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    <title>板倉雄一郎事務所</title>
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    <updated>2009-07-03T06:36:03Z</updated>
    <subtitle>企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト</subtitle>
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    <title>お知らせ 「インプットモード・暫くエッセイお休み」</title>
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    <published>2009-07-01T01:37:46Z</published>
    <updated>2009-07-03T06:36:03Z</updated>

    <summary>読者の皆様、いつもエッセイ閲覧していただきありがとうございます。 時流に適切で、...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>読者の皆様、いつもエッセイ閲覧していただきありがとうございます。</p>
<p>時流に適切で、且つ読者にとって価値のある文章を書き続けようと努力してまいりましたが、このところのいわゆる世界同時不況に端を発した様々な社会の変化を受け、これまでの経験や知識の範囲を超えて、様々な分野の知識や情報を、集めたり学んだり分析したりする必要を僕は強く感じています。</p>
<p>一言で表現すれば、現在の知識や経験の範囲に基づいたアウトプットには限界がある、と感じています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕がそう思うに至ったいくつかある原因の一つが、先日の「朝まで生テレビ！」出演です。</p>
<p>出演者というよりスタジオ観客に等しいぐらい発言できなかったのですが、今回、発言できなかった原因を一言で表現すれば、「カルチャーショック」です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「日払いだった給与が、週払いになったおかげで生活できなくなった」<br />（スタジオ観客の発言）</p>
<p>「所持金が無いところで、漫喫に長時間滞在して、会計ができなかったら警察に突き出されそうになった。」<br />（パネリスト湯浅氏のケースレポート）</p>
<p>「新しいトヨタの社長は、トヨタの株式を〇万株も持っているですよ！」<br />（共産党小池氏の発言）</p>
<p>などなど。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これらの「左寄りの」発言を聞き、「自分と価値観が違うどころか、共通する言葉さえ見当たらない方々をどう捉えればよいのか」・・・スタジオに居るときから僕はボー然と考えこんでしまっていました。</p>
<p>その後、出口を見つけることができず、皆さんもご存知の通り、エッセイも書かずじまいです。<br />（実は、ネガティブエネルギーの集団の中に3時間も居たことの後遺症が続いているだけなのかも知れませんけれど）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ぶっちゃけ、僕は、その知識と経験が限定的であることを痛感し、自分の未熟さを強く感じています。<br />そんな状態では、自ら書いたエッセイに自信を持つことなどできるはずもありません。<br />自分の主張や分析に自信を持てるようになるまでの暫くの間、インプットを強化する時間を持ちたいと思い、エッセイを休止したいと思います。</p>
<p>日々、学ぶことはたくさんあります。<br />ですから、一つ一つ学んだことをこの場で読者の皆さんにシェアすることは可能です。<br />しかし、それら断片的な学びや発見が複数重なり、頭の中で有機的に結合し、その結果体系的な「考え方」に発展した上で表現しなければ、単なる知識や情報の取次ぎに過ぎず、その方法には付加価値がないという判断です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>エッセイ休止期間中は、当事務所プレミアクラブの活動（エッセイらしきものはプレミアクラブのメーリングにて表現いたします）、既に開始している新規事業の推進、得意分野に焦点を絞った一般販売用書籍の執筆、そして、人に会い現場の情報を知ったり、書籍を読み知識のレバレッジを増やすインプットに専念したいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以上、読者の皆様へのご報告でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年7月1日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />ワインの飲みすぎなのか、実は体調も芳しくありません。<br />「病は気から」といいますが、「気は体から」ともいえると思います。<br />その上、「女性関係」も芳しくありません（笑）</p>
<p>暫く、寺での修行とまでは行かなくても、それに近い生活によって、自分の精神的肉体的メンテナンスをしなければならない時期なのだと思うわけです。</p>
<p>文章で書くと、どことなく暗ぁ〜い感じがしますが、むしろ前進するための準備と捉えているせいか、自分が積極的に変化を求めていることに新鮮さを感じていますので、ご安心ください。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ITAKURA’s EYE 「朝まで生テレビ！」</title>
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    <published>2009-06-26T01:07:20Z</published>
    <updated>2009-06-26T08:11:36Z</updated>

    <summary>その理由は僕の知るところではありませんが、日本全体が「選挙モード」にある今、本日...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>その理由は僕の知るところではありませんが、日本全体が「選挙モード」にある今、本日の「朝まで生テレビ！」のテーマは、「ニッポンの貧困と政治」だそうで、特に若者に関する問題（自殺、雇用機会など）を議論する「予定」になっています。</p>
<p>「予定」・・・この番組、過去に数回出演させていただいた経験上、事前の構成案は、番組進行に「ほとんど関係ない」ので（笑）、恐らくはテレビ的（←つまり田原さん的）に、「自民 VS　民主」みたいな政治の話が中心になるのではないかと思っています。</p>
<p>（出演者がこんなことを書くのはいかがなものかと思いますが、今の時期なら、朝まで生テレビのテーマを、「どうなる！地方発の政治改革！」にしたほうが視聴率稼げると思うんですけれどねぇ・・）</p>
<p>ってことで、僕の発言機会は相当少ないと思いますので、あまり期待しないでくださいね。<br />（VS議論でごちゃごちゃになったら、いつものように僕は黙ってますし）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>過去の同番組出演直後に書いたエッセイで、格差と雇用に関するちょうど良い内容がありましたので、リンクします・・・</p>
<p><a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakurastyle/itakurastyle_234.html" target="_self">ITAKURA STYLE 「格差問題」</a></p>
<p>1年半ほど前のエッセイですが、2008年金融危機を経た今も主張は大きく変わりませんので、参考までにお読みいただければと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>まあ、久しぶりのメディア出演を楽しんできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月26日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;&nbsp;</p>
<p>PS:<br />政治が面白くなってきましたね。<br />あっちからも、こっちからも、「俺にやらせろ！」と手が上がることは、非常に良いことだと思います。<br />だって、有権者の「オプション（＝選択肢）」が広がるわけですから。</p>
<p>ただ、ちょいと気になることは・・・</p>
<p>コンビニの店長として業績を上げたということが、フランチャイズ本部でも業績を上げられるということでは必ずしも無い、ことです。<br />（↑　比ゆがわかりにくいですかねぇ？）</p>]]>
        
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    <title>ＩＲ物語 第56回「リーダー交代の潮目」</title>
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    <published>2009-06-24T08:22:57Z</published>
    <updated>2009-06-25T00:00:58Z</updated>

