんでもいい・・・を観ていると、既得権者と非既得権者という構図が浮かび上がる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">ここでいう既得権を仮に「過去の努力によって得た何らかの優位性のある権利」とでもして話を進めたい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">通信や放送を司る電波をめぐる争いにおいても、</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">出版社や新聞社そしてテレビ局といった既得権者とネットインフラの間においても、</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">経済価値の大部分を所有する高齢者と持たざる若い世代の世代間においても、</span></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">官僚と政治家においても、（重鎮とされる政治家と若手政治家の間においても）</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">あらゆる議論の背景に、既得権者と非既得権者という構図が見受けられる。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">非既得権者の主張は概ねこうだ・・・</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">「既得権者は、既得権に胡坐をかき、価値提供に見合わない報酬を得ている。価値提供に見合う報酬を誰もが得られるように既得権を開放し、自由競争による適正配分をするべきだ！」</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">他方の既得権者の主張は概ねこうだ・・・</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">「そんなことをしたら（情報などの）秩序が乱れ品質劣化が避けられない。」</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">という表向きの主張に加え、本音では・・・</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">「これまでの絶え間ない努力によってやっと現在の地位を手に入れたんだ。簡単に明け渡すわけにはいかない。」</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">という想いもあるのだろう。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">さて、どちらが、どのような立場の人にとって、正しいのか？</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">非既得権者に見える者の中でも、それを高らかに主張する者の中には、資本や発言力や社会的地位など過去に築いた何らかの既得権を利用している者も少なくないし、そもそも彼らが目指しているのは、既得権の獲得の場合が多い。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">他方の既得権者においても、過去に既得権者から既得権を奪うことにおいて何らかの努力を積み上げたからこそ現在の既得権を得ているのだろうと思う。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">（もちろんどちらの場合にも例外はある。）</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">既得権者IBMからパーソナルコンピュータの覇権を奪ったMicrosoft。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">しかしMicrosoftは、後発ベンチャーの立場から見れば、すでに既得権者である。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">Yahoo!の下請け（と言っては失礼かもしれないが）だったGoogleもMicrosoft同様、ネットの覇権をYahoo!から奪い既得権者となり、今度はYahoo!の検索エンジンを「提供してあげる立場」になった。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">このように、既得権者の懐に入り込み、そして既得権者から既得権を奪う競争がある一方で、Appleのように「自らが新たな市場を創造し、その既得権者になる」というケースもある。</span></font></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">こういった競争や争いを観察すれば、どちらが正しいかといった議論より、「</span><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">既得権者と非既得権者の直接的・間接的な争いそれ自体が、経済を成長させる原動力」であることに気がつく。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px; ">したがって、「どちらが正しいか」とか、「自分はどちらの部類に属するのか」といった「VS構造」に巻き込まれても、本質的解決は得られないと思う。</span></font></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></font></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">たとえば電波の利用権について、それをオークション方式で割り当てればよいといった非既得権者による主張がある。</span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px; ">僕はこの考えに基本的に賛成ではあるが、つまるところこの方式であっても、資本という既得権の一種による支配を可能にするという点において、必ずしも非既得権者に有利な方法とはいえないのではないだろうか。</span></font></span></span></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">（余談だが、オークション価格が高騰すれば、国庫金の増収にもなるが、通信サービス価格に転嫁され、一般利用者の負担増に至る可能性もある。）</span></font></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></font></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px; ">VS構造から何らかの解決を得ようとするより、より</span></font><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">大きく構え「日本経済の成長のためには」という視点で捉えたとき、先のコンピュータ・ネット業界の例を参考にして見えてくるのが、「既得権者と非既得権者が適度な競争ができる力のバランス」が大切なのだと思う。</span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">現在の閉塞感たっぷりの日本経済においては、そのバランスが少々既得権者に傾斜している。</span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">どちらかといえば、非既得権者を本能的に応援したくなる性質の僕は、以上のように思う。</span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; ">2010年8月6日　板倉雄一郎</span></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; line-height: normal; font-size: 13px; "><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(17, 17, 17); font-family: Helvetica, Arial, sans-serif; font-size: 12px; line-height: 18px; "><br /></span></span></span></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">PS:</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">現在8月6日07：00、Twitter止まってる！？</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" color="#111111" face="Helvetica, Arial, sans-serif" size="3"><span class="Apple-style-span" style="font-size: 12px; line-height: 18px;">せっかくブログ更新したことをつぶやこうと思ったのに・・・</span></font></div>]]>
        
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    <title>お知らせ 「社長失格電子書籍化のプレスリリース」</title>
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    <published>2010-08-03T08:37:34Z</published>
    <updated>2010-08-03T08:45:40Z</updated>

    <summary>僕の著書「社長失格」が紙媒体のリリースから12年を経て電子書籍として再びリリース...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[僕の著書「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book04.html" target="_self">社長失格</a>」が紙媒体のリリースから12年を経て電子書籍として再びリリースされることになりました。<div>電子書籍版の社長失格では、全5章のそれぞれに追記を加筆し、さらに、当時の「あとがき」の後に「2010年のあとがき」を加筆しました。</div><div><br /></div><div>また、漫画家・中 祥人（なかまさと）氏の協力を得て、同書の漫画化も決定しています。</div><div><br /></div><div>詳しくは、<a href="http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=62234" target="_self">こちら</a>をご覧ください。</div><div><br /></div><div>2010年8月3日　板倉雄一郎</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「夏休みはツイッター」</title>
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    <published>2010-07-22T22:49:06Z</published>
    <updated>2010-07-22T23:10:19Z</updated>

    <summary>昨日から、やっとこさ始めたツイッターですが、ブログと違って「気張らずに」書けると...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[昨日から、やっとこさ始めたツイッターですが、ブログと違って「気張らずに」書けるところが気に入りました＾＾<div><br /></div><div>テレビやネットのニュースを観ながらの「ちょっとした感想」の場合、ブログエッセイの「ネタ」としてメモすることはあっても、多くのメモはエッセイに生かされずに捨ててしまうのですが、ツイッターの場合、その場でiPadからつぶやくことが出来るので、悪くないですね。</div><div><br /></div><div>匿名掲示板の場合、基本的に本人特定できないので、ネガティブメッセージが多くなる傾向にあります。</div><div>そんな人のメッセージを読みたくなくても、掲示板である以上、目に入ってしまうし、ネガティブメッセージを書く方にとっても、閲覧者が不快感を持つような発言をしたところで発言力が低下するわけではないから、なおさらネガティブメッセージが増える。</div><div><br /></div><div>しかし、ツイッターの場合、閲覧者（＝フォロワー）が不快感を持つようなメッセージを流せば、閲覧者がフォローを外す可能性が高く、すると閲覧者が減少し、発言力が低下する・・・という牽制が働くから、ツイッターの場合、少なくとも匿名掲示板より質の高い情報が行きかうことになる・・・という部分がツイッターを気に入った大きな理由です。</div><div><br /></div><div>それにツイッターのおかげで「ご無沙汰系」の挨拶の機会も増えますしね＾＾</div><div><br /></div><div>ついでに親展メールもできちゃうので、結構便利です。</div><div><br /></div><div>ってことで、8月末までの「夏季なんとなく長期休暇」中は、主にツイッターから情報発信してみようかと思います。</div><div><br /></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura" style="text-decoration: none; color: rgb(0, 102, 204); " target="_blank">MYURL:</a><span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre; "><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura" style="text-decoration: none; color: rgb(0, 102, 204); ">	</a></span><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura" style="text-decoration: none; color: rgb(0, 102, 204); ">http://twitter.com/yuichiroitakura</a></span></div><div><br /></div><div>ツイッター始めてから36時間程度経過しましたが、僕のフォロワーは300人超。</div><div>最近の僕は、大した活動していない因果応報で、人気低下中を認識しました（苦笑）</div><div>そんなバロメーターにもなりますね。</div><div><br /></div><div>で、基本的には「実名＆顔写真入」でない限りフォローしないことにしていますので、フォロー希望の方は、誰であるかわかるようなつぶやきくださいね＾＾</div><div><br /></div><div>ツイッター上でも、どうぞよろしくお願いいたします。</div><div><br /></div><div>2010年7月23日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div>PS:</div><div>今朝は地震がありました。</div><div>初期の縦ゆれ、結構強かったですよ。</div><div>東南海地震とか来なければいいですけど。</div><div><br /></div><div>そんでもって暑いですよね（汗←本当の汗）</div><div>おなかの調子、かなり悪いです。</div><div><br /></div><div>マスメディアでは、食中毒予防のための「滅菌方法」が流されていますが、その方向性って、本当に正しいのでしょうか？</div><div>滅菌しすぎると、抗菌力が落ちてしまって、食中毒になりやすくなるような気がします。</div><div><br /></div><div>このくそ暑い中に放置された残飯を漁るカラスや猫は、下痢もせずに元気で生きてますからね（笑）</div><div><br /></div><div>では、皆さんも良い週末を！＾＾</div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div>このサイト上にも、僕のつぶやきを閲覧できる窓を設置予定です。</div>]]>
        
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    <title>お知らせ 「夏季なんとなく休暇とツイッター」</title>
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    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1656</id>

    <published>2010-07-21T22:06:03Z</published>
    <updated>2010-07-21T22:16:52Z</updated>

    <summary>＜夏季なんとなく休暇＞先日のエッセイで書いたとおり、今年の夏季長期休暇は、夏季長...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<b>＜夏季なんとなく休暇＞</b><div><br /></div><div>先日のエッセイで書いたとおり、今年の夏季長期休暇は、夏季長期なんとなく休暇とさせていただき、8月末までの期間、エッセイの頻度を落としながらも、ポツポツと続けさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。</div><div><br /></div><div><b>＜ツイッター開始＞</b></div><div><b><br /></b></div><div>ようやく、というか、ついに、というか、しかたなく、というか、とにかくツイッターはじめました。</div><div><br /></div><div><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura" target="_blank">MYURL:</a><span class="Apple-tab-span" style="white-space:pre"><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura">	</a></span><a href="http://twitter.com/yuichiroitakura">http://twitter.com/yuichiroitakura</a></div><div><br /></div><div>昨日からやっと触り始めたところなので、まだよくわからないことがいくつかある状態です。</div><div>初心者ですので、お手柔らかにお願いします＾＾</div><div><br /></div><div>マーケティングツールとしては、条件次第で恐ろしい効果があるツイッターですが、個人的には（←当事務所の活動は、僕にとって公の仕事である一方で、個人の営みの一端でもあります）、コミュニケーションに「追われる」感じが苦手で、これまで手をつけてきませんでしたが、たくさんの読者や仕事上の関係者の方々からのリクエストもあり、参戦することになりました＾＾</div><div><br /></div><div>あまり気合入れずに、気が向いたときにツイートしようと思います。</div><div>ので、あまり期待しないでください＾＾</div><div><br /></div><div>以上、お知らせでした。</div><div><br /></div><div>2010年7月22日　板倉雄一郎</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「PS部分の補足、淘汰されてもしかたのない仕事」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_ps_1.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1655</id>

    <published>2010-07-16T02:17:48Z</published>
    <updated>2010-07-16T02:47:21Z</updated>

    <summary>前回のITAKURA’s EYE 「本質的価値は何？」のPS部分で書いたBlue...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[前回の<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_198.html" target="_self">ITAKURA’s EYE 「本質的価値は何？」</a>のPS部分で書いたBluetooth機器について、複数の読者の方やセミナー卒業生の方から情報をいただきました。<div><br /></div><div>その中で、<a href="http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/HWS-BTA2WA/" target="_self">ソニーさんのワイアレスオーディオアダプター</a>が僕の理想を実現できる機器であることがわかりました。</div><div><br /></div><div>まずは、お礼を申し上げます。　情報ありがとうございます！</div><div><br /></div><div>で、思うことですが、本来家電製品のプロであるはずの大規模家電店の店員は、「そんなの無い！」という一方で、少なくとも家電のプロではない一般の「ネット利用者」が、すぐさま調べることが出来る・・・</div><div><br /></div><div>つまり、これも先のエッセイで書いた「ネット化によって淘汰される仕事」の典型だと思います。</div><div><br /></div><div>プロであるはずの人が、プロ意識が無く、そしていずれ淘汰され、挙句の果てに「結果平等政治」を求める・・・</div><div><br /></div><div>そんな人、たとえ税であったとしても、救うべきだとは思わないのです。</div><div>しかたない淘汰なのだと、僕は思います。</div><div><br /></div><div>ネットで何でも買える時代に、「わざわざ」リアル店舗に足を運ぶ「本質的価値」がなんであるか。</div><div>それ、全然わかってないリアル店舗の店員さん達についてでした。</div><div><br /></div><div>もちろん、プロ意識を持った店員も居るでしょうけれど、リアル店舗の経営者がそれをわかっていない限り、「たまたま声をかけた店員の良し悪しに依存するリアル店舗の価値」ってことになってしまいますよね。</div><div><br /></div><div>おまけに、最近の量販店には売り場面積や商品数の割りに店員少ないですから、大声で呼んでも誰も来なかったりしますしね（笑）</div><div><br /></div><div>で、ポイントが何パーセントだとか、値引きがどうだとか、価格競争ばかりしている・・・</div><div><br /></div><div>これじゃ、オンラインショップに顧客が流れても仕方ないですよね。</div><div><br /></div><div>僕が「本質的価値」という視点で思うリアル店舗の生き残り策とは、「人と人のコミュニケーション」にあるのだと思います。</div><div><br /></div><div>オンラインショップに比べ、少々価格が高くても、自分にとって本当に必要なモノを、店員と相談しながら選ぶことが出来る・・・その昔の「街の電気屋さん」の価値を持ち出す必要があると思うのです。</div><div><br /></div><div>単なる価格競争なら、オンラインショップに勝てるはずも無いのですから。</div><div><br /></div><div>2010年7月16日　板倉雄一郎</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「本質的価値は何？」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_198.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1653</id>