    <summary>（毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。） 板倉雄一郎事務所パー...</summary>
    <author>
        <name>システム管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="By S.Yoshihara" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="パートナーエッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>（毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。）</p>
<p>板倉雄一郎事務所パートナーの吉原です。</p>
<p>最近、いろんなところで「リーダー」の交代劇が目につきますね。</p>
<p>例えば、<a href="http://www.asahi.com/business/update/0623/NGY200906230007.html" target="_blank">トヨタ自動車</a>は創業家への大政奉還を行いましたし、<a href="http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/b40115a96cd044932a47bdfd021cf943/" target="_blank">ホンダ</a>や<a href="http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090319/biz0903190023000-n1.htm" target="_blank">東芝</a>は今後の成長分野に精通した人材を経営トップに起用。</p>
<p>また、県知事ではタレント出身の知事が大きく注目され、千葉市長選では31歳の若手候補が当選しました。</p>
<p>一方、日本郵政のトップ人事はずいぶん迷走していますね。</p>
<p>（かんぽの宿に関する一連の報道を見ていると、「中途半端に利害調整するとロクなことにならない」ということをつくづく感じます）</p>
<p>ただ、今年夏の総選挙で政界の勢力図が塗り替えられる中で、こちらも収束していくでしょう。</p>
<p>こうしたリーダー交代の流れがあちこちで目につくということは、新リーダーには過去のしがらみと決別し、新しいビジョンを打ち出してもらいたいという期待が大きいということだと思います。</p>
<p>ただ、こうして新リーダーが誕生すれば後は全てＯＫというわけではなく、</p>
<p><strong>「周囲の人達が新リーダーをどのようにサポートするか？」</strong></p>
<p>という点が個人的には大事だと感じています。</p>
<p>というのも、本当に「過去のしがらみと決別し、新しいビジョンを打ち出す」ことができる新リーダーは、一般の人々にとって受け入れ難い面が多々あるからです。</p>
<p><strong>【新しいリーダーに求められる要件】</strong></p>
<p>私は今のようなご時世こそ、世の中の常識を変える「起業家マインド」を持ったリーダーが必要だと思います。</p>
<p>私はこれまでのキャリアを通じて、一貫して「ビジョンを掲げる起業家の方々に対する実務的な支援」を続けており、幸いにも多くの優秀な起業家の方々とお仕事させて頂くことができました。</p>
<p>起業家にも様々なタイプの方がいらっしゃいます。</p>
<p>派手な方もいれば、地味な方もいらっしゃるし、<br />体育会系な方もいれば、文科系な方もいらっしゃるし、<br />高学歴な方もいれば、学歴なんて無縁な方もいらっしゃいます。</p>
<p>ただ、私の経験則では、どんなタイプであれ、世の中にインパクトを与えている起業家の方は下記の２つの要素を必ず持っているように思います。</p>
<table cellspacing="1" cellpadding="3" width="100%" bgcolor="#000033" border="0">
<tbody>
<tr>
<td valign="top" align="left" width="100%" bgcolor="#cccccc">（１）シンプルに物事を突き詰められること<br />（２）状況に応じて自分の意見を柔軟に変化できること</td></tr></tbody></table>
<p>世の中で解決が困難とされている問題の多くは、当事者がいろんなことを考慮し過ぎてわざわざ難しくしている側面があります。</p>
<p>こういう時に、様々なしがらみをあえて考慮せず、シンプルな視点から利害関係者全体の利益を最大化させる解決策を提示できる人が優れた起業家だと思います。<br />（例えば、かんぽの宿の問題も「経済的取引」の視点で考えれば<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_110.html" target="_self">結論は自明</a>ですよね）</p>
<p>また、現在のような変化が激しい環境の中で問題解決を行うには、より高い視点で物事を考えた上で柔軟に対処することが必要になります。</p>
<p>一般的に「整合性」や「一貫性」は周囲に安心感・信頼感を与える概念であるため、自分の過去の言動や成功体験等から路線変更することはなかなかできなかったりします。</p>
<p>しかし、起業家の方々は、より高い次元の目標を達成するためには低い次元での整合性（一貫性）には全くこだわりません。</p>
<p><strong>【良薬は口に苦し？】</strong></p>
<p>ただ、これって、ある意味「空気を読まない人」です。<br />言い換えるならば、「波風を立てる」人ですね。</p>
<p>優れた起業家が掲げるビジョンは一部の人達にとっては「ミもフタもない厳しい意見」であることが多く、また、そのビジョンを形にするには、現場の実務担当者が様々な現実とのギャップを解消する必要があります。</p>
<p>また、起業家マインドを持ったリーダーの言動は環境変化に応じてどんどん変化しますので、周囲の人達からすれば「一貫性がない」「信用できない」というように受け止められるかもしれません。</p>
<p>特に最近は「空気を読まない」人への風当たりが強いため、こうした人達が叩かれやすい環境にあるように感じませんか？</p>
<p>起業家マインドを持った人達を「最初に持ち上げて、後で落とす」事例って、けっこうあるように思います。</p>
<p>でも、そういう対応ってどうなの？と思うわけです。</p>
<p>リーダーを取り巻く人達は、安全な場所からリーダーを批判・評論するだけでなく、リーダーの掲げるビジョンを前向きに受け止めてサポートすることで本当のリーダーシップが醸成されていくように思うのです。</p>
<p><strong>【まとめ】</strong></p>
<p>単なる景気の循環にとどまらず、今は時代の大きな変わり目だと思うので、<br />我々が新しいリーダーをどのように受け入れるのかというのは非常に重要だと思います。<br />（場合によっては、戦争の可能性だってありえるわけですし･･･）</p>
<p>これから新しいリーダー達が掲げるビジョンは、耳障りの良い話もあれば、厳しい話もあると思います。そして、積極的に支持すべきリーダーもいれば、そうでないリーダーもいると思います。</p>
<p>私は、それらを冷静に吟味した上で、納得できるビジョンを掲げている新リーダーに対しては批判・評論するよりも積極的に支援したいです。</p>
<p>最近のリーダー交代に関する一連のニュースを見て、そんなことを思いました。</p>
<p>2009年6月25日　 S.Yoshihara<br /><a href="https://www.yuichiro-itakura.com/cgi-form/index13.php" target="_self">ご意見ご感想</a>、お待ちしています！</p>
<p>ＩＲ物語バックナンバー<br /><a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/partner_essay/by_syoshihara/sy_055.html" target="_self">ＩＲ物語 第55回「今、住宅って買い時？」</a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ITAKURA’s EYE 「悪いインフレの兆候」</title>
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    <published>2009-06-23T23:20:31Z</published>
    <updated>2009-06-24T06:25:12Z</updated>