    <published>2010-07-15T22:24:44Z</published>
    <updated>2010-07-16T01:55:35Z</updated>

    <summary>ITによる合理化とは、すなわち、「人減らし」に他なりません。「機械に出来ることは...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<div>ITによる合理化とは、すなわち、「人減らし」に他なりません。</div><div>「機械に出来ることは機械にやらせて、その分人を削減しよう」・・・つまり、</div><div><br /></div><div>「IT化のための初期投資」＋「その後の維持コストの割引現在価値」が、</div><div>「IT化によって削減できる人件費の割引現在価値」より小さい場合に、IT化の経済的合理性があるということになります。</div><div><br /></div><div>加えて、機械にやらせることによって、人が対応する場合に比べ、顧客の利便性が高まり、結果として収入増になるというメリットもあります。</div><div><br /></div><div>それらは、現実に多くのケースにおいて有効であったがゆえに、IT化は世界で進化しました。</div><div><br /></div><div>経済全体で観れば、単純作業を行っていた人に対する配分を、IT関連の技術者に対する配分に移行するということになろうかと思います。</div><div>（もちろんIT機器の製造などに単純作業が伴いますが、それらは安い単純労働力をもつアジアの国々の方が遥かに優位性が高いでしょう。）</div><div><br /></div><div>幸い、小さいころからゲームやネットに触れていた若い世代ほどIT関連分野に向いていたがゆえに、IT化によるIT関連労働需要増が若い世代の労働力を吸収することによって、IT化による単純労働需要減が、直ちに失業率の増加には至らなかったのだろうと推測します。</div><div><br /></div><div>しかし以上は、ITを単なる作業効率アップの道具としてみなしていた90年代のことです。</div><div><br /></div><div>その後のITとネットは、経済力に依存しない表現メディアとして進化し、情報共有手段としても進化し、人と人が何らかの理由によって出会うためのメディアとしても進化し、そして、「モノや情報を売るためのメディア」としても進化しました。</div><div><br /></div><div>そこに、Apple iシリーズ、Amazon Kindle、そしてGoogle Androidを搭載した数々のスマートフォン・・・これらのネットの仕組みを利用するための端末の登場。</div><div><br /></div><div>今起こっていることは、IT化ではなく、ネット化ともいえると思いますが、90年代のIT化時代に起きたことと同じように、「ネット化による人減らし」は、当事者が望もうが望まなかろうが今後益々加速することになるのだろうと予測します。</div><div><br /></div><div>たとえば出版業界・・・</div><div><br /></div><div>すでに、ネット化に伴い、著名作家やアーティストによる「出版社飛ばし」が現実になりはじめています。</div><div>（↑　それこそネットで調べれば複数のケースを見つけることが出来るはずです）</div><div>そして、作家としての僕自身も、同様の動きをはじめています。</div><div><br /></div><div>すると、これまでの業界構造が変化します。</div><div>印刷屋、紙屋、本という物体の流通屋、リアル店舗、新聞などの配達屋・・・これらネット化によって、なくならないまでも需要が大きく減少する仕事に携わる者への配分は、自ずと絞られることになるでしょうし、いわゆる出版社のなかの業務でも、在庫管理や流通との橋渡し業務は、相当減少することになるはずです。</div><div><br /></div><div>出版業界に限らず、ビデオも、ゲームも、教育も・・・とにかくネット化によって置き換え可能なサービスは、遅かれ早かれ、変化を迫られることになります。</div><div><br /></div><div>90年代と違い、ネット化によって減少する労働需要を吸収するに十分な新らしい労働需要は、もしかしたら見つからないかも知れません。</div><div>否定的に表現すれば、失業率の高まりと富の格差は、ネット化によって益々進むのだろうと予測します。</div><div><br /></div><div>しかし、今更言うまでもないことですが、社会はその昔から常に変化し続けてきました。</div><div>そして、その変化にいち早く乗れたものが生き残り、変化を恐れた者が淘汰されてきました。</div><div>社会は変化しても、このことは、今後もなんら変わらないでしょう。</div><div><br /></div><div>自らが市場変化に合わせて合理的な変化を模索する時、最も大切なことの一つが、これまで稼ぐことが出来た「本質的価値」が何であるかについて、当事者が十分に理解することだと、僕は思います。</div><div><br /></div><div>つまり、「俺たち何を売ってるんだっけ？」、であり、「俺たちの顧客は何に対してお金を支払っているのだろう？」、ということを掘り下げることです。</div><div><br /></div><div>すると、何を維持して、何を捨てる（か、または他人に譲る）かが具体的に見えてきて、合理的な変化による進化が可能になるのだと思います。</div><div><br /></div><div>わかりやすいたとえ話として、新聞社を取り上げれば、その本質的価値は、取材力であり、分析力であり、表現力であることに疑いがありません。</div><div>それらの「力」を長期にわたって維持してきたことによる「信頼感」＝「ブランド力」こそが彼らの本質的価値です。</div><div><br /></div><div>間違っても・・・</div><div>新聞社の地下に印刷機器があるからといって、印刷力ではありませんし、</div><div>販売と配達を行う新聞配達所のネットワークでもありません。</div><div>それらは、ネットに置き換え可能なばかりではなく、ネットの方が即時性、検索性が優れているわけですし、数々のケータイ端末の出現によって、もはや携帯性や閲覧性の高さすら持ち合わせてしまったわけですから。</div><div><br /></div><div>だからこそ、足元のリスクをとって、将来の収益増につなげるための新聞のネット化が現実に起こっているわけですよね。</div><div><br /></div><div>ネット化によって必要なくなるであろう数々が、全く無くなるわけではありませんが、少なくとも成長分野では無いことは明らかですし、新聞社にとっての本質的価値ではありませんから、投資を抑制するか、他人に譲るか、もしくは捨てるという選択が合理的となります。</div><div><br /></div><div>さて、ここからが本題ですが・・・</div><div><br /></div><div>どうやら黒船船団に市場を奪われやしないかと、「日本製」の電子出版規格（と言ったらいいのかなぁ？）がいくつかのところで検討されているようです。</div><div><br /></div><div>僕は、これらのニュースを見るたびに思います・・・</div><div><br /></div><div>「えっ！そんなところで勝負するの？？？ばっかみたい！」</div><div><br /></div><div>たとえばAppleのシステムでアプリや文章を売った場合、アップルに30％「も！」搾取（？）されることが一つの「日本独自規格」の動機のようですが、それを言ったら、</div><div><br /></div><div>「あんたらこれまで印刷会社や流通にどれだけ払ってたのよ！」</div><div><br /></div><div>って言いたくなりますし、さらに、</div><div><br /></div><div>「おかげで在庫リスクをなくせるじゃない！」</div><div><br /></div><div>って言いたくなるわけです。</div><div><br /></div><div>その結果、顧客の支払いは少なくなり、顧客が求める本質的価値を提供するコンテンツホルダーに対する配分の絶対額も増えるわけです。</div><div><br /></div><div>いやいやそんなことより、もっと大切なのは、</div><div><br /></div><div>「彼らのおかげで、マーケットが全世界に広がったじゃないか！！！」</div><div><br /></div><div>っと言いたくなります。</div><div>iシリーズだけでも全世界の販売数は何台でしょうか。</div><div>今後どれほど増えるでしょうか。</div><div><br /></div><div>それらの潜在的市場規模は、（言語の問題を除けば）、ヒュージ！！！</div><div>（注・日本語を使う人口は決して多くはありませんが、iシリーズに関しては、最初から様々な言語と対応するキーボードがプレインストールされていますから、海外でも日本語環境がすぐに手に入るというメリットもあります。）</div><div><br /></div><div>そんな機会を作ってくれた会社に対して、30％「しか」払わずにその環境を利用できること、そして彼らに対する配分は、常に「変動費」であること・・・僕はなんて素晴らしいことだろうと思うと当時に・・・</div><div><br /></div><div>「そんなインフラは、彼らに任せておけばいいじゃないかよ！」</div><div><br /></div><div>と思うわけです。</div><div>そもそも彼らにそのレイヤにおいて勝てるわけないですしね（笑）</div><div><br /></div><div>そこで考えるべきは、「本質的価値」が何であるかを掘り下げ、その部分を強固にすることに時間や能力やお金をかけるべきなのだと思うわけです。</div><div><br /></div><div>そりゃやっぱり、コンテンツでしょう。</div><div><br /></div><div>世界に誇る漫画あるじゃないですか。</div><div>ゲームソフトあるじゃないですか。</div><div>素晴らしい文章を英語、中国語、ロシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語に翻訳して、彼らのプラットフォームを「利用して」売ればいいじゃないですか。</div><div><br /></div><div>そもそも日本って、「規格統一化」とか、「プラットフォーム作り」とか、下手なんですから＾＾</div><div><br /></div><div>彼らがせっかくリスクをとってくれて、せっかく作ってくれた機会を、「少々の配分を渡す代わりに利用すればよい」だけの話だと僕は思います。</div><div><br /></div><div>石田純一や郷ひろみに対抗するために、美容整形に通っても意味無いっつーの＾＾</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月16日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>梅雨明けのようですね＾＾</div><div>毎年恒例の「夏季長期休暇（梅雨明けから8月末まで）」ですが、今年は、特に休暇宣言いたしません＾＾</div><div>ただし、エッセイの執筆頻度を下げます。</div><div>（↑　つまり特に予定がないってことに過ぎないのですけれど（笑））</div><div><br /></div><div>皆様の夏も、素晴らしい体験に満たされた夏になりますように＾＾</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div>かなり余談ですが、僕の音楽視聴環境について書いてみます。</div><div>それは、一つの機器の提案でもあるのですが・・・</div><div><br /></div><div>僕は自宅に居るとき、当然ながら自宅のオーディオ（←アンプとスピーカ）でiPadによって再生される音楽を聴いています。</div><div><br /></div><div>最初は、iPadのイヤホンジャックと自宅のオーディオを、一端がステレオミニプラグで、もう一端がRCAジャック（←オーディオに繋ぐ赤と白と、映像がある場合には黄色のジャックがあるアナログのやつ）の長がぁ〜いコードで繋いで聴いていたのですが、これだとベッドに寝転んでネットサーフィンしたり、iPad持ちながら隣の部屋に移動したりするときに不便ですよね。</div><div><br /></div><div>そこで、Bluetoothによってワイアレスで再生できれば便利だよなぁと思い、早速近所の電気屋（といってもヤマダ電気テックランドなど大型店3店）に探しに行ったのですが、都合の良い製品が「無い！」のですよ。</div><div><br /></div><div>僕が理想とするのは、Bluetooth機器で、ミニプラグや光プラグの音声出力ジャックが付いていて、ACから電源を取れるモノです。</div><div><br /></div><div>オーディオのRCAジャック（または光ジャック）＜＝ケーブル＝＞Bluetooth機器のRCAジャックやステレオミニプラグジャック（または光ジャック）＜〜BlueTooth電波〜＞iPad</div><div><br /></div><div>としたいだけの話なのです。</div><div><br /></div><div>なんてことないモノなのですが、僕が探した限りでは見当たらないし、電気屋の店員も、「そういうのは無い」っていうわけです。</div><div><br /></div><div>なので仕方ないから、ミニプラグによってヘッドフォンを交換できるタイプの携帯用Bluetooth機器を買ってきて、ヘッドフォンの代わりに自宅オーディオを繋ぎ、同様の環境を実現しているのですが、どういうわけか携帯Bluetooth機器は、「充電中は電源が切れる」のですよ。</div><div>これも僕が調べた限りではすべての製品が同じ。</div><div><br /></div><div>そんなことだから、充電繰り返さなければならないし、充電中は音楽聴けないし・・・</div><div>ACから電源を取ってくれるだけでいいのに、それが無い。</div><div>電源を、車のシガーソケットから取れれば、車の中でも同じことが出来るのに、カー用品店に行っても、携帯音楽プレーヤーからFM電波を飛ばしてカーラジオのFMで聴くタイプのものばかり。</div><div>いまどき、そんなの音悪いっつーの＾＾</div><div><br /></div><div>どこかのメーカーが作ってくれるとうれしい＾＾</div><div>（もしかしたら、僕や電気屋の店員が知らないだけなのかもですが）</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「歴史は繰り返される」</title>
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    <published>2010-07-13T22:25:23Z</published>
    <updated>2010-07-15T22:22:41Z</updated>

    <summary>一つの業界に長く居て、歴史上のビジネスモデルや競争を見ていると、本質的に同じこと...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[一つの業界に長く居て、歴史上のビジネスモデルや競争を見ていると、本質的に同じことの繰り返しが行われていることに気がつきます。<div><br /></div><div>iシリーズとそれを利用するネット上の仕組みによって躍進する（米）Apple。</div><div>スマートフォン用プラットフォームAndroidによって迎え撃つGoogle。</div><div>iPodを進化させたiシリーズのおかげで、Appleは「少々」先んじていて、Googleは「少々」後発とみなされている。</div><div><br /></div><div>Appleのビジネスモデルは、スタートアップの早さという点において優位性のある、端末ハード＋OS＋サービスインフラの「垂直統合モデル」を採用し、Googleはスタートアップは遅れても、「うまく提携先を増やせれば」、後の巻き返しにおいて優位性のある、端末OS＋サーチエンジンをベースにした情報サービスに特化した「水平統合モデル」を採用する。</div><div><br /></div><div>この構図は、1990年代にMacintoshによる「端末ハードとOSの垂直統合モデル」によってGUI（＝Graphical User Interface）を普及させ、（ジョブス氏がスカリー氏に追い出されるまでの間）、業績好調だったAppleと、DOS/VからWindowsに発展させる過程でGUIを手に入れたMicrosoftによる「OSに特化し、ハードは他企業に開放する水平統合モデル」の競合構図に似ています。</div><div><br /></div><div>現在の構図においては、垂直統合モデル役として、当時とほぼ同じ手法で登場したAppleと、Microsoftに代わりGoogleが登場したという役者の違いがあるものの、構図自体は当時と大きな違いはない。</div><div><br /></div><div>しかし、当時より技術もインフラも進化したインターネットに対応し、Appleは、「ハードとソフトの垂直統合」から、「コンテンツ配信と課金」にまで、その垂直統合モデルの「縦方向」を延長したことが、「リスク＝不確実性の高まり」をもたらしています。</div><div><br /></div><div>つまり、Appleが縦方向に垂直統合モデルを延長したおかげで、良質のコンテンツを集め配信する仕事も増やしてしまったわけで、それが彼らの利益をさらに押し上げるのか、それとも、仕事を増やしてしまったおかげで（≒競合を増やし、提携などの手間を増やしたおかげで）、彼らの企業価値の不確実性が高まるのか、IT業界における勝敗の行方に非常に興味をそそられます。</div><div><br /></div><div>もちろん、当事者のAppleは、不確実性の高まりにおいて、ダウンサイドリスクより、アップサイドの方が遥かに大きいと判断したのは言うまでもないことだと思いますが、1990年代当時の歴史を参考にすれば、Google Androidの今後の躍進もまた非常に気になるところです。</div><div><br /></div><div>Appleが何を学習し、どう競争環境を戦っていくのか。</div><div>Appleの視点で観察することが、とっても楽しみですね＾＾</div><div><br /></div><div>こういった競争環境は、それが節度のある範囲であれば、消費者にとって有利なことばかりです。</div><div>競争によって、機能や使い勝手、そしてコンテンツの充実と低価格化がもたらされるからです。</div><div>しかし、「○○のソフトは、あっちでは使えるが、こっちでは使えない」などといった「下等」競争に陥ってしまえば、当事者も、消費者も、そして業界全体としても不利益をこうむることになるので、それだけは避けていただきたいと、消費者としても、投資家としても、業界ウォッチャーとしても、思う次第です。</div><div><br /></div><div>とはいえ、コンテンツホルダーにとっては、どちらが勝とうが、販売機会が増加するのであれば、言うことなしです。</div><div>一応、僕個人としては、サービスインフラの所有者ではなく、あくまでコンテンツホルダーですから、今後の「インフラ役者の競争」は、歓迎すべきことだと思います＾＾</div><div><br /></div><div><br /></div><div>一消費者としては、早く映画が観れるようになって欲しい。</div><div>TSUTAYAがやろうが、Appleがやろうが、Googleがやろうが、そんなことはどうでもいい。</div><div>iTunesで買った楽曲を、WindowsPC上のiTunesでも、そのWindowsPCに登録されたiシリーズでも聞けることと同じように、「僕が」買った映画については、自宅のテレビでも、自宅のPCでも、持ち運ぶiPadでも、それぞれの処理能力に合わせた最高の解像度で視聴できるようになっていただきたいと思います＾＾</div><div>（だって、映像を前提に、わざわざ64GのiPad買ったんだからさぁ＾＾）</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月14日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>先週末、食あたりで、その後体調悪く、エッセイをしばらくお休みしてしまいました。</div><div>すいませんでした。</div><div>読者の皆様も、「食べ物」には、十分注意してください。</div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div>参議院選挙の結果は、ざっくり言えば、民主党が議席を減らし、みんなの党がその分の議席を増やしました。</div><div>この結果について、</div><div>「（民主党は）消費税を謡ったから負けた」</div><div>といったような分析がマスメディアで行われていますが、僕はそうは思いません。</div><div><br /></div><div>これだけ国家財政の危機について騒がれている時代に、消費税率引き上げ「そのもの」が選挙の敗因だなんて、歴史を引きずりすぎた間抜けな分析だと、少なくとも僕は思います。</div><div><br /></div><div>有権者の多くは、消費税の引き上げ「そのもの」に反対なのではなく、過去の衆院選において、</div><div>「変化に期待して民主党に投票し、たくさん議席あげたのに、全然約束守れなかったジャン！」</div><div>という民主党に対する不信感から、民主党以外の、</div><div>「もしかしたら真っ当な政策を実現・・・いや、実現できないまでも主張してくれるのかも！」</div><div>と思える、みんなの党に票が流れたのだと、僕は思います。</div><div><br /></div><div>もちろん、「他人の気持ち」ですから、推測に過ぎませんけれど。</div><div><br /></div><div>日本人は、おばかじゃないと、僕は思います。</div><div>だから、</div><div>「合理的理由と、合理的使途を実現できるのであれば、消費税率の引き上げそのものには反対しない」</div><div>という有権者が大多数なのだと僕は思いますけどねぇ・・・</div><div><br /></div><div>ちなみに僕は、みんなの党に投票しました。</div><div><br /></div><div>PS:3</div><div>「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book04.html" target="_self">社長失格</a>」と、「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book05.html" target="_self">失敗から学べ</a>」の電子書籍化をどんどん進めています。</div><div>「iシリーズ向け」と書かずに「電子書籍化」と書くところが、コンテンツホルダーの気持ちを表現していると思います＾＾</div><div>コンテンツホルダーは、「どのプラットフォームで勝負すべきか」を排他的に考える必要は無く、「どれだけ多様な配信ができるか」を考えるべきですからね＾＾</div><div><br /></div><div>ってことで、電子書籍化に向けた「追記」の執筆締め切りが迫っているので、今日からがんばります！！！</div><div><br /></div><div>「社長失格」の初版が出たのは1998年11月。</div><div>だからもう12年も前です。</div><div>未だに、「ハードカバー」で売ってます＾＾</div><div>それが今度は電子書籍化・・・</div><div>自分でも信じられないぐらいのロングセラーです。</div><div><br /></div><div>でも、本当は、「社長失格の板倉」から卒業したいのですけれど（笑）</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「週末の徒然（リスクの天秤など）」</title>
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    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1651</id>

    <published>2010-07-08T23:49:54Z</published>
    <updated>2010-07-09T01:06:12Z</updated>

    <summary>書きたいことをiPadのメモに書き込んでいったら、結構な量になってしまったので、...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[書きたいことをiPadのメモに書き込んでいったら、結構な量になってしまったので、その中の一部について、それぞれを短く、週末の徒然とさせていただきます・・・<div><br /></div><div><b>＜リスクの天秤＞</b></div><div><b><br /></b></div><div><b><span class="Apple-style-span" style="font-weight: normal;">iPadをはじめとする新世代電子デバイスによる、様々な業界の変化について考えていると、「リスクの天秤」がいつも頭の中にあることに気がつきます。</span></b></div><div><b><span class="Apple-style-span" style="font-weight: normal;"><br /></span></b></div><div>たとえば、電子書籍などの「紙に比べコピーの容易な新メディアのリスク」について・・・</div><div><br /></div><div>コピーされるリスクを恐れ新メディアに対応しないことによって発生するであろう販売機会損失というダウンサイドリスクと、新メディアに対応したこによって著作がコピーされた場合の販売機会損失というダウンサイドリスクのどちらが大きいか、とか、それぞれの場合のアップサイドの違いはどれほどか、とか。</div><div><br /></div><div>つまり、簡単な話、「怖がって先に進まないか、勇気を出して先に進むか」って違いというわけです（笑）</div><div><br /></div><div>悩みどころですが、僕の経験上では、「勇気を出して進む」を選んだ場合の方が楽しい思い出だったりします＾＾</div><div><b><span class="Apple-style-span" style="font-weight: normal;"><br /></span></b></div><div><b><span class="Apple-style-span" style="font-weight: normal;"><br /></span></b><div><br /></div><div><b>＜車載用iPad Dock！＞</b></div><div><br /></div><div>先日のエッセイで軽く提案させていただいた・・・</div><div><br /></div><div>1、iPadを車の中で固定でき、</div><div>2、Dockコネクタによって、iPadの充電、車速情報のiPadへの送信、iPhoneの場合のハンズフリーセットに対応、</div><div>3、それらを利用するためのiPadアプリケーションのAppStoreによる配布</div><div><br /></div><div>は、結構行けると思ってます。</div><div>この後紹介するロンドンでのiシリーズの普及に関するレポートにあるように、諸外国ではすでにカーナビメーカーがiシリーズ用のアプリを開発→販売しているようですしね。</div><div><br /></div><div>で、「車内にどうやってこていするか」、について考えてみたのですが、当初は、「あらゆる車種に対応した個別の商品を作らなければならない」と思っていたのですが、DINコンソール・・・カーナビやカーオーディオなどの収納スペース規格・・・にそういった機器をはめ込むということにすれば、あらゆる車種に対応する商品を、「たった一つのラインナップ」で実現できますよね。</div><div>もちろん、iPadがDINサイズに収まるはずも無いので、DINコンソールには固定器具と通信ケーブルがあるだけで、実際にiPadを固定するのは、DINから突き出た「ユニバーサルジョイントの上の」iPad固定用のフレーム。</div><div>そうすれば、ユニバーサルジョイントのおかげで、あらゆる角度に調整→固定できるということで、利用者にとっても便利で、製造者にとってもコストダウンになるしってことで。</div><div><br /></div><div>以上、カー部品メーカーへの提案でした。</div><div>SONYが、「本来競合商品を有するはずの」Apple製iシリーズ用のオーディオ商品をだしているところなんか観ると、SONYから、かっこいいのがでるといいですよね＾＾</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>＜iPadの意外な効能（笑）＞</b></div></div><div><b><br /></b></div><div>このところ、ランチで飲食店を利用するとき、ついつい、iPadを持っていきます。</div><div>オーダーした料理が届く間、iPadをいじったりします。</div><div>それまで何度か僕が座っているテーブルに、水を持ってきたり、オーダーを取に来たウェイトレスが、3度目ぐらいにテーブルに来た時に言います・・・</div><div><br /></div><div>「iPadいいですねぇ！　私も欲しいんですぅ〜〜＾＾」</div><div><br /></div><div>な感じで。</div><div><br /></div><div>iPadの使い道・・・僕が想定していた以上にありそうです（笑）</div><div><br /></div><div>そうそう、その場で連絡先を聞いてしまうアプリってどうですかね（笑）</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>＜海外の事情＞</b></div><div><b><br /></b></div><div>当事務所プレミアクラブメーリングでは、この2週間、iシリーズに関する話題で、過去最高の盛り上がり中ですが（笑）、メンバーの中には海外在住の方もいらっしゃって、その中のお一人からのメールの抜粋を引用します・・・</div><div><br /></div><div><u>カーナビの代わりにというお話もありましたが、</u><u>こちらでも、大手カーナビ会社の tomtomをはじめ、各社以前から iphoneアプリだしてたようですし</u><u>（僕は、こっちでは車のらないので、使ったことないですが）</u><u>民放はじめ、BBCも全て、iPhone、iPadでＴＶが見れますし、</u><u>新聞も、FT、Gurdian、Independence、等ほとんどがアプリをだしているという状況で、</u><u>iPhone(iPad)が完全に（僕の）生活に密着してます。</u></div><div><div><u><br /></u></div><div><u>（とはいえ、なんといっても、外国人の僕にとって、iPhoneやMacをはじめ、Apple製品を買う</u><u>一番重要なポイントは、「ロンドンで買っても、最初から日本語完全対応」ってことですが。</u></div><div><u></u><u>アラビア語から、ロシア語から何でも最初から入ってますからねー。</u></div><div><u>こんなの他の携帯電話には存在しないので、日本語メールを読みたかった僕にはiPhone以外のチョイスが無かったというだけなんですが。。。）</u></div></div><div><i><br /></i></div><div><br /></div><div>ということです。</div><div>なんだか東京って遅れてませんか？</div><div>「リスクの天秤」が、彼らとは異なるのでしょうか。</div><div><br /></div><div><b><br /></b></div><div><b>＜在庫リスク＆流通コストの大きさ＞</b></div><div><b><br /></b></div><div>iPadのアプリケーション・・・特にゲームソフト・・・を毎日AppStoreで観て、買って、ダウンロードして、遊んでいて思うのですが・・・</div><div><br /></div><div>「どれもこれも安い！！！」</div><div><br /></div><div>のです。</div><div>GameLoftという会社が提供するゲームなんて、115円！とかで、立派なRPGやシミュレーションゲームなどを提供してくれていて、本当に感謝です＾＾</div><div>他の会社の提供するゲームでも、高くて1000円程度。</div><div>これまでのパッケージソフトの価格って、一体なんだったんでしょうね！</div><div><br /></div><div>なんだったって、それはつまり・・・</div><div><br /></div><div>1、物理的なパッケージの材料費（＝在庫リスク費用）</div><div>2、流通費</div><div><br /></div><div>などとなるわけですが、これ、ようするに、顧客が本来求めているモノと直接関係の無いこと（＝人）への配分のために、顧客が多くの支払いをしていた、ということの表れですよね。</div><div><br /></div><div>僕、個人的には、コンテンツホルダーであり、デジタルコンテンツ利用者ですから、コンテンツとそれを求める人が経済的に最短距離に居ることは非常に良いことなのですが、経済全体としてみれば、デジタル化によって必要では無くなる分野に帰属する方々のデジタル化による収入減が経済全体に与える影響は、決して小さくないと、思います。</div><div>けれど、だからといって、正当な市場競争を妨げたほうが良い、という結論に至るべきではないと思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月9日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>天気予報が全く当たらない今日この頃ですが、読者の皆様も良い週末を！</div><div><br /></div><div>僕は、天気がよければ、Ferrari F458italiaが納車された友人と共に、ドライブ・グルメ・ランチに出かける予定です＾＾</div><div>新しいフェラーリ、楽しみ＾＾＾＾</div><div>どういうわけか、所有しようとは思わないんだけれど。昔と違って。</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「技術の媒体は人」</title>
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    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1650</id>