    <summary>このところの世界経済の各種モノサシ（←マクロ指標など）、および、各国（←特に中国...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>このところの世界経済の各種モノサシ（←マクロ指標など）、および、各国（←特に中国）の経済政策を、一つ一つ細かく捉えるのではなく、全体の「模様」として観て「感じる」ことは・・・</p>
<p>「たちの悪いインフレの兆候」</p>
<p>に集約されるのではないかと、僕は思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>1、「内需拡大」という中国の経済政策は、</p>
<p>2、中国国内の需要を同国内で賄えない資源を世界中で確保することになり、</p>
<p>3、中国国内で保有する資源（←鉄、非鉄関連の資源）の輸出制限を伴い、</p>
<p>4、しかし一方で、日米欧は中国の需要にすがる他無い状況であること。</p>
<p>これらを招いたのは・・・</p>
<p>グローバリズムの中で機能するという国体を鑑みずに、経済危機対策のための世界中のバラマキ（←あらゆる通貨の価値下落）を行ったことに起因し、</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その結果・・・</p>
<p>1、バラマキによって、消費に必要なマネー以上のだぶついたマネーがコモディティー市場に向かい、</p>
<p>2、中国による資源消費、および、資源確保の影響と合わせて、コモディティー価格の上昇を招き、</p>
<p>3、各国の中央銀行では「国債買取」以外に制御不能な長期金利の上昇を招き、</p>
<p>さらに、その結果・・・</p>
<p>「通貨価値下落」＆「≒コモディティー価格上昇」＆「≒長期金利上昇」による、たちの悪いインフレ・・・</p>
<p>すなわち、スタグフレーションに陥る可能性が高まっているのだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>バラマキ効果による「一時的な」統計数値回復を根拠とした脳天気な世界各国の「株価上昇」もまた、たちの悪いインフレを映し出す鏡に過ぎないと僕は思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>確かに現在示されているCPI（←消費者物価指数）は、どの国でも低下傾向にあります。<br />けれども、コモディティー価格が以上のような要因による上昇するとすれば、それらの「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_103.html" target="_self">資本市場インフレ</a>」はいずれ、一般消費者にとっての「好ましくない価格上昇」として現れてくることでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ぶっちゃけ、「良い兆候」なんて、どこにも見られない、と思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今後の世界経済の鍵を握るのは明らかに中国です。<br />人口もめちゃくちゃ多いし、「上昇気流が当たり前」だと思っている国民は恐らく多いでしょうし、一党独裁体制を「維持し続けたい」と思う中国共産党は・・・</p>
<p>「真っ当な経済成長」より、「国民に飴を与えること」に、より興味があるのだと感じます。</p>
<p>一党独裁体制を維持するために、「外部に敵を作る（←多くの場合日本）」か、「国民に飴を与えるか」が、彼らの常套手段だと思っている僕は、彼らの政策が世界経済を窮地に陥れる可能性が高いと感じます。</p>
<p>そもそも、金融ショック以降、世界で「最も早く」バラマキ政策を打ち出したのは中国です。</p>
<p>これは、「中国政府が最も機敏だった」と言えますが、何に対して機敏だったのかといえば、それは、「真っ当な経済成長」のためではなく、「国内の混乱に対して機敏だった」、だけであると僕は思います。</p>
<p>中国のビジネスモデルは、明らかに、「労働集約型のアッセンブリー」にあり、高度な技術を要する原材料は、日本などから輸入し、その利益は、米国の「過剰消費」によって支えられていましたから、「顧客（←日米欧）」が購買力を失ったとき、最も損失を蒙るのは中国です。</p>
<p>彼らは、国内の輸出企業の業績悪化⇒暴動の多発⇒中国共産党への批判⇒・・・</p>
<p>そういった彼らにとっての最悪のシナリオを回避するために、「機敏」に反応したのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おかげで、世界経済の先行きは、冒頭で書いたとおり、いいこと何にもなし、に傾いて居ると思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>確かに、短期的には、日本国内における「中国向け輸出企業」の業績は底を打ち、上昇傾向に入っている数値も見られます。<br />しかしながら・・・</p>
<p>1、それが中国の一時的なバラマキ効果に過ぎないであろうこと、<br />2、もしそれが継続したとしても、コモディティー価格の上昇から、輸出企業の利幅は減少し、元の木阿弥、になる可能性が高いと思います。</p>
<p>元の木阿弥ならまだマシですが、スタグフレーションに陥ったとしたら、もっと悪くなるわけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ああ中国、勘弁してくれよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月24日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />川島なお美さんの結婚披露宴がメディアで話題になっていますよね。<br />披露宴に招待された「芸能リポーター」が出演していた番組の司会者に・・・</p>
<p>「御祝儀いくら持っていくか悩みますよねぇ？」</p>
<p>と聞かれ、</p>
<p>「そうですよね、片手では失礼だとは思うんですけれど」</p>
<p>だってさ（笑）</p>
<p>あれだけのシェフを集めて、あれだけの素材（特にトリュフの量は凄かった）を使い、恐らくはDRCをはじめとするワインも振る舞われるはず・・・</p>
<p>「片手（←5万円）では失礼だと思う」って・・・はぁ！！！！！！！</p>
<p>少なくとも30万は包まないとダメでしょ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とはいえ、川島なお美さんの、「それって演技ですかぁ」みたいな感動振りには、辟易してしまいましたけれど（笑）</p>
<p>お幸せに。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />気合で風邪治しました！<br />今は、病み上がりですが、昨日、一昨日と休ませていただいたおかげで明日からは完全復帰できそうです。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ITAKURA’s EYE 「プチ・インプットモード」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_117.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1532</id>

    <published>2009-06-23T01:09:56Z</published>
    <updated>2009-06-23T01:19:37Z</updated>

    <summary>私事で恐縮ですが、昨日の午後からどうやら風邪を引いてしまったようで、極めて体調悪...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>私事で恐縮ですが、昨日の午後からどうやら風邪を引いてしまったようで、極めて体調悪いです。<br />昨日、筆（タイプ）が進まなかったのも、体調によるものだと気がつきました。</p>
<p>こういうときに、「がんばって！」なんて思って文章を書いたとしても、プチ・ネガティブが行間から読者に伝わり、読者に悪い影響を与える可能性があると考えるので、エッセイはお休みします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その代わりと言ってはなんですが、昨日アマゾンから届いた書籍をひたすら読みまくろうと思います。</p>
<p>インプットモードは、計画せずとも必然としてやってくるものですね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは失礼いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月23日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>お知らせ「週明けのお知らせ」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/oshirase/post_207.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1531</id>

    <published>2009-06-22T02:11:35Z</published>
    <updated>2009-06-22T02:43:13Z</updated>