    <published>2010-07-08T00:14:26Z</published>
    <updated>2010-07-08T00:54:03Z</updated>

    <summary>ある電子機器メーカーに勤めて3年目の方がこんなことを言っていました・・・「技術者...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[ある電子機器メーカーに勤めて3年目の方がこんなことを言っていました・・・<div><br /></div><div>「技術者の先輩たちは、みんな韓国や中国のメーカーに行っちゃった」</div><div><br /></div><div>一方で、韓国や中国の電子機器メーカーは、いつの間にか、最新の技術を詰め込んだ機器を次々に商品化し、グローバルマーケットでビジネスを展開するようになりました。</div><div><br /></div><div>巷には、強くなる中国元を背景に、高い技術を誇る日本企業が買収されるのではないかといった意見もあります。</div><div><br /></div><div>さて、あなたがもし、グローバルマーケットで躍進中のアジアの企業の経営者で、且つ、日本企業の高い技術力を、日本企業がキャッシュフローに変換するより遥かに効率的にキャッシュフローに変換できる戦略を持っていたとしたら、どうしますか？</div><div><br /></div><div>欲しい技術を持つ日本企業を、数十億、数百億、場合によっては数千億も支払って買収しますか？</div><div>それとも、その技術を持っている日本企業の優秀な技術者・・・おそらく年収1000万円前後・・・を、「今の5倍払うからうちに来ないか」と引き抜きますか？</div><div><br /></div><div>僕だったら、後者を選びます。</div><div>なぜなら、技術を生み出し、発展させ、継承する唯一の媒体は、企業ではなく「人」だと思うからです。</div><div><br /></div><div>企業買収によって手に入れることが出来るのは、人ではなく、ざまざまな権利に他なりません。</div><div>特許権、商標など。</div><div><br /></div><div>しかしそれらの権利は、人が何もしなければ、時間経過と共に価値が減少していきます。</div><div>インフレ時にキャッシュを持っていることが、時間経過による実質資産の目減りであることと同じように、技術もまた、日々ブラッシュアップをしつづけなければ、その価値が目減りする場合が多いわけです。</div><div>したがって、企業という「箱」を手に入れたところで、投資額に見合ったキャッシュフローが得られることはあまりない。</div><div>僕はそう思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>「発明に対する対価」についての議論において、発明の対価は『一般的に』○億円程度が妥当だ、などと、馬鹿げた意見があります。</div><div>発明・・・つまり今までなかった技術や方法なのですから、それに「一般的な価格」などありえないわけです。</div><div><br /></div><div>優秀な経営者の報酬がいくらであるかといった議論があります。</div><div>上場企業の経営者の報酬を「当該企業の株主に公開すること」は当然だとしても、その額がいかほどなら妥当であるかについては、当該企業の株主が決めればよいことであって、利害関係者で無い方々がどうのこうの言うことではないと思います。</div><div><br /></div><div>アップルでは、「音」だけを朝から晩まで考え、高額の報酬を得ている従業員が居たりします。</div><div><br /></div><div>「価値に応じた価格を支払う」・・・当たり前のことですよね。</div><div>しかし、多くの日本企業の場合、どこか「結果平等」を求めているように思います。</div><div><br /></div><div>単なる事務職の方・・・その仕事に価値が無いとは思いませんけれど・・・と、その企業の商品力に大きく貢献している技術者の給与の差が、わずか数倍の範囲であること。</div><div>これじゃ、やってられないですよね。</div><div><br /></div><div>政治は、貧困を防止することに興味があるようです。</div><div>それはそれで価値のあることだと思いますが、そもそもの経済の（一人辺りの）大きさが確保されなければ、貧困対策などできはしません。</div><div>経済の大きさを維持したり、成長させたりするのは、実は本の一握りの優秀な「人」に依存しています。</div><div>彼らに対して、「それなりの報酬」を支払うことを認めなければ、貧困さえ防ぐことは出来ないのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div>大切なのは、「人」なのであって、「箱」じゃない。と僕は思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月8日　板倉雄一郎</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「ネットビジネスモデルの条件（その６）意外な競合」</title>
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    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1649</id>

    <published>2010-07-05T23:40:06Z</published>
    <updated>2010-07-07T23:42:53Z</updated>

    <summary>あーやっぱりこうなってしまった。最初からわかっていたことなのだけれど、こうなって...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[あーやっぱりこうなってしまった。<div><br /></div><div>最初からわかっていたことなのだけれど、こうなってみると、結構後悔します・・・</div><div><br /></div><div>寝違えたみたいに肩と背中が痛い。</div><div>目が疲れて乱視がさらに酷くなったような感じ。</div><div>そして、ひたすら眠い。</div><div><br /></div><div>それは、手をつけてはいけないモノに手をつけてしまったからなのです。</div><div>オタクは、オタクの心をくすぐるモノに手を出してはいけないのです。</div><div><br /></div><div>でも、たくさんの体験と、たくさんのワクワクと、たくさんの驚きが「毎時間」あって、心は充実している・・・疲れはその対価、仕方がないです。</div><div><br /></div><div>今週も、先々週から始まった「ネットビジネスモデルの云々かんぬん」と題し、その実iPad体験記に過ぎないエッセイが続きます（笑）・・・</div><div><br /></div><div><br /></div><div>部屋にこもってiPadいじくるのもイイカゲンにしようと、久しぶりに・・・それは免停だったので40日ぶりぐらいにクルマで出かけました。</div><div>もちろんiPad持って＾＾</div><div><br /></div><div>当初、iPadを持っていく目的は、丸一日かけてCDからiTunesに吸い上げた楽曲をクルマのオーディオで聴くためでした。</div><div><br /></div><div>クルマ・・・Mercedes-Benz SL55 AMG・・・に乗り、「さてiPad何処に置こうかな・・・」</div><div><br /></div><div>最初は、ナビシートの上にポンと置いておいたのですが、ドライブ中に音楽変えたりするのが面倒だったので、ふと、センターコンソール（←「車載」オーディオとか「車載」ナビとかあるところ）にハマりそうな気がして置いてみました。</div><div><br /></div><div>そしたら、まんまとピッタリ！！！</div><div>↑　こういう瞬間って、つかの間のハッピーを感じますよね＾＾</div><div>　もう一台のクルマ（Mercedes-Benz E320 Station Wagon）にも乗せてみましたが、こちらの方がジャストフィットでした＾＾</div><div><br /></div><div>もちろん、置いた分、「車載」マルチファンクションディスプレイ（以下MFD）、エアコンの操作パネルは隠れてしまいますが、そもそも輸入車のMFDって一世代古いモデルが積まれているケースが多くて、僕のクルマも例外ではないので、使い勝手良いとはいえなくて、使っていないといえば使っていないし、エアコンに至っては、普段全く触れないので特に問題なし。</div><div><br /></div><div>縦置きのiPadの下の両角を、ちょいと圧力かけてコンソールに挟むように置いてみると横G・・・それは結構なGをもたらす走行が可能なクルマなのですが・・・にも耐え、しっかり固定されているじゃないですか！</div><div>でもちょっと心配だったのでフル加速・・・車重2トンのクルマに最高出力500馬力以上、最大トルク70Kg-m以上が生み出す加速は、0-100km/hをわずか4秒！・・・インスタント設置のiPadは案の定、倒れてシフトレバーにごっつん！でしたが、後1年、めちゃくちゃ安全運転しないとならない僕にとって、「そんなに加速しなくていいじゃん！」ってことで、これまたオッケー＾＾</div><div><br /></div><div>（以上、かなりiPadにひいき目な印象を持つ文章です＾＾）</div><div><br /></div><div>※実際の環境は・・・</div><div>1、ケータイF-06Bをアクセスポイントモードに設定〜ケータイがMoperaUに繋がり〜iPadがケータイのWi-Fi電波を見つけて自動接続するまでおよそ20秒。</div><div>2、ケータイを車載MFDのコネクタに接続・・・ケータイの充電（Wi-Fiアクセスポイントモードでの電力消費量は結構大きい）、MoperaUへの接続維持、車載オーディオとマイクでのハンズフリー通話、ケータイのSMSメールの送受信可能。</div><div>（友人が運転中の電話で検挙され、僕と同様、累積による免停になったのを機会に、クルマに乗るときは必ずMFDのコネクタにケータイを接続していますざんす＾＾）</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div>センターコンソールにハマったiPadをクルマのインテリアとして観てみると・・・</div><div><br /></div><div>素敵！</div><div><br /></div><div>なんだか、どでかいカーナビというかMFDのようで、なんだかクルマそのものがアップグレードしたような感じに見えなくもない。</div><div>先入観除いて考えてみると、「車載の」MFDより、iPadの方が、めちゃくちゃ高機能、高操作性なんですよね。</div><div><br /></div><div>iPodの操作もバッチリ！</div><div>センターコンソールだからナビシートからの操作も容易！</div><div><br /></div><div>そもそも、今流れている曲のアルバム表紙がセンターコンソールに、ばぁ〜〜んとあったりするのって、かなり新しい！ですよね。</div><div><br /></div><div>見やすい位置に置かれたiPadを眺めて次に思ったことは・・・</div><div><br /></div><div>そうだ！GoogleMapやってみよー</div><div><br /></div><div>早速軽くタッチしてGoogleMapを起動・・・</div><div><br /></div><div>おーーーっ！</div><div><br /></div><div>「車載の」ナビより画面デカいし、</div><div>拡大縮小もスクロールも楽だし速いし、</div><div>地図は「常に」最新だし、</div><div>経路機能を使えばルート案内もしてくれるし・・・ちゃんとクルマモード、徒歩モード、電車モードがありますし、ルート検索は「車載の」カーナビと同様に、一方通行やらなにやら実際の道路交通法を守ったルートを出してくれるし、</div><div>iPadは当然持ち運び自由だから、自宅などであらかじめブックマークしておいたお店などの情報をすぐに呼び出し目的地としてルート検索できるし・・・こういう使い方は、レンタカー利用の場合に価値が最大化しますよね。レンタカーにもナビ付いていますが、操作に不慣れだったり、そもそも自分のデータが入っていないですからね。</div><div>それどころか、ネットで調べた情報を直ちにカーナビ・・・じゃなかったGoogleMapに転送してルート案内を開始できるし！（←こういう機能を持った「車載の」カーナビもあろうかと思うけれど、実際使い勝手悪いでしょうね）</div><div>ルート案内モードであれば、常に（※15秒に一度程度の自車位置計測と表示）自車位置を表示してくれるし（※ただし、拡大縮小スクロールなどを一度でも行うと、GPSの継続受信をしなくなるので、そのたびにGPSマークをタッチしてやる必要があります）、</div><div>・・・・・・・・</div><div><br /></div><div>あれっ？</div><div>「車載の」カーナビの優位性ってなぁ〜に？？？</div><div><br /></div><div>iPad上のGoogleMapの問題点を「車載の」カーナビと比べ、細かいこと言えば・・・</div><div><br /></div><div>1、GPSだけが頼りの自車位置だから精度は落ちるし、上記のとおり「常に」自車位置が表示されるわけではなく、およそ15秒程度のタイムラグあり。</div><div>2、コンパスによる地図の回転も機能としては出来るが、コンパスモードにすると、車の中だからなのか磁石干渉とか何とかで地図がグルングルン回ってしまって使い物にならないので、ノースアップ表示が基本。コンパス補正（iPadを八の字にぐるぐる回す）後も、コンパスの高い感度をそのままGoogleMapが表現するので、ちょっとしたクルマのヨー変化にも地図の表示が反応して目が回ってしまいます）</div><div>3、（ルート上ではない）本当に細かい道路に車を乗り入れると、正確な位置を計測・表示できない。</div><div>4、トンネル内などGPSの電波が届かないところでは、正確な位置を表示できない。</div><div>（↑　ってか、トンネルの中に交差点とか飲食店とか、フツーは無いのですけれど（笑））</div><div>5、その他「カー」ナビに特化したいくつかの機能・・・昼／夜モード表示、オートリルート、音声ルート案内、自車の方向表示、走行履歴表示、渋滞情報レイヤ表示、交差点策代表時などなどななど・・・が満たされていない。</div><div><br /></div><div>となるわけですが、それって、本当に、ひ、つ、よ、う、、ですか？</div><div><br /></div><div>その「細かい使い勝手」を手に入れるために、新たに十数万円（＋取付費用・・・これが結構高い）を支払う価値って、本当にありますかね？</div><div><br /></div><div>しかも、iPadを「カーナビとして」買う人はごく少数派でしょうから、iPadをカーナビのために「も」使う場合、新たな投資はゼロですし。</div><div><br /></div><div>さらに、上記の「細かい問題点」のいくつかについては、ソフトウェアの改良・・・つまりGoogleMapのカーナビ機能の充実・・・によって可能です。</div><div>もちろんGoogleがやるかどうか知りませんけれど。</div><div>Googleがやらなかったとしても、Googleの地図データを利用したアプリケーションを誰かが作れば済むことですよね。</div><div>渋滞情報をはじめとする道路交通情報や店舗などの情報は、ネット接続さえ出来ていれば、ほぼ無限に手に入れることが出来るわけですから。</div><div><br /></div><div>こりゃカーナビメーカーの死活問題になりますね。</div><div><br /></div><div>たとえば、「iPad Dock搭載！」なんてクルマが出てきたら・・・</div><div><br /></div><div>DockからiPadの充電できたり、Dockから車速情報をiPadに送れたりすれば、ほぼ完璧なカーナビになりえますよね。</div><div><br /></div><div>どうですか？</div><div>iPadがバッチリハマるセンターコンソールのある車って、欲しくないですか？</div><div><br /></div><div>僕は欲しいな。</div><div>すごく欲しい。</div><div><br /></div><div>もちろん、既存の車載カーナビに慣れた人にとって、「現在の」GoogleMapの機能と、GPSだけを頼りにした自車位置計測では、「使い物にならない！」といえます。</div><div><br /></div><div>でも、「先行き」を考えた場合・・・</div><div><br /></div><div>これは、既存の出版社が、足元の収益急減を覚悟してでも、電子書籍に乗り換えるかどうかが問われていることと同じように、既存のカーナビメーカーが、iPad対応の「カーナビソフト＋iPad 車載ドック＋車速やVICSのセンサー」を有料リリースすることが問われる可能性が無いとはいえない・・・僕はそう思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>iPadが届いて1週間、やっと、それが「革命を起こす」ということの意味を実感しているところです。</div><div><br /></div><div>今回取り上げたカーナビ市場に限らず、過去に取り上げた電子書籍、ゲーム、事務機器としてのパーソナルコンピュータ、音楽や映画などエンターテイメント、電話やメール・・・</div><div><br /></div><div>あらゆる業界が「変化」を迫られることになるでしょう。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div>対する日本製は「機能」を売ることだけ考えて作られていると思います。</div><div>機能を詰め込み、カタログスペック上の機能を増やすことを目的にして作られたモノがほとんどです。</div><div>だから道具としてつまらないモノばかり。</div><div>そして、容易に価格比較されてしまうモノばかり。</div><div>だから価格競争（＝同じ価格での機能の詰め込み競争）「しか」勝つ方法がない。</div><div>デフレの原因でもあるし、過労の割には儲からない企業ばっかりの原因でもあります。</div><div><br /></div><div>一方アップルの場合、実は機能も盛りだくさんなのに、それを前面に出してはいません。</div><div>彼らにとって重要なことは、「使う者の気持ちよい体験」なのであって、「機能」じゃないんですよね。</div><div><br /></div><div>機能は手段・・・それ忘れてる日本企業にがっかりです。</div><div><br /></div><div>顧客が何を求めているのか？</div><div><br /></div><div>それ、日本企業には、今一度考えてみていただきたいと思います。</div><div>（技術的にはできるんだからさ）</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月6日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>「機能の詰め込み」に過ぎない多くの日本製にがっかりの毎日です・・・</div><div><br /></div><div>まずは、「Wi-Fiアクセスポイントのため」に調達したDocomo F-06Bですが、これ、めちゃめちゃダメダメマシンです。</div><div>（富士通の方には申し訳ないですが、事実ですから）</div><div><br /></div><div>iシリーズ同様のタッチパネルを採用していますが、CPUパワーに対して機能を詰め込みすぎたのか、あらゆる操作に対する反応が「遅い」のです。</div><div>反応が遅いから、何度もタッチする。</div><div>タッチしても反応しないから、タッチではなく、叩くことになる（笑）</div><div>すると、画面はいつの間にか、選んでもいない機能の画面になる。</div><div>のちろんタッチではなく、キーボードで操作しても遅いのには変わりありません。</div><div><br /></div><div>それだけじゃありません。</div><div>この機種の「売り」の一つであるフルHD動画撮影には、致命的なバグがあります。</div><div>一度でも撮影を実行すると、2回目の撮影時に「メモリの空きがありません」とのエラー。</div><div>調べると録画先のSDに空きメモリはたくさんある。</div><div>電源を入れなおすと、その後の一回目は、ちゃんと撮影できる。</div><div>ドコモショップに行ってクレームすると、その場でちゃんとエラーを再現できる。</div><div>すると、ドコモの人が、「他の方からも同様の問題が報告されています」だってさ（笑）</div><div>「お預かりして云々・・・」という対応を提案されたが、その間、僕はどーすりゃいいのよ！</div><div>ってことで、仕方なく「アクセスポイント機能としてだけ」使っているというわけです。</div><div>預けたところで、どうせアップデートが出来ない限り直らないだろうし、アップデートがでれば、アップデートするまでのことですから、わざわざ預ける意味無いですしね。</div><div><br /></div><div>で、「メモリの空きがありません」とエラーを返してきた状態で、動画撮影せずにフツーに待機させているとどうなるか・・・それは、ものすごい勢いでバッテリーが消費されていくんですよ。</div><div>ただ待ち受けさせているだけなのにです。</div><div>で、バッテリーが無くなって、このケータイが表示するのは、</div><div>「バッテリー残量がなくなっています。撮影を中止してください。」だって。</div><div>撮影していると思っているのは、ケータイそれ自身だけなんだけどね（笑）</div><div><br /></div><div>このケータイ、アクセスポイントを目的に買ったのでなければ、僕はぶち切れてると思う。</div><div>こんなに簡単に見つけられるバグがある状態で、商品として売ってしまう企業姿勢ってどうかしてますよね。</div><div>それも、富士通とドコモの二社を通過しているんですよ。</div><div>バグはある程度仕方ないと思います。</div><div>けれど、おそらくそのバグを認識しているはずの富士通やドコモが、顧客から文句を言わるまで、なんらアナウンスをしない姿勢には、あきれます。</div><div><br /></div><div>iPhoneの電波状況を監視して制御するソフトウェアにバグがあったというニュースがあります。</div><div>でも、F-06Bのバグなど、ニュースにならないどころか、ドコモでバグが確認されているのに、ドコモのサイトにも、富士通のサイトにも不具合に関する掲載がありません。</div><div><br /></div><div>この違い・・・iPhoneに対する世界からの期待が大きいということの証明ですよね。</div><div><br /></div><div>日本の技術者は、「バグがあっても大した問題にならない商品」なんてのを作ることによって人生の時間を消費することに満足なんでしょうか・・・</div><div><br /></div><div>と書いて、思い出しました・・・</div><div><br /></div><div>このところサムスンとか、中国のメーカーとかの技術レベル、非常に高くなっていますよね。</div><div>その原因、実は日本人の優秀な技術者がどんどん彼らに引き抜かれているからなんですよね。</div><div><br /></div><div>巷では、「中国元が高くなると、日本企業が買収される！」なんて間抜けな話もありますが、そもそも技術が企業という箱に入っていると思っていることに間違いがあります。</div><div>技術を運び、発展させ、継承させる唯一の媒体は、「人」なんです。</div><div>企業買収なんてしなくても、中核の技術者を買収してしまえばそれでＯＫ！なんですよ。</div><div>そのほうが、「遥かに安い」ですからね。</div><div><br /></div><div>その点、あまり問題にならないですね。不思議です。</div><div><br /></div><div>金持ちも居なくなる。</div><div>優秀な技術者も居なくなる。</div><div>若い人間の数は減る。</div><div><br /></div><div>それが今の日本です。</div><div>残念です。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div><br /></div><div>iPad使い始めて気がついたことがあります・・・</div><div><br /></div><div>この板倉雄一郎事務所のサイト、Apple製にほとんど対応できていない！（笑）</div><div><br /></div><div>早速対応を考えます。です。はい。</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「ネットビジネスモデルの条件（その５）電子化」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_193.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1648</id>

    <published>2010-07-01T22:00:24Z</published>
    <updated>2010-07-02T00:14:55Z</updated>

    <summary>「i文庫HD」というiシリーズ向けのアプリは面白いです＾＾PDFファイルをあっと...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<div>「i文庫HD」というiシリーズ向けのアプリは面白いです＾＾</div><div>PDFファイルをあっという間に電子書籍化して、ページめくりも「ぴろ〜〜ん」て出来るようになりますし、文章や表紙の体裁も非常に良く、実際の紙に印刷されたように見える文字は読んでいて疲れません。</div><div>有料（たしか700円）ですが、付属でたくさんの「青空文庫」がくっついてきます。</div><div><br /></div><div>板倉雄一郎事務所の小冊子シリーズ（<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book01.html" target="_self">SMU</a>、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book02.html" target="_self">KISS</a>、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book10.html" target="_self">DeepKISS</a>）の冊子印刷用PDFが手元にあるので、試しに（先のエッセイで紹介したDropbox経由で）iPad上のi文庫HDに読み込み、読んでみたところ、「何もしていないと同じなのに電子書籍になっちゃった」って感じです＾＾</div><div><br /></div><div><br /></div>情報コンテンツ・・・映画、雑誌や書籍、アプリケーションソフトウェアなど・・・の電子化は、現在それらを扱う業界にて、「コンテンツ提供者ではない方々」の予測を越えたスピードで実現する。<div><br /></div><div>このところ、iPadをしこたま使いまくって、以上のような確信を持ちました。</div><div><br /></div><div>その根拠1：予想以上に身近な方々がiシリーズを使っている現実</div><div><br /></div><div>これは、僕自身がiPadに触れて「一ユーザとして感じたこと」だけではなく、Appleによる販売実績レポート、当事務所のプレミアクラブ会員の方々のiシリーズ使用率、iシリーズ向け電子書籍の販売実績、そして、僕が著作権を保有する商用書籍の電子化に向けたオファーが複数あること・・・現在、電子化に向けて作業進行中です！決まったらこの場でご案内いたします・・・などなど、電子化への潮時を肌で感じることが多くなったこと。</div><div><br /></div><div>その根拠2：価値提供に応じた最適配分が可能になる</div><div><br /></div><div>書籍を例にすれば、現状、エンドユーザが支払った価格（＝書籍本体価格＋消費税）の内、作家（≒著作権保有者）に対する配分は、わずかに10％弱（・・・本体価格の10％が標準的印税率ですが、消費税を考慮すると10％弱になります）です。</div><div>残り90％強は、出版社、印刷会社、書店を含む流通などに配分されているというわけです。</div><div><br /></div><div>そのおかげで、エンドユーザが得る価値は、「良質な紙に印刷された物体としての本」。</div><div>逆に言えば、エンドユーザは、情報をその物体として受け取る代わりに、たくさんの「コンテンツホルダー以外の方々」の人件費を支払っている、ということになります。</div><div><br /></div><div>さて、一度でも電子書籍やそれに順ずるツール・・・スマートフォンでもiシリーズでもキンドルでも・・・に触れ、電子書籍を「体験」した人にとっての現状の物体としての本の価値は、支払う価格に見合う価値でしょうか？</div><div><br /></div><div>「ならない！」</div><div><br /></div><div>これが僕の結論です。</div><div><br /></div><div>また、「一読者」という側面だけではなく、作家としての立場のある僕にとって、印税10％・・・1500円＋消費税の書籍で得られる印税額は一冊あたり150円・・・は満足なのか？</div><div><br /></div><div>「満足しない！」</div><div><br /></div><div>これも僕の結論です。</div><div><br /></div><div>つまり、川下であるエンドユーザ（読者）も、川上であるコンテンツ提供者（作家）も、どちらも現状の配分に満足していない可能性が高いと、少なくとも僕は思います。</div><div><br /></div><div>エンドユーザとコンテンツホルダー以外の業界の方の中には、電子書籍に否定的な意見を持つ方も結構いらっしゃいます。</div><div>たとえば、電子書籍が普及しているアメリカと日本の違い・・・米では本が高い、紙質が悪い、重くて大きい、リアル書店が少ない、再販制度がないなどなど・・・を理由に、日本では普及が遅れれるとかいった意見があります。</div><div>けれど、こういった意見は、「（業界の）変化を免れるための結論ありきの理屈」に過ぎないのだとはっきり言ってしまいましょう。</div><div>（というかそういった否定的意見を持っている方ほど、iPhoneで電子書籍読んでいたりするものです（笑））</div><div><br /></div><div>だって、「最終的にお金を支払う方」、と、「最終的にお金を支払う方が本質的に求めるモノを作っている方」の両者が、電子化の方がいいぜ！ってことになれば、そんな否定的な理屈はあっという間に吹き飛んでしまうわけですから。</div><div><br /></div><div>否定的な方々が、キンドルやiシリーズの普及を「黒船来襲だ！」というのなら、歴史が証明するように、無謀な戦いを起こすより「提携」や「利用」を模索することの方が長期的には遥かに合理的だと思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>既存業態の方々の変化のしようはいくらでもあると思います・・・</div><div><br /></div><div>たとえば印刷会社の場合は、「それでも紙で読みたい」というエンドユーザ向けの「電子書籍印刷配達サービス・・・あなたの好みの紙と表紙、レイアウトで印刷してお届けします！」なんてサービスをやっても良いと思いますし、</div><div><br /></div><div>とえば出版社に帰属する編集者・・・コンテンツの一部だと僕は思っているのですが・・・は、素人作家のへたくそな文章・・・それは僕もプロなのに下手くそなのですが・・・を有料書籍として絶えうる内容に編集を請け負うサービスなんてありだと思いますし、</div><div><br /></div><div>書店や流通においては、「わしら年寄りにはアイなんとかなんて無理だし」っていう方々・・・は実はお金はたくさん持っているわけですが・・・を顧客に新しいサービスを展開できる可能性があると思うわけです。</div><div><br /></div><div>小規模書店の方々・・・は・・・店を賃貸住宅にするとかしかないかもですが・・・</div><div><br /></div><div>つまり、僕がベンチャーの価値を表現するときにたびたび使う・・・</div><div><br /></div><div><b>「変化を恐れリスクをとらないことが、将来の大きなダウンサイドリスクの原因になる」</b></div><div><br /></div><div>ということが、変化すべき時に変化を拒む業界の方々に伝えたい最も重要なことです。</div><div><br /></div><div>電子書籍に限らず、あらゆる「将来の予測」が、特に電気電子機器関連では急速に進むのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div>3Dテレビ・・・あと数年でやっと普及なんて思っていたら、あっという間に商品が出揃ってますよね。</div><div>電気自動車・・・言うまでもないですよね。</div><div><br /></div><div>こういった電気電子化が急速に進む背景には、特に若い世代が「クルマを買わなくなったこと」が一つの大きな要因としてあるのだと思います。</div><div><br /></div><div>僕のようなクルマ大好き人間でもない限り、クルマを所有し使うことは、とんでもなく馬鹿馬鹿しいことだと思います。</div><div>車両本体価格の支払いと、使うことや使わなくてもリセールバリューが年々低下すること、駐車場代、保険代、車検代、ガス代、万が一の場合のダウンサイドリスク・・・それらを支払っても実際に使うのは週に1度程度・・・こんな馬鹿馬鹿しいモノ、他にないですよね。</div><div>もちろん田舎の場合はその限りではないにせよ、「単なる足」であれば、500万円のクラウンは必要なく、軽で十分です。</div><div>つまり、消費者がクルマに支払っていた（または、支払う予定だった）お金を、もっと実用的な電気電子機器に対して支払うようになったという背景があるのだと思います。</div><div><br /></div><div>クルマの所有と維持にかかる費用を電子電気機器およびそのコンテンツに向けたら、ぶっちゃけなんでも買えますからね＾＾</div><div><br /></div><div>その上、後数年で、「クルマのアッセンブリーは旧来通りのジドウシャガイシャがやるが、部品は全部デンキヤサンが作っている」という現実を観るようになるのだろうと思います。</div><div>（ただし、エロいブランド・・・それはヨーロッパのブランドがほとんどなのですが・・・の場合は、この限りではないでしょう。なぜなら元から「単なる足」ではないからです。）</div><div><br /></div><div><br /></div><div>「乗り遅れるな！」なぁ〜んてムキになる必要は全くないのだと思います。</div><div>感じるまま、興味の向くまま自由に発想し、行動していれば、自然と波に乗ることが出来る・・・僕はそう思います。</div><div><br /></div><div>僕の場合も、興味本位でiPadをいじり、その感想を誰かに伝えたくてこうして表現しているだけで、実際のビジネスの話がどんどん舞い込む・・・そんなものだと思います。</div><div><br /></div><div>今、自分の居る位置に留まろう・・・変化しないことを望む・・・そのことの方が遥かに「疲れる」と思うのですけれど＾＾</div><div><br /></div><div>2010年7月2日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>当事務所のプレミアクラブ会員のiシリーズ保有率が高いことをどうして知ったかというと、本文でも紹介した当事務所の小冊子シリーズ（<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book01.html" target="_self" style="text-decoration: underline; ">SMU</a>、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book02.html" target="_self" style="text-decoration: underline; ">KISS</a>、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/selling/book10.html" target="_self" style="text-decoration: underline; ">DeepKISS</a>）をiPadのi文庫HDで読み込んで本棚に並べたホクホク感を、</div><div><div><br /></div><div>１、小冊子版を既にお持ちの方</div><div>２、iPad,iPhone,iPodのいずれかをお持ちの方</div><div>３、もちろんプレミア会員の方</div><div>４、絶対にコピーしたり配布したりしないという約束をいただける方</div></div><div><br /></div><div>の条件を満たす方にPDFファイル無償提供すると会員向けにお知らせしたところ、たくさんの会員の方から「くれ！」というリクエストがあったからです＾＾</div><div><br /></div><div>今後も、僕がすべての著作権を持つコンテンツはクラブ会員に（配布による経費が発生しない限り）無償で提供しようと思います＾＾</div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div>iPadで有価証券報告書を読むの楽しいですよ＾＾</div><div>ちょっと腕が疲れることがあるけれど寝っころがりながら読めるし、PCの画面より綺麗で目が疲れないし。</div><div>うふふ＾＾</div><div><br /></div><div>iPadとWindowsPCの使い分けスタイルがだいぶ板についてきました・・・</div><div><br /></div><div>情報を閲覧するにはiPad。</div><div>情報を作るにはWindowsPC。</div><div><br /></div><div>これですね！</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS^3:</div><div>蒸し暑っつい週末になりそうですが、読者の皆様も良い週末を！</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「ネットビジネスモデルの条件（その４）クラウド」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_192.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1647</id>