    <summary>「お知らせ」としましたが、特にお知らせすることも無く、また、本日はどういうわけか...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>「お知らせ」としましたが、特にお知らせすることも無く、また、本日はどういうわけか筆（タイプ）が進まず、過去のエッセイをお勧めする次第です。<br />どうかお許しください。</p>
<p>ITAKURA’s EYE の過去のエッセイは、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/" target="_self">こちら</a>から。</p>
<p>あまりはかどっていませんが新連載「幸せに生きる経済学」は、<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/happy_finance/" target="_self">こちら</a>から。</p>
<p>どうぞよろしくお願いいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月22日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:でも、ちょっとだけお知らせがあります・・・</p>
<p>2009年6月26日金曜日の深夜（正確には6月27日土曜日の早朝）、久々に「朝まで生テレビ！（テレビ朝日）」に生出演する「みたい」です。<br />「みたい」とは、同番組のご担当者から先週、電話での出演依頼をいただいたのですが、その後音沙汰が無いので、もしかしたら僕の出演が没ったのかも？って思っているからですけれど。</p>
<p>電話口では、<br />担当の方：「では、この電話で出演了承いただいたということでよろしいですよね？」<br />僕：「はい、久しぶりによろしくお願いいたします。」<br />ということだったのですが・・・</p>
<p>テーマも良く覚えていないので、とりあえず企画書待ちです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />先週末は、なんだかさっぱり予定が無かったので、一人と一匹で趣味の料理を少々・・・<br />（だって、デートの予定すら無いんだもん！！！）</p>
<p>メニューは、「そら豆のビシソワーズ」、「茄子とゴーヤのキーマカレー」。</p>
<p>そら豆大量に買い込んで、ビシソワーズ作りました。<br />これ、この時期に毎年作るんですけれど、とにかく手間のかかる料理の一つです。<br />何が大変かって、そら豆の外側剥いて、出てきたマメの皮も剥かなきゃならず、その上、スープにすると結構量が目減りするので、そりゃもう大変。<br />「マメが三つ入っていますよ」的な外観なのに、実は二つしか入っていなかったりするし。<br />煮た豆をつぶして水加えて裏ごしするの結構大変だし。<br />なんだかんだで、洗い物増えるし。<br />飲食店のビシソワーズには、生クリームをはじめとする調味料がたくさん入っているのですが、せっかく自分で料理するんだからと、可能な限り「素材の味」で作ってみたら、美味しかったですよ（ニコニコ）<br />主に、朝食用の備蓄です。</p>
<p>「茄子とゴーヤのキーマカレー」は、超簡単でしかも美味しい料理の一つ。</p>
<p>たっぷりのオリーブオイルをフライパンに敷き、弱火でにんにくを炒めます。<br />このときの香りがたまらんです。<br />にんにくの風味がオリーブオイルに十分移ったところで、玉ねぎのみじん切りを色が透明になるまで弱火で丁寧に炒めます。<br />（ここまでの作業を丁寧にやるか否かで、味の深みがぜんぜん違います。）<br />鶏肉と豚肉の合挽き肉を加え、さらに炒めます。<br />十分に炒めたところで、水とカレー関連調味料（クミン、ターメリックなどなど）を、勘でデキトーに入れ煮込みます。<br />茄子とゴーヤ、そしてエリンギ（←これは食感のため）を、それぞれ1cm四方に細かく切って、お皿に乗せてラップしてレンジで1分チンします。<br />食感を残すために、ひき肉が十分に煮込まれた頃に、チンした野菜類を加え、さらにカレー関係調味料（ガラムマサラなど）を、これまた勘でテキトーに加え出来上がり！</p>
<p>自分で言うのもなんですが、ホント大成功！のキーマカレーになりました。<br />昼食べて、夜食べて、夜食に食べて、翌朝の朝食カレーにもしちゃいました。<br />ゴーヤが好きな方は是非。<br />でも、ゴーヤの苦味がダメな人は、絶対に止めておいてください（笑）</p>
<p>うまかったぁ〜〜</p>
<p>僕、料理が好きなくせに、いわゆるレシピは一切知りません。<br />調べることも無ければ、覚えるには至りません。<br />だって、一度食べれば、大体わかりますからね。<br />料理はレシピで覚えるのではなく、舌で覚えるんだと思うんですけれど。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>企業と法律 第44回「21世紀の世界情勢　その２」</title>
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    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1529</id>

    <published>2009-06-17T16:39:52Z</published>
    <updated>2009-06-17T23:26:06Z</updated>