    <published>2010-06-30T23:56:17Z</published>
    <updated>2010-07-01T02:14:52Z</updated>

    <summary>「iPadを使い始めた」という情報を公表すると、様々な利用方法に関するアドバイス...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[「iPadを使い始めた」という情報を公表すると、様々な利用方法に関するアドバイスをiPhoneやiPadの先輩達からいただくことになりました＾＾<div><br /></div><div>なかでも、iPadと自宅PCの間のデータのやり取り・・・それはiTunesによる同期ではなく、外出時にiPadの内部に無い情報へのアクセスのことですが・・・について、クラウド系のツールをご紹介いただき、便利で感謝しているところです。</div><div><br /></div><div>すでにご存知の方も多いと思いますが、「Dropbox」は使い勝手が良いです。</div><div><br /></div><div>PCとiPadの両方にインストールしておけば、ネット接続さえ出来ていればいつでも情報にアクセスできます。</div><div>PC側には「My Dropbox」なるフォルダーが「MyDocuments」内に作られて、このフォルダーに必要なファイルを放り込んでおけば、外出先のiPadのDropboxアプリから簡単にアクセスできるというわけです。</div><div>「My Dropbox」に放り込んだファイルは、バックグラウンドでPCからクラウド上のサーバー（無料では2GBの容量で、月額料金を支払うと容量を増やせます。）にアップロードされ、外出先のiPad上のDropboxアプリのデータフォルダーには、実際にファイルを開かない限りサーバー上のファイルのインデックス「だけ」が見え、実際にファイルを閲覧しようとすると、ファイルがダウンロードされ表示されます。</div><div>また、閲覧したファイル（＝実際にダウンロードされたファイル）は、たとえばPDFであれば、iPad上のiBookアプリ内に格納することが出来て、外出先でのちょっとしたプレゼンテーションなんかに使えます。</div><div>もちろん、「素晴らしい技術」とか、「新しいアイデア」ではありませんし、既存の無料サービスでも工夫すれば同様の目的を果たせる場合もあります・・・たとえばGmailに必要なファイルをメールに添付したカタチで置いておくなど・・・ですが、このアプリの場合「使い勝手」が非常に良いと、少なくとも僕は感じました。</div><div><br /></div><div>このようなクラウド手法の利点は・・・</div><div><br /></div><div>1、ネット上の資源を有効利用できる</div><div><br /></div><div>情報インデックスの共有が基本で、実際の閲覧を行わない限り、ファイル本体（以下ボディー）の転送が伴わないので、自分のPCやiPadのコンピュータ資源（・・・ディスク容量、通信負荷）ばかりではなく、ネット上の資源（・・・トラフィック）の利用を最小限にすることが出来る。</div><div><br /></div><div>2、大容量のファイルでも容易にデータ交換できる</div><div><br /></div><div>メールソフトへのファイル添付の場合、相手先のメールサーバーやメーリングソフトの仕様次第では、ファイルが勝手に削除されてしまったり（・・・iPadの場合、ファイルが大きいとiPadのメーラーがダウンロードしてくれません）、そもそもメールのアップロードもダウンロードも結構時間がかかってしまいますが、それを回避できます。</div><div>（もちろん実際に閲覧するときはFTPが行われますから、その分待ち時間がありますが、My Dropbox フォルダ内のすべてのファイルをFTPするわけではなく、今見ようとしているファイルのみのFTPですから、イライラするほどではありません。）</div><div><br /></div><div>3、クラウド利用でネットの利便性を最大化できる</div><div><br /></div><div>いうまでもなく、自宅、外出先のプライベート端末、そして他人のPCなどからクラウド上のデータにアクセスできるわけですから、この上なく便利です。</div><div><br /></div><div>こういったクラウド利用の利点が最も顕著に現れるのが「大容量ファイル」の閲覧や配布の場合ではないかと思います。</div><div><br /></div><div>たとえば僕の場合、新調したケータイ（F-06B）・・・それは僕にとってWi-Fi親機としての機能が最も重要ですが・・・フルHD撮影が可能なので、パーティーやデートの際、ついつい撮影してしまうのですが、撮影なんかしてると、こう言われる事多くないですか・・・</div><div><br /></div><div>「今撮ったやつ後で送ってね＾＾」</div><div><br /></div><div>低解像度＆短い時間の動画であれば、ケータイメールでも十分に送れますが、フルHD＆長時間となれば、メールでの送信は無理。</div><div>DVDメディアに焼こうものなら、ファイル変換やらで結構な時間が必要になり、その間PCの資源はかなりの割合で占有されるので、お話になりません。</div><div>当然複数人への配布なんて絶対に無理。</div><div>そこで、クラウド上に保存しておいて、そのインデックス情報（と必要によってPassword）を配布したい複数の方にメールで送ればよいわけですよね。</div><div>後は、実際に誰かが閲覧するときにストリーミングだかFTPだかが行われるといったぐあいに。</div><div><br /></div><div><b>＜情報カテゴリの分離通信＞</b></div><div><br /></div><div>映像コンテンツは、大容量ファイルの代表例ですが、大容量であるからこそ、その扱いは上記のようにめんどくさい。</div><div>僕の考える理想的クラウド利用を映画で考えて見ると・・・</div><div><br /></div><div>一度、何らかの方法・・・店頭やアマゾンでDVDを買ったとか、VODサービスでストリーミング視聴したとかなんでもOK・・・で買ったことのある映画は、本人認証さえ出来れば、どんな場所のどんな端末でも視聴できる。</div><div>そうなってもらいたいものです。</div><div>出来れば、映画館で観た映画についても、同様に視聴できたら良いと思います。</div><div>映画のような商業コンテンツの場合であれば、一度なんらかの方法で買ったコンテンツを別の方法で視聴する場合には、その方法に関する付加費用だけ支払うといった感じで。</div><div>たとえば、一度DVDで購入しておけば、クラウド上の映画コンテンツをストリーミングによってケータイで視聴する時に、「新規の支払い」をするのではなく、ケータイでの視聴時に必要な「ファイル形式変換サービス」分の費用を支払うことによってケータイでの視聴ができるとか。</div><div><br /></div><div>その場合、面倒な利権問題はとりあえず置いといて、必要なシステムとは、コンテンツと利用者に関する情報を別々に管理・通信するインフラだと考えます・・・つまり、ライセンス管理サービス、映像コンテンツボディーの唯一存在、ファイル変換サービスなど。</div><div><br /></div><div>1、ライセンス管理サービス</div><div><br /></div><div>その人が、その映像コンテンツを見る権利を持っているか否といった「ライセンス管理」を行うサーバーがクラウド上に唯一存在すればよい。</div><div>というより、唯一の存在でなければまずい＾＾</div><div><br /></div><div>2、映像コンテンツボディーの一元化</div><div><br /></div><div>その映像コンテンツの「ボディー（←実際の映像データ）」は、クラウド上の「たった一箇所」にだけあれば、1のライセンス管理と合わせて、視聴権利のある人の視聴リクエストに応じて適当なファイル形式でストリーミングなりFTPなりしてやればいい。</div><div>この方法だと、コンテンツボディーになんらかの修正が加えられても、全世界の視聴者に対して修正が有効になる（ダウンロード保存している場合も、ファイルに変更を加えることは容易に出来る）</div><div><br /></div><div>3、ファイル変換サービス</div><div><br /></div><div>解像度や通信速度など、そのとき利用する端末の仕様に対し、コンテンツボディーを最適化させ送ってあげるサービス。</div><div><br /></div><div><b>で、何が出来るか？</b></div><div><b><br /></b></div><div>たとえば・・・</div><div><br /></div><div>「友人に映画をプレゼントできる」</div><div><br /></div><div>コンテンツボディーをDVDなどの物理メディアを送る必要なんてない。</div><div>友人がそのコンテンツを視聴できる権利を自らが買い、メールにてそのコンテンツの「インデックスだけ」を送ればよい。</div><div>受け取った友人は、メール上のインデックスをリンクすれば、ライセンス管理サーバーに問い合わせ後、そのコンテンツを、いかなる端末でも見ることが出来るといった具合に。</div><div><br /></div><div>「自分の映像をシェアできる」</div><div><br /></div><div>自分で撮ったパーティーの映像の権利は、（細かいことを言わなければ）自分がすべての権利を持っているわけだから、その旨を上記のライセンス管理に通知し、配布したい複数の友人へ無料で（場合によっては有料で（笑））ライセンスを提供し・・・「パーティーの映像見てね」と映像コンテンツのインデックスだけをメールによって送ればいい。</div><div>友人は、手元にある端末からパーティーの映像を観ることが出来る。</div><div><br /></div><div>「同じ映画を違う人と見る場合のコスト削減（笑）」</div><div><br /></div><div>まあこれは半分冗談ですが、彼女1と観た話題の映画を、全く観ていないふりをして彼女2と見に行く場合、一度その映画を「買ったことがある」という情報は、クラウド上にあるので、チケットをケータイのIDなど通信機能のある電子マネーで買うときには、「（自分の分は）映画館のスペース利用分」だけのチャージで観ることができるとか。</div><div>もちろん、このような機能は彼女1にも彼女2にも適用されるので、彼女1や2が、他の男性と見に行くときに、映画をおごる男性は、彼女の分の料金が安いことが気になったりするのですが（笑）</div><div><br /></div><div>といった具合に、大容量コンテンツとクラウドコンピューティングはとっても相性がいいと思います。</div><div><br /></div><div>ただし、様々な利権が絡むことですから、技術的なことより商業政治的な部分で実現は遠い将来ということになろうと思います。</div><div>本質的には、既得権を持つ者にとっても、以上のようなクラウドに賛同することは、足元の利益を失うが、将来の利益を増大させること・・・つまり投資・・・に値すると思うのですけれど。</div><div><br /></div><div>様々な端末の存在、大容量常時接続の常識化・・・これらはビジネスを大きく変える可能性を持っています。</div><div>後は、ビジネスの変化を恐れないビジネスマンの器量次第ってことではないでしょうか。</div><div><br /></div><div>こういった話は、文章で書くと、本当にめんどくさい。</div><div>30年後ぐらいには、脳みその中の映像を他人とシェアできるようになるかもよ＾＾</div><div>それって、結構、ヤバイですね（笑）</div><div><br /></div><div><br /></div><div>2010年7月1日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div><br /></div><div>テレビリモコンを使っていて毎度思うのですが、なぜ、「どこから飛んでくる電波か」によるカテゴリ分けが必要なんでしょうかねぇ？</div><div>地デジ、BS、CS、光・・・これらの違いって利用者にとってはどうでもいいことですよね。</div><div>録画されたかどうかさえ、YouTubeによって意味なくなっているんですから。</div><div><br /></div><div>もちろん、コンテンツはフリーが当たり前！なんていうつもりは全くありません。</div><div>むしろその逆で、視聴者の目的はコンテンツそのものなわけですから、そのコンテンツがどのような媒体によって運ばれ、どのような端末で観るのか、なんてことに視聴者の支払いの多くが配分される現在のシステムより、コンテンツそのものに対して多くの配分がされるべきだと思います。</div><div>そのほうが、より価値の高いコンテンツが増えると思うのですけれど。</div><div>（書籍の場合、著者への配分は、書籍購入者が支払う金額のわずか10％ですから）</div><div><br /></div><div>何度もしつこいようですが、既得権を持つ者が長期的視点を持って取り組めば、あらゆるビジネスが理想系に近づくと思うのですけれど。</div><div><br /></div><div>既得権者が、提供した価値以上に儲けるために、最終支払い者に経済的負担と非利便性を強いている・・・そんな非合理的なことは、技術と時間が変えていくことを願います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div><br /></div><div>経済見通しや相場については、悲観論ばっかりでおもしろくないので（笑）、しばらくは、分析系ではなく創造系のエッセイを続けたいと思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS^3:</div><div><br /></div><div>それにしても蒸し暑いですよね。</div><div>おかげで、部屋にこもってiPadいじりまくりです。</div><div><br /></div><div>でも、ふと、思うことがあります・・・</div><div><br /></div><div>「こんなに工夫しながらiPad使うなら、5万円のノートブックの方がいいんじゃないの？！」</div><div>って（笑）</div><div><br /></div><div>ノートブックなら、キーボード付いているし、ファイル操作やメールなど柔軟性が高いし、そもそも慣れてるし・・・つまりWindowsPCなら、ぶっちゃけなんでも出来ますよね。</div><div>大きさだって、iPadに本皮カバーとか被せたら同じぐらいですからね。</div><div><br /></div><div>でも、逆に言えば、それでも使いたくなるアップル製って、まさに「エロさの価値あり！」ってことですね＾＾</div><div><br /></div><div>アップルの業績を見ていて思うことは、「機能の詰め込みじゃ儲からない」ってことです。</div><div><br /></div><div>それにしても、iPadの液晶画面上のソフトキーボードに慣れようと努力する僕って一体・・・</div><div><br /></div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「ネットビジネスモデルの条件（その３）」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_191.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1646</id>

    <published>2010-06-28T20:34:16Z</published>
    <updated>2010-07-01T04:15:42Z</updated>

    <summary>先週末、なんとなく気になって、注文していたiPadの配送状況をヤマト運輸のトラッ...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[先週末、なんとなく気になって、注文していたiPadの配送状況をヤマト運輸のトラッキングサービスにてチェックしたところ、7月3日に到着予定だったはずが、6月26日の時点で「配達中」との表示。<div>27日日曜日には、しっかり届けていただきました。</div><div>おかげでこの週末は、iPadにしっかり、たっぷりハマることに＾＾</div><div>以下、まる二日に渡るiPad三昧から得られた情報や感想などを書いてみたいと思います・・・</div><div><br /></div><div><b>＜ビジネスモデルとして見たiPad（やiPhone）＞</b></div><div><b><br /></b></div><div>ビジネスモデルを評価するとき、その概念図や機能に目を通し、全体像を頭に思い浮かべながら、あーでもない、こーでもないと、脳内シミュレーションによって評価することがあります・・・でもそんなのは、やはり「頭でっかちな方法」に過ぎないのだと再認識しました。</div><div><br /></div><div>実際に、自分のお金を差し出し手に入れ、自分の時間を使って触れ、自分の感性で感じ、さらに付加価値に対し自分のお金を差し出し、遊びに興じるという「経験」によって初めて得られること、それが如何に大切であるかを実感しました。</div><div><br /></div><div>iPadに対する巷の（特にマスメディアによる）評価は、その直感的操作性や物理的なカタチに関するものが多いのですが、iPadという端末に加え、PCとしてのMac、アプリケーションソフトウェアとしてのiTunes、ネット上のiTunesやApple Storeなど、Appleの端末商品やネット上の仕組み全体を見た場合のiPadの位置付けは・・・</div><div><br /></div><div>Appleのビジネスモデルを利用するための「一端末に過ぎない」</div><div><br /></div><div>ということが良くわかりました。</div><div><br /></div><div>最初は、iPad（やiPhone）のカタチに惹かれ、操作性に惹かれ、購入し、触れているうちに・・・</div><div><br /></div><div>「どんどんお金を使うハメになる！」（笑）</div><div><br /></div><div>からです。</div><div><br /></div><div>iPadが到着したての時は、iPadそれ自体をいじくることに集中するわけですが、一通り道具として自分のモノにすることができると、次は、その道具を応用して使いたくなる。</div><div>そうなれば、Appleにとってはしめたもの（笑）、iPadのデスクトップには、その欲望を満たす扉が最初からあるわけですから。</div><div><br /></div><div>システム手帳に毛が生えた程度の利用目的で買った人であっても、iTunesで配信される音楽、AppStoreで閲覧できる膨大な数のアプリケーションが放つ魅力、さらに、それらに極めて容易にアクセスし購入することができる設計・・・誘惑されない人は、おそらく少数派だと思います。</div><div><br /></div><div>僕の場合も、たった2日間で、デスクトップにあるアプリケーションは、有料・無料あわせて3ページ分にもなってしまいました。</div><div><br /></div><div>このところ、最初「だけ」タダ、遊び進めるとお金を巻き上げられるケータイゲーム市場がにぎわっていますが・・・それはまるで世界的金融危機の元凶であるところの、最初の数年「だけ」支払いの少ないサブプライムローンの仕組みに似ていますが（笑）・・・彼らケータイゲーム業が、一つ一つのアプリケーション（←ゲーム）の中で、お金を上手に巻き上げる仕組みを持っていることに対し、Appleのそれは、端末（Padなど）←→通信機能（ネット）←→オンラインショップ（iTunes、AppStore）と「垂直統合されたサービスインフラ全体」が、上手にお金を巻き上げる仕組みになっているわけですが・・・</div><div><br /></div><div>それって、i-modeとおんなじジャン！</div><div><br /></div><div>などと、体験なしの頭でっかち評価をしてしまいそうですが、i-modeがネット上の様々な「機能」を売っているのに対し、Appleの場合は、そのサービスインフラ全体が利用者に様々な「体験」を売っているのだと思います。</div><div><br /></div><div><div>Appleのビジネスは、その昔から、「機能ではなく魅了を売る」、が継続されている・・・Appleに触れるたびに、毎度そんな感想を持ちます。</div><div><br /></div><div>「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_53.html" target="_self" style="text-decoration: underline; ">エロさの経済価値</a>」をはじめ、過去のエッセイで何度も書いていることですが、その価値を容易に価格に換算することができてしまう「機能」より、その価値が人によって千差万別＝価格に置き換えることが難しい「魅了」の方が、「うまくすれば」、多くの利益を創造することに繋がる・・・それこそがAppleの業績の根拠だと思います。</div></div><div><br /></div><div><b>＜無料の方が面白い！？＞</b></div><div><br /></div><div>昨夜、先日のエッセイでも書いた「iPhoneの達人」と一緒に面白い遊びを思いつき、数時間に渡ってプレイしてしまいました。</div><div>そのゲームとは・・・</div><div><br /></div><div>「爆笑アプリ見せ合いっこゲーム！」</div><div><br /></div><div>ワイン片手に、彼女がiPhone、僕がiPadで、それぞれがAppStoreをはじめとするネット上からアプリケーションを検索→ダウンロード→見せ合うだけ＾＾</div><div><br /></div><div>ルールは、</div><div>1、自分が探し出したアプリで相手を爆笑させた者の勝ち。</div><div>2、アプリは無料に限る。</div><div>それだけ。</div><div>で、数時間に渡り「無料で」楽しめました。</div><div><br /></div><div>ちょっと前、「人は無料の方が他人に価値を提供したがる」をテーマにした本が話題になっていたことを証明するかのように、少なくとも僕らにとって、数百円程度のアプリより、無料のアプリの方が「笑えた」のでした。</div><div><br /></div><div>チョイゲーは無料がいい。</div><div><br /></div><div>お金をいただくための「手段として」作られたモノより、楽しいという動機から作ることそれ自体を「目的とした」モノでは、後者の方が「面白い」。</div><div>それはおそらく、映画であろうが、書籍であろうが、ゲームであろうが、同じなのだろうと思います。</div><div><br /></div><div>作者自らの人件費以上のコストのかからないチョイゲーの場合（≒投資額の回収が絶対条件ではない場合）、その傾向は顕著になるのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div><b>＜こまったちゃん系＞</b></div><div><b><br /></b></div><div>とは言え、問題が無いわけではありません・・・</div><div><br /></div><div>1、フラッシュに対応していない</div><div><br /></div><div>これは、iPhoneも同様ですが、閲覧するサイトがFlashによって書かれていると見ることができません。</div><div>「Get FlashPlayer」のリンクをタッチするも、Adobeのサイトには、「Adobe cannot provide Flash Player for the iPhone, iPad or iPod touch.」との表示。</div><div>Appleでは、同機能のソフトウェアを開発中ということですので、しばらく待つしかなさそうです。</div><div>それでも大きな問題にはならないのですが、僕の場合は、このエッセイを書いているMovableTypeが一部Flashで書かれているようで、これをiPadで書くためには、あらかじめメモパッドかなんかで下書きした内容をコピペで流し込む手間が必要なようです。</div><div><br /></div><div>ということで、本日のエッセイの段階では、まだWindowsPCにて執筆しています。</div><div>ただ、PCのある自宅に居るとき、「わざわざ」、というか、「一生懸命」、iPadを使う必要なんてないわけで、必要なときに必要な道具を使い分ければよいわけですよね。</div><div>でも、使って（浸かって、漬かって）みたくなるApple製には、間違いなく「エロさの価値」がありますよね＾＾</div><div><br /></div><div>2、操作性は優れているが柔軟性に欠ける付属メーラー</div><div><br /></div><div>付属メーラーの場合、受信トレイ内に（端末内での）新規フォルダを作ることができない。</div><div>サーバー側でやってくれということなのだろうけれど、結構困る。</div><div>けれど、PCがメイン、iPadはサブという位置づけであれば全然問題なし。</div><div>というよりiPadの新規スタートアップにはiTunesの入ったPCとのUSB接続が必要なわけだから、最初からそういう設計なのですが。</div><div><br /></div><div>3、意外と使いにくい、タッチパネルとリアルキーボードの組み合わせ、だが・・・</div><div><br /></div><div>Keyboard DocにiPadをさして繋ぐと、文章入力時にキーボード上にある手を、ポインティング時には画面上に持っていかなければならないので、結構腕が疲れる（笑）</div><div>この点については、ポインティングカーソル（←画面上の矢印アイコン）と決別したタッチパネル方式だから仕方ないのですが、僕にとっては「もと」IBM製のThinkPadのキーボード上の圧力デバイス（トラックポイント）の方が、キーボードのホームポジションから両手を動かさずにポインティングができるので都合が良い。</div><div><br /></div><div>けれど・・・</div><div><br /></div><div>アップルによる「割り切り」が、むしろ彼らの商品の価値を高めているとさえ思います。</div><div>対極にある日本製のケータイ上位機種・・・たとえば僕がiPad用に調達したF-06Bなどがそうですが・・・の場合、何でもかんでも「機能を」詰め込んだがゆえの没個性になってしまっていますから。</div><div><br /></div><div>その昔、Macがデビューしたときも、マウスのボタンは「一個だけ」でした。</div><div>その割り切り、結構いけてると感じました。</div><div><br /></div><div>「こいつは、こうやって使ってもらいたいんだよ」</div><div><br /></div><div>といった、Appleからの、「製品にこめられたライフスタイルの提案」を感じ、非常に納得した次第です。</div><div><br /></div><div>モノや機能があふれる現在、「割り切り」って結構価値を生むのではないでしょうか。</div><div>よく言われる台詞ですが・・・</div><div><br /></div><div>「なんでもできるは、なにもできないことと同じ」って＾＾</div><div><br /></div><div><b>＜その他の使用レポート＞</b></div><div><br /></div><div>以前のエッセイ、「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_it.html" target="_self">ネットビジネスモデルの条件（その１</a>）」に書いた、</div><div><br /></div><div>ケータイのWi-Fiアクセスポイントモード機能によるiPad Wi-Fiモデルのネット接続、つまり・・・</div><div><br /></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><u><i>iPad＜＝Wi-Fi＝＞Wi-Fiアクセスポイントモードのケータイ＜＝携帯電波網＝＞ネッ</i></u>ト</span></div><div><br /></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "></span>は、予定通りバッチリ動作しました。</div><div><br /></div><div>在宅時の、</div><div><br /></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><u><i>iPad＜＝Wi-Fi＝＞自宅のアクセスポイント＜＝ＮＴＴ光＝＞ネット</i></u></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><u><i><br /></i></u></span></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><i><span class="Apple-style-span" style="font-style: normal;">に比べれば、当然遅いですよ。</span></i></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><i><span class="Apple-style-span" style="font-style: normal;">でもそれは、ドコモと同じ通信方式のソフトバンクモバイル3Gも同じこと。</span></i></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><i><span class="Apple-style-span" style="font-style: normal;">だから、アクセス可能エリアの広さから、僕の通信環境の方が実用的だと思います。</span></i></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">ただし、アクセスポイントモード時のF-06Bは写真撮影など一部の機能制限がありますが</span></font><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; ">、電話やケータイのメールなど、基本の動作は保証されていますから、</span><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; ">ケータイで電話しながらiPadでウェッブ閲覧も、もちろん可能です。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; ">（↑　実証済み）</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: Verdana, Geneva, Arial, Helvetica; line-height: 20px; "><br /></span></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">以上、2日間に渡るiPadハマリレポートでした。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">まとめると・・・</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">ネットビジネスも機能から魅了の時代へ。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">といったところでしょうか。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">最初は、そのカタチや操作性に魅了され、購入し、使っていくうちにズルズルと消費してゆく・・・</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">それは、恋愛の過程にとってもよく似ていると思います。</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;"><br /></span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">恋愛上手は仕事上手ですからね＾＾</span></font></div><div><font class="Apple-style-span" face="Verdana, Geneva, Arial, Helvetica"><span class="Apple-style-span" style="line-height: 20px;">逆もまた真なり・・・ってことにしておきましょう（笑）</span></font></div><div><br /></div><div>2010年6月29日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>おかげで、めちゃくちゃ疲れてます（笑）</div><div>体は元気・・・というよりちょっとメタボが進行・・・ですが、頭と目と肩はめちゃくちゃ疲れちゃってます。</div><div><br /></div><div>「め！かた！こし！に効く！」のフレーズのサプリメントを飲んで、また「バイオハザード4」をやっちゃおーーーー＾＾</div><div><br /></div><div>PS^2:</div><div>そういえば、免停明けてドライブ可能になりました！</div><div>のですが、少なくとも後数日は、クルマよりiPadのような気がします（笑）</div>]]>
        