    <summary>（毎週木曜日は、パートナーエッセーにお付き合いください。） 最近のパートナーエッ...</summary>
    <author>
        <name>システム管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="By M.Mori" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="パートナーエッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>（毎週木曜日は、パートナーエッセーにお付き合いください。）</p>
<p>最近のパートナーエッセーは、「企業と法律」という題に反して、世界情勢やらG20の話が増えてきました。</p>
<p>今回もあまり変わらないとお叱りを受けるかもしれませんが、オバマ政権と法律事務所というのも、見方としては面白いと思います。</p>
<p>皆さん、オバマ政権への献金（選挙資金集め）ランキング１位は、どなたかご存知でしょうか。</p>
<p>今、まことしやかに献金（選挙資金集め）ランキング１位と噂されているのが、John V. Roosという人物です。</p>
<p>この人物は、<a href="http://www.wsgr.com/WSGR/index.aspx" target="_blank">Wilson Sonsini Goodrich &amp; Rosati</a>という法律事務所のCEOの弁護士です。最近、次期駐日大使候補として注目を浴びています。</p>
<p>さて、いくら選挙資金集めで貢献したからといって、今まで法律事務所の所長をやっていた人が、いきなりアメリカを代表して日本大使をするというのは、日本ではちょっと考えられません。</p>
<p>この駐日大使の選択については、日本に対して圧力をかけそうな人物が選ばれず、恩賞人事の対象になったのは、Japan Passingだとか、もはやJapan Passingを超えて、Japan Nothingだという意見もあります。一方、アメリカにとって、日本がフランスやドイツと同じ扱いを受けるようになったということだから、日米関係が良好であることの象徴じゃないかという意見もあります。</p>
<p>私の個人的な感想を言えば、少なくとも日米間に貿易摩擦や安全保障問題が大きな問題となっているのであればこのような恩賞人事はありえないでしょうから、現時点では日米間には大きな問題はあまりないとオバマ政権は判断しているといえるのではないかと思います。日本にとっては、よい兆候なのではないでしょうか。少なくとも、この人事によって軋轢や圧力が増える等というのは、考えにくいように思います。</p>
<p>ところで、この<a href="http://www.wsgr.com/WSGR/index.aspx" target="_blank">Wilson Sonsini Goodrich &amp; Rosati</a>という法律事務所（ウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ＆ロサーティと読みます。）は、私のようにベンチャー企業と接触することの多い法律家にとっては、非常に有名な法律事務所です。シリコンバレーのベンチャー業界では誰でも知っている法律事務所で、日本のベンチャーキャピタリストの間でもかなり有名です。恐らく世界で最も大きなベンチャー特化型法律事務所ではないでしょうか。弁護士の人数は６５０人を超えるようです（アメリカには、所属する弁護士の数が１０００人を超える事務所も少なくなく、中には３０００人を超える事務所もあるようです。）。アメリカの弁護士人数ランキングでいえば、50位から60位といったところのようです。</p>
<p>ちなみに、日本で最も大きな西村あさひ法律事務所が433人（2009年2月現在。事務所のHP参照）とのことですから、人数だけで言えば、Wilson Sonsini Goodrich &amp; Rosatiの方が大きいことになります。</p>
<p>さて、法律事務所談義はこのあたりにして、世界情勢をもう少し考えてみたいと思います。</p>
<p>以下の<a href="http://www.ustreas.gov/tic/mfh.txt" target="_blank">米財務省</a>が発表している米国債の保有高のランキングです。</p>
<table cellspacing="1" cellpadding="3" width="100%" bgcolor="#cccccc" border="0">
<tbody>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>ランキング</td>
<td align="middle" width="30%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>国名</td>
<td align="middle" bgcolor="#ffffff" ?>保有額</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>1</td>
<td align="left" width="30%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>中国</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff" ?>7,635億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>2</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">日本</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">6,859億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>3</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">英国</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">1,528億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>4</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">ロシア</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">1,370億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>5</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">ブラジル</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">1,260億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>6</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">ルクセンブルク</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">　975億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>7</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">香港</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">　809億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>8</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">台湾</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">　783億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>9</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">スイス</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">　642億ドル</td></tr>
<tr>
<td align="middle" width="20%" bgcolor="#ffffff" middle? ?>10</td>
<td valign="center" align="left" bgcolor="#ffffff">ドイツ</td>
<td valign="top" bgcolor="#ffffff">　546億ドル</td></tr></tbody></table>
<p>よく言われることですが、中国と日本が圧倒的です。</p>
<p>一方、東欧に目を向けると、ラトビアでは、政府短期証券の入札が応札ゼロという事態が発生しています。サブプライム問題では、ヨーロッパの金融機関が危ないという話が出ていたにもかかわらず、いまだにどこか大丈夫でどこか危ないのかすらなかなか見えてこず、そうこうしているうちに、東欧から火種が出て来ました。</p>
<p>これまで個人投資家には注目されてこなかった債券市場ですが、これからは、国債を中心に注目を集めることになるかもしれません。</p>
<p>上の２つの事実からいえるのは、アメリカは、国家財政について、中国や日本に頼らざるを得ない部分が生じている一方、ヨーロッパは、東ヨーロッパの重しを西ヨーロッパ諸国が抱えきれるか不透明であるということでしょう。</p>
<p>インフレ懸念やアジアの台頭ということが急ピッチで進む可能性があります。ここ数ヶ月の株式市場の急騰ムードは、どこでひっくり返るかわかりません。債券市場がその引き金を引く可能性は、決して低くはないように思います。</p>
<p>P.S.　<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/partner_essay/by_mmori/mm_043.html" target="_blank">前回の記事</a>について、知人から「The Economistの記事の”Decoupling”ってアメリカの景気と他の国（特に新興国）の景気の非連動性って意味で使われてるんじゃないでしょうか？」という質問を受けましたので、それへの私の回答を載せておきたいと思います。</p>
<p>The Economistの記事の”Decoupling”ってアメリカの景気と他の国（特に新興国）の景気の非連動性って意味で使われてるという意見は、そのとおりだと思います。<br />&nbsp;<br />The Economistの記事の”Decoupling”というのは、「非連動」なのですが、個人的には、それは、例えば前年比・前日比で見た場合の「非連動」若しくは、（一緒ですが）チャートの上げ下げの「非連動」ではないかと思います。しかも、アメリカ目線でのチャートの上げ下げということではないかと。ただ、経済活動そのものを絶対値的にみると、連動度合いは強まっているように思うというのが趣旨です。</p>
<p>貿易がほとんど行われていない冷戦時代のソ連とアメリカは、decouplingだったと思います。実際、ソ連は、the Great Depressionの影響をほとんど受けなかったわけです。しかし、今は、有史以来最大規模で貿易が行われ、自由な市場が広がり続けています。そうすると、ある能力をもった者は、それがアメリカ人であろうインド人であろうと、あるいは、中国で行われようとインターネット上で行われようと、オランダの会社で行われようと日本の会社で行われようと、より近い価格で評価を受ける時代です。その時代では、景気の絶対値的な側面ではcouplingしていて（ますますcoupling度合いを強めていて）、その絶対値との乖離を埋める作用が中国・インド・ブラジルの急回復の背景にあるんじゃないか、ということです。<br />&nbsp;<br />decoupling論は、アメリカの景気が悪くなっても、中国は影響を受けず景気がいいからオッケーというニュアンスを含んでいたと思いますが、景気の影響は、米中いずれにも同時に影響していくのではないでしょうか。中国とブラジルの間の貿易が進んだとしても、冷戦時代のロシアと東欧の貿易と比べると、はるかに影響を受けるだろうし、これからも関連度合いを深め、連動していくだろうということです。</p>
<p>couplingというのは、電車の連結をするときにも使うそうです。今の世界が、車両を切り離すような動きをしているのかな？というのが、そもそもの疑問の始まりでした。基本的な流れとしては、いろんな車両が連結する方向に動いていっているように思うということです。</p>
<p>2009年6月18日　 M.Mori<br /><a href="https://www.yuichiro-itakura.com/cgi-form/index13.php" target="_self">ご意見ご感想</a>、お待ちしています！</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ITAKURA’s EYE 「価値算定不能な魅力」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_115.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1528</id>

    <published>2009-06-17T01:57:21Z</published>
    <updated>2009-06-18T00:07:59Z</updated>

    <summary>日本産の商品は、とかく「機能」を売りにする傾向があります。 確かに、すばらしい、...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>日本産の商品は、とかく「機能」を売りにする傾向があります。</p>
<p>確かに、すばらしい、世界に誇る、技術力ってことにはなりますし、それはこの日本を支える一つの大きな特徴でもあります。</p>
<p>しかし・・・</p>
<p>機能を売ろうとすると、売るモノの価値の大部分が機能ということになります。<br />そして、「機能」は、比較が容易です。<br />すると、誰にとっても価値算定が容易になり、常に顧客による「価値　＜＞　価格」の評価にさらされ続けることになります。</p>
<p>結果として、「薄利」ということになる可能性が高くなります。</p>
<p>たとえば・・・</p>
<p>トヨタ・プリウスは、燃費が〇Km/l、で価格が〇〇〇万円で、<br />ホンダ・インサイトは、燃費が〇Km/l、で価格が〇〇〇万円。</p>
<p>すると、「燃費価値　（比較）　車両本体価格」、によってシェアが決定される傾向にあるわけですから、（実際にそうですが）、つまるところ、「価格競争」に陥り、シェア争いで勝つ方も負ける方も「薄利」に成っていくわけです。</p>
<p>これ、日本人が、世界第2位の経済大国になったとはいえ、その実態は、「働き詰め」、ということの大きな原因の一つだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>世の中、「価値算定がしにくいモノ」ほど、あきれた価格で取引が成立するものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たとえば銀座や六本木のクラブ（←ホステスが居る方ね）</p>
<p>そこそこの酒飲んで、結構コストのかかったいでたちの女性の「商売であるが故の」好意的な会話を楽しむだけで、年収600万円前後の平均的なサラリーマンの数か月分のお小遣いが、2時間程度で吹っ飛ぶなんて、「恋愛ゲームの価値」といった、価値算定のしようのない価値を認めなければ、まったく成り立たないですよね。</p>
<p>でも、「価値評価のしようのない価値」は、価値評価をしようがないがために、時として説明不能な価格での取引が成されるわけです。</p>
<p>超が付く高級車の場合も、白トリュフやDRCのような超が付く高級食材の場合も、LVMH傘下のブランド物も。</p>
<p>こういった「ブランド価値」を維持するためには、確かにそのための投資を継続しなければならない側面もありますが、その投資に見合ったリターン（←付加価値）を持っているわけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（「だから、銀座のクラブは不景気突入で真っ先に潰れるじゃないか！」という意見もあろうかと思います。<br />確かに、「ぽっと出」のインチキクラブは次々に潰れていきましたが、価値算定不能な価値の中でも、上質のサービスを提供し続けているクラブは、今でもスーパーリッチの愛顧を受け、しっかり付加価値提供を継続しています。）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>価値評価不能な魅力・・・そういった価値を生み出せる企業がこの日本には少ないと思います。<br />（決して、無くは無いですけれど）</p>
<p>その原因は、価値を提供する側の人間に、「あそび心」、を洗練する機会が少ないからだと思います。<br />簡単に言えば、「提供する側が「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_53.html" target="_self">エロさの価値</a>」を知らない」ということに成るでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いいのかなぁ・・・いつまでも「機能」を唯一の付加価値としている日本企業・・・</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参考エッセイ：<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_53.html" target="_self">ITAKUR’s EYE 「エロさの経済価値」</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月17日　板倉雄一郎</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ITAKURA’s EYE 「食物連鎖レバレッジ！？」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_114.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1527</id>

    <published>2009-06-16T04:46:28Z</published>
    <updated>2009-06-16T06:24:04Z</updated>