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    <title>ITAKURA’s EYE 「ネットビジネスモデルの条件（その２）」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_190.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2010://1.1645</id>

    <published>2010-06-23T22:58:05Z</published>
    <updated>2010-06-24T00:51:04Z</updated>

    <summary>（米）FOMCの声明は、景気判断と見通しに付いて、概ね、慎重というかネガティブで...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[（米）FOMCの声明は、景気判断と見通しに付いて、概ね、慎重というかネガティブでした。<div>（新興国を除く）世界の失業率の高止まり、PIGSを起源とするユーロ圏の金融システム不安の再燃、中国人民元相場の非市場性などなど、FOMCの声明があろうがなかろうが、先行き不安のタネは多岐に渡ります。</div><div>振り返ってみれば、今に限らずその昔から経済は常に不安定、不確実、不透明だったわけですが、グローバリズム・・・特に情報と金融・・・により、様々な事象が世界経済に与える影響にレバレッジが効く傾向は、今後益々強くなるように感じます。</div><div>つまり、世界経済の見通しは、今後益々「不確実性が高まる」と言っても過言ではないでしょう。</div><div><br /></div><div>そんな経済環境を前提にした場合、「どんなビジネスモデルが有利であるか」、について僕なりの考えを書いてみたいと思います。</div><div><br /></div><div>「高い不確実性」を前提にしたビジネスモデルの要素とは・・・（過去にも書いてきたことですが）</div><div><br /></div><div><b>1、ダウンサイド限定</b></div><div><b>2、レバレッジとアップサイドの可能性</b></div><div><br /></div><div>に集約されると考えます。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>1の「<b>ダウンサイド限定</b>」とは言わずもがな、「計画通りに事が運ばなかった場合に想定される損失が限定的である」という意味ですが、具体的には・・・</div><div><br /></div><div>（1）、変動比率の高いビジネスモデル</div><div><br /></div><div>不確実性が高いということは、個々の事業における需要が不安定であるということですから、事業開始当初から「売上高が変動する可能性が高い」ということになります。</div><div>売上高が計画を下回ることがあった場合、利益が減少することはあっても、損失を最小限に留めることができれば、少なくとも事業の継続性は維持されます。</div><div>そのためには、「変動比率の高い（＝固定費率の小さい）」ビジネスモデルが有利であることは疑いがありません。</div><div><br /></div><div>（「変動費」・・・売上高の増減に連動して増減する費用）</div><div>（「変動比率」・・・経費に占める変動費の割合）</div><div><br /></div><div>変動比率が高ければ、計画通りの売り上げを達成できなくとも、大きな損失を抱える必要がありません。</div><div>もし、計画以上の売り上げが達成できた場合、変動比率の高いビジネスモデルは、変動比率の低いビジネスモデルに比べ、得られる利益は減少しますが、「高い不確実性」を念頭に置けば、変動比率の高いビジネスモデルが合理的です。</div><div>高い不確実性の前では、変動比率の低いビジネスモデルの利点は、「取らぬ狸の皮算用」ということになるでしょう。</div><div><br /></div><div>（2）、ノンレバレッジ（＝有利子負債に依存しない）の資金調達</div><div><br /></div><div>これは言うまでもありません。</div><div>ノンレバレッジの資金調達は、もし計画以上の売り上げが達成できた場合、高レバレッジの資金調達に比べ、得られる利益は減少しますが、「高い不確実性」を念頭に置けば、ノンレバレッジの資金調達が合理的であり、高レバレッジの資金調達は上記同様「トラタヌ」ということになります。</div><div><br /></div><div>（3）、ショートポジションではなくロングポジション</div><div><br /></div><div>あくまで理論的なことではありますが、金融取引において、ショートポジション（＝売りポジション）は、アップサイド（＝キャピタルゲイン）が限定的であり、ダウンサイド（＝キャピタルロス）は無限大です。</div><div><br /></div><div>たとえば、、株価の上限は「理論的に」無限大ですから、株式売買におけるショートポジションは目論見が外れた場合の損失を限定できません。</div><div>（もちろん、ロスカットによる損失限定はできます）</div><div>また、株価の下限は「ゼロ」であって「マイナス」はありませんから、ショートポジションの利益は限定されてしまいます。</div><div>つまり、高い不確実性を前提にした場合、ショートポジションは非合理的なポジションであるといえます。</div><div><br /></div><div>一方、ロングポジション（＝買い）は、株価の上限が「理論的には」無限大・・・それが当てはまる会社は無いのですが（笑）・・・ですから利益の可能性は無限大ですし、株価の下限がゼロですから、損失は限定できるわけです。</div><div>（もちろん、投資資金のレバレッジ次第では、ロングもショートもリスクを増幅してしまいます）</div><div><br /></div><div>以上は、「株価が上昇トレンドでなければ手出しができない」ということを意味しません。</div><div>たとえば、オプション取引の場合、プットオプションのロングポジションであれば、株価下落見通しにおいても、ロングポジションによるキャピタルゲインを得る可能性がありますし、損失も限定されます。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>もう一つのビジネスモデルの条件である「<b>レバレッジとアップサイド可能性</b>」とは、商品販売におけるレバレッジを得ることにより、アップサイドの可能性を高めるということですが、具体的には・・・</div><div><br /></div><div>（1）商品を需要に応じて低コストでコピーできること</div><div><br /></div><div>たとえば書籍の作家というビジネスモデルであれば、「もし」ベストセラーになれば印税ガッポリですが、書籍の販売部数が増加することによる変動費の増加は（作家サイドには）全くありませんから、アップサイドは理論的に無限大です。</div><div>その書籍を扱う出版社においては、書籍の販売部数が増加すれば、印刷費用などの費用が増大しますが、あくまで変動費ですから、出版社においてもアップサイドは理論的に無限大です。</div><div>（ただし、出版社はたくさんの固定費を抱えていますけれど＾＾）</div><div><br /></div><div>この「商品におけるレバレッジ（＝ローコストコピー）効果」が最大化するのが、本題であるところの「ネットビジネス」であり、「ソフトウェアビジネス」であることは言うまでもありません。</div><div><br /></div><div>スマートフォン用であれ、ゲーム専用機用であれ、ケータイ用であれ、それらのアプリケーションを商品とし、パッケージ販売ではなくネット配信に限定すれば、書籍の場合の印刷費用に該当するコストも、パッケージコストも必要ないわけですから、「アップサイド無限大」を実現できます。</div><div>また、開発費用をノンレバレッジの資金調達によって行えば、ダウンサイドも限定されます。</div><div>（このビジネスモデルの場合、変動比率が低く（＝固定費の占める割合が多く）なりますが、変動費が極めて小さいことにより、計算上の変動比率が低いだけですから、否定的要因にはならないでしょう。）</div><div><br /></div><div>＜少々余談ですが本題に絡めて最も言いたいこと＞</div><div><br /></div><div>不確実性を前提にした場合のビジネスモデルの条件・・・商品のレバレッジによるアップサイドとダウンサイドの限定・・・を満たす上で、ネットビジネスが最適なのは、言うまでもないことなのですが、それがわかっていないビジネスマン、起業家が、「めちゃくちゃ」多い現実があります。</div><div><br /></div><div>かく言う僕の場合も、思ったほど儲からない現実を見るまで「わかっていない口」でした＾＾</div><div>ソフトウェアビジネスは、ローコストコピーによる商品のレバレッジこそビジネス上の有利な点であるにもかかわらず、僕が20代前半に行っていたゲームソフト開発の「請負仕事」は、その有利な点を全く生かせず、単なる家内制手工業に過ぎませんでした。</div><div><br /></div><div>ソフトウェアの「請負仕事」をビジネスモデルとして比ゆすれば、それは美容室と同じです。</div><div>美容室というビジネスを馬鹿にしているわけではありません。</div><div>ビジネスモデルの比ゆとしては、マッサージ師でも、ネイリストでもソフトウェア「請負仕事」と同じで、レバレッジが効きません。</div><div>それらのビジネスモデルで収入または利益を増やそうと思えば、自らの働く時間を長くするか、がんばって単価を上げる（＝上げらるようにする）しかないわけですが、どちらの効果も自ずと限界があることはいうまでもありません。</div><div><br /></div><div>ソフトウェアビジネスやコンテンツビジネスの場合、レバレッジの恩恵を受けるビジネスモデルで無い限り、「やらないほうがマシ」です。</div><div><br /></div><div>（2）規模の大小に依存しない労力であること</div><div><br /></div><div>この条件は、（1）とダブル内容ですが、わかりやすい例として金融取引があります。</div><div>為替トレードの場合でも、株式トレードの場合でも、100万円の取引と1億の取引では、規模が100倍も違うのに、労力の違いは、キーボードの「ゼロ」2ストローク分だけです（笑）</div><div>これこそが、金融機関の個人報酬が高額であることの大きな理由でもあるわけです＾＾</div><div>一方、運送業を比較例にすれば、ニンジンを100万個運ぶ場合と1億個運ぶ場合では、その労力は、おそらく100倍近く違うでしょう。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>以上が僕が考えるところの「ネットビジネスモデルの条件」ですが、今後、現在進行中のIT環境リニューアルが完成し、様々なネットビジネスに今以上に触れることによって、様々な分析や評価をこの場で表現できるようにしたいと思います。</div><div><br /></div><div>今日はこんなところで。</div><div><br /></div><div>2010年6月24日　板倉雄一郎</div><div><br /></div><div><br /></div><div>PS:</div><div>以上のビジネスモデルの条件は、たとえば株式投資における投資対象の企業価値評価の際にも、当該企業の成長性や継続性・・・つまり将来キャッシュフローの見通しを測る上でも十分に使えると考えます。</div><div>長期投資であれば・・・最近そんな方法は人気がありませんが（笑）・・・ビジネスモデルの分析は、極めて重要です。</div><div><br /></div>]]>
        
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