    <summary>食糧自給率なるテーマがあります。 日本における食糧自給率は、カロリーベースでおよ...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>食糧自給率なるテーマがあります。</p>
<p>日本における食糧自給率は、カロリーベースでおよそ40％といわれています。<br />一方、金額ベースでの輸入額は、実は先進諸外国とあまり変わらず、結構自給率高いのね！と思わせるのに十分な数字があります。</p>
<p>しかしながら、カロリーベース、金額ベース、量（重さ）ベース・・・こんなの食糧事情を考える上であんまり役に立たないと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「牛ニューは国産だ！」</p>
<p>とか言ってるテレビコマーシャルがあります。<br />確かに、牛乳は、国内で飼育されている牛から国内で絞りだして生産しているわけですから、国産だ！と言えなくはない。</p>
<p>しかし、その飼料の多くは、輸入に頼っています。<br />したがって、「産地表示」では国産でもOKですが、「自給率換算」では、とても国内製とはいえないわけです。</p>
<p>ここで、金額ベースの食糧自給率が、先進諸外国に比べ決して低くないということの原因について、考えてみました。</p>
<p>そもそも食糧を輸入する目的は、「日本では絶対に作れないから」ではなく、「日本で作るより安いから」という場合がほとんどですよね。<br />（まあ、中にはフランスワインなんかもありますが、恐らく小額でしょう。）</p>
<p>また、上記の飼料については、恐らく結構安いと思うわけです。<br />少なくとも、その飼料によって育てられた同じ重さの牛肉に比べ、格段に安いはずです。<br />（そうでなければビジネス成り立たないですから検証の必要は無いですよね）</p>
<p>で、「安いから輸入する牛肉」やら、「それより安い飼料」などを輸入することによって、金額ベースでは「実は自給率が低くは無い」と見えてしまうのではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>食糧自給率を議論する論点にもよりますが、仮に「安全保障上の食糧自給率」という論点で観た場合、上記の「飼料の自給率」は極めて重要なポイントになりますよね。</p>
<p>飼料の量、金額、カロリー、どれをとっても「大したことない」のだとしても、それが手に入らなかったから、国内で飼育されている牛、豚や鶏の需要を、国産の飼料だけではとても賄えない、なんてこともありえますよね。</p>
<p>また、家計の事情といった経済的側面でも、「国産プレミアム肉だけじゃ家計が成り立たない！」、なんてことにも影響があると思います。</p>
<p>輸入される飼料を金額ベースやカロリーベースで観れば大したことは無いけれど、それが無かったら牛や豚や鶏を食べることができない結果になる・・・なんというか、「食物連鎖レバレッジ」が効いている感じですよね。</p>
<p><font face="ＭＳ ゴシック" size="2">「輸入飼料によりレバレッジが掛った食料</font>」をどう捉えるかというポイントです。</p>
<p>食糧自給率について、食物連鎖と自給率の両側面から考える必要があると思うわけです。</p>
<p>「もし〜〜を輸入できなくなったら、あれを育てられなくなって、あれが虫に食われて、あれが全滅で・・・」</p>
<p>といった具合に。</p>
<p>以上から、現状のスージは、カロリーベースにしろ、金額ベースにしろ、量ベースにしろ、連鎖や関連をさほど考慮せず、「平たく統計したスージ」に過ぎず、実態への影響を掴むためには、かなり力不足なスージだと思うわけです。<br />（もちろん、輸入飼料のカウントぐらいはちゃんとできているわけですけれど）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>安全保障上の論点なんていうと、非現実的だと思われる方もいらっしゃると思いますが、何も戦争だけを意味しているわけではありません。</p>
<p>仮に、現在でも内需を中心に経済成長している中国やインドなどの生活者が、今より贅沢な食生活をするようになれば、世界の食糧が吸い上げられ、日本では食糧不足にはならないまでも、食糧の価格がドンドン高くなって、庶民の口に入らないなんてことは現実的な問題として考えられることです。</p>
<p>食糧に限らず、エネルギー資源、その他資源についても、同様のことが言えます。</p>
<p>余談ですが、だから、「円安」は、まずいのです。<br />特に海外にモノやサービスが売れない状況では、円安によるメリットは小さいですしね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月16日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />今月の関西板倉会（←関西在住の合宿セミナー卒業生によるメーリングと勉強会などの活動で、確か60名ぐらい）では、食糧自給率についての議論がテーマだそうです。<br />事前のメーリングでのやり取りから気がついたことをエッセイにしてみました。<br />お断りしておきますが、食糧事情について精査した上での文章ではありませんので、あしからず。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />とはいえ、まずは「食べ残し」について我々は考えた方がいいですね。<br />自給率が低い上に、半分以上捨ててるらしいですから。</p>
<p>ホテルの立食パーティーとかあるじゃないですか。<br />あれ、ホテルの人に聞いたら、「最後に半分ぐらい残るのが良いサービス」ということらしいのですが、そんなのこのご時勢に大排気量の車に乗ってることより時代錯誤だと思いますけどね。</p>
<p>あとバイキング。<br />バイキングって、時間ぎりぎりまで食材がなくならないでたっぷり並べられていますよね。<br />あれ捨てちゃうんでしょうね。</p>
<p>もったいない。</p>
<p>とはいえ、朝食とかバイキング食べてますけどね。</p>
<p>それより、回転寿司とかバイキングって、ウィルスの温床にならないんですかね。<br />新型ウィルスが流行ってなくても回転寿司はねぇ・・・<br />うまいまずいの前に、カウンターでくっちゃべってる客の前を「生もの」が次々と通過してくるわけでしょお。<br />う〜ん。</p>
<p>あと、やたらと人気があって混んでるパン屋。<br />実は、近所にめちゃくちゃうまいパン屋を見つけてから、2日に一回ぐらいのペースで通っていますが、あれも大丈夫なのかなぁ・・・まあ、回転寿司よりは客の会話は少ないですし、生物ではないですからねぇ。</p>
<p>調子に乗って・・・</p>
<p>そういえば、バブルより前の僕が10代の頃のいわゆる「ディスコ」、いや、もう30年も前だから「ディスコ」じゃなくて、「デスコ」かな・・・「ソウルドラキュラ」とか流れていた頃（笑）<br />直径1メートルぐらいのでっかい透明ボールのカクテルパーラー。<br />その横には、何時間ほったらかされているかわからない、まずい握り寿司とかあったなぁ。<br />あれ、踊っている客のホコリやら唾液やら汗やら、絶対に入っていたはず。</p>
<p>僕？・・・当時は食べ放題に飛びついて夕食代わりに食べちゃってた。<br />だから、変なオジサンになっちゃったのかなぁ・・・</p>
<p>ああ懐かしい新宿歌舞伎町の・・・えっと・・・名前忘れちゃった。<br />僕にも高校時代があったんですよ。信じないと思うけど（笑）</p>
<p>あー彼女欲しい（←なんで突然）<br />一緒にご飯食べたり、ドライブ温泉旅行に行ったり、映画観たり、Ｈしたり・・・</p>
<p>僕、気に入った女性を見つけると、結構早めにＨしたいんですよ。<br />なぜかって、Ｈもしてない関係なのに、「温泉行こうよ」なんて言ったら、純粋に温泉を楽しむんじゃなくて、「温泉＝Ｈ」な感じになっちゃうじゃないですか。<br />だから、Ｈしてないと、デートの内容に結構な制限があるわけでつまらない。<br />でも、Ｈしてる関係なら、「温泉行こうよ」と言っても、彼女も僕も純粋に温泉を楽しもうって思うじゃないですか。</p>
<p>って言って口説いているんですけどね（笑）</p>
<p>でも最近あんまりうまく行きません・・・いや、そんな口説き方で、</p>
<p>「そっかぁ〜そうだよねぇ〜じゃあＨしようねぇ↑」</p>
<p>なんて返事が返ってきたことは、一生で一度ぐらいしかありません。まる。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ITAKURA’s EYE 「規制増加は思考能力を奪う」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_111.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1524</id>

    <published>2009-06-15T22:37:06Z</published>
    <updated>2009-06-16T00:46:50Z</updated>

    <summary>今朝、珍しく朝7時過ぎに買い物に行くためにクルマ（ダイハツ・ミラ）を運転しました...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>今朝、珍しく朝7時過ぎに買い物に行くためにクルマ（ダイハツ・ミラ）を運転しました。<br />200メートルも進んだところで、警察官でもなく、児童保護ボランティアの奥様方でもない中年男性に止められました。</p>
<p>男：「この時間、この道通っちゃいけないんですよ。」<br />僕：「はぁ↑？？？」<br />男：「今日から規制が厳しくなって、通れなくなったんです。知らなかったんですか？」<br />僕：「住民もですか？」<br />男：「ええ、そうです。明日からは警察官が立ち会って道路交通法違反の切符も切られますから」<br />僕：「ええっ！！！」<br />男：「必要であれば、警察署に車検証を持っていけば、すぐに通行証を発行してもらえますから」<br />僕：「・・・・・・」<br />男：「今日は警告だけですが、明日からは切符切られますからね。」<br />僕：「はあ・・・」</p>
<p>（結局、この人物がどんな役職なのかを聞くのを忘れてしまいましたが。）</p>
<p><br />千葉県船橋市の自宅周辺の住宅街は、近くに小学校や中学校があるために、学童の通学を保護する目的で、「7：00〜8：30進入禁止」、という規制標識があるのは知っていました。</p>
<p>標識がある以上、規制時間に車を乗り入れれば、確かに「違反」にはなる。<br />けれど、（僕が思うところの）常識の範囲では、まさか規制対象道路に接する住宅に暮らす人が所有し運転する車ならば対象外だろう、と勝手に思っていました。</p>
<p>標識を改めて確認すると、「住民を除く」、といった注意書きは確かに「無い」<br />きっと、フルスロットル通勤バイクによる事故があったのでしょう。<br />あれ観てたら、「いつか事故るぞ」って思ってましたから。</p>
<p>しかし解せない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>解せない1：（この部分は本エッセイの主張には直接関係ありません）</p>
<p>男は、「知らなかったんですか？」、と、「知らない方がおかしい」的な口調で僕に言ったけれど、そんなローカルな規制について一体どんな手段で知ることができるんだろうか？<br />回覧板なのか？<br />道端にある掲示板なのか？</p>
<p>が、本主張とは直接関係無いので、この部分は割愛。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>解せない2：</p>
<p>男は、「車検証を持って警察に行けば、『すぐに』、通行証を発行してもらえますから」、と言っていたが、それじゃ住民にとって事実上何の規制にもなっていない。<br />単に、「行政と住民の双方の」手続きの手間が増えるだけじゃないだろうか。</p>
<p>通行証が無ければ切符を切られるが、検問されたときに、「それをもって警察にて手続きするだけで『すぐに』通行証が発行されるはずの車検証」、を提示しても切符を切られるということだったが、非合理的としか思えない。</p>
<p>また、僕のような「行ったり来たり人間」の場合、都内の賃貸住宅に住民票があって、週の半分を船橋の自宅で過ごすような場合（または住民票の所在がその逆の場合）はどうなるんだろうか？</p>
<p>さらに言えば、僕のような生活スタイルで、車の登録が都内にあった場合はどうなるんだろうか？<br />ちゃんと、通行証が発行されるのだろうか？</p>
<p>確かに行政に完璧なサービスを求めるのには無理がある。<br />たとえば、何らかの事情で住所不定となっている人が定額給付金を受け取れないといった、「便益損失」ならたくさんあるでしょう。<br />けれど、切符を切られるというのは「便益損失」ではなく、「過料」となるわけですから、ちょいと話が違ってきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>で、本当に解せないこと・・・</p>
<p>それは世の中、ドンドン規制が増える傾向にあることです。</p>
<p>その根底には、「違法じゃなければなんでもあり！」、と思っている人間が増加したこと、そして行政や家庭が時間のかかる「教育」や「マナー育成」を放棄し、手続きだけで簡単に執行できる「規制」という手段をアンチョコに行おうとするからではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>教師が生徒に暴力を振るう。<br />そんなことは、僕の学童時代には「当たり前」なことでした。<br />その頃は、（教師にも因りますが）、その暴力によって、生徒側は「本当に悪いことをした」ということに気づかされ、教師とのコミュニケーションが深まるといった「愛情」がありました。<br />今は、「ちょっとでも生徒に触れると処罰される」といった「規制」しかありません。</p>
<p>飲酒運転で重大事故を起こすケースがいくつか続けば、「一緒に飲んでいた人」、「アルコールを出した店」までもが処罰対象になる。</p>
<p>これ、批判を恐れず書きますが、「行き過ぎ」の法律だと僕は思います。<br />だって、そんなの「自己責任」じゃないでしょうか。<br />運転者自身が、「マナーと常識の範囲」で、「乗るなら飲むな」と認識して実行すべきことであって、アルコールを出した店や、一緒に飲んだ人まで処罰されるのはどうにも理解できないわけです。<br />こういう集団責任は、法律によって他者から規制されることではなく、その集団の中での互いへの思いやりから「運転するなら飲むなよ」と忠告すべきことなんじゃないでしょうか。</p>
<p>まるで僕が小学生や中学生の頃にあった、「教室全員で1時間正座！」、みたいな「集団責任」システムですよね。</p>
<p>そんな「子供向け」のシステムを作らなければならないほど、日本人のマナー意識、モラル意識が崩壊しているということに他ならないのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「飲酒運転したら捕まって罰金払う羽目になるから飲まない」</p>
<p>のではなくて、</p>
<p>「飲酒運転したら他人に危害を与えるリスクが高まるから飲まない」</p>
<p>であるべきですよね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「手続きさえすれば走れる」</p>
<p>のではなくて、</p>
<p>「住宅街の通学時間だからゆっくり注意深く走る」</p>
<p>であるべきですよね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「MSCBが規制されたからやらない」</p>
<p>のではなくて、</p>
<p>「MSCBが既存株主を毀損するからやるべきではない」</p>
<p>であるべきですよね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「殺人は、処罰されるからやらない」</p>
<p>そんな価値観が支配するようになったら社会って終わりですよね。<br /></p>
<p>なにか事件や事故が起きるたびに、必要な規制を作る。<br />どんな時代でも、馬鹿な奴は居るから、ドンドン規制が増える。</p>
<p>そんなことやっていたら、規制によって防げる事件や事故もあるでしょうけれど、一方で、規制によって社会効率が悪化し、場合によっては、「現場の人間による合理的判断」という私達が生活するために極めて重要な行為さえ排除される社会になり、誰しもが常に弁護士を伴いながら生活しなければならなくなってしまう（というのは大げさですが）と思うわけです。</p>
<p>そんな社会、いいですかねぇ・・・</p>
<p>その典型の一つが、先日書いた「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_97.html" target="_self">世襲制限</a>」なる馬鹿げた法案です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>規制が増えるということは、すなわち私達生活者の「選択肢の減少」を意味します。<br />と同時に、私達生活者から「マナーやモラル意識」や「判断能力」を奪う結果になるのではないでしょうか。</p>
<p>皆がドンドン、判断基準は他人が作った法律のみなんていう「自分で考えなくなる社会」を、皆で作っていると思うのは僕だけでしょうか。</p>
<p>それとも、もうそうするしかないのでしょうか。</p>
<p>以上のことは、景気低迷なんかより遥かに重要なことだと僕は思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月16日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />断っておきますが、僕は僕自身が、極めてモラル意識が高く、常にマナーに気を使っている人間である、なんて思っているわけでも、主張したいわけでもありません。<br />ただ、気がつく範囲で、常に真っ当な人間で居ようとは思います。<br />そうできない場合も多々あります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />お食事会とアルコールの話・・・</p>
<p>僕は、ワインが大好き。<br />だから、自宅やホテルの部屋で、「一人飲み」をしてしまいます。</p>
<p>「肝臓大丈夫かなぁ？」</p>
<p>といつも心配しているわけですが、アルコールを抜く日があります。<br />それは、「お食事会」の予定がある日。</p>
<p>僕はお食事会でアルコールを口にしません。<br />だって、お持ち帰り用に車で行くから（笑・・・お持ち帰りは冗談ですよ）<br />というか、休肝日とするために、わざわざ車で出かけるわけです。</p>
<p>「それじゃ楽しくないんじゃない？」</p>
<p>と良く聞かれますが、慣れればそんなことぜんぜんありません。<br />皆が飲んで、僕が飲まなくても、その場の雰囲気が僕をして十分に酔っ払った気分にさせてくれます。</p>
<p>ウーロン茶飲みながら、「これ？水割り」とうそぶいているだけで十分楽しいわけです。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>ITAKURA’s EYE 「できレース」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_110.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1523</id>

    <published>2009-06-14T23:53:40Z</published>
    <updated>2009-06-15T01:06:16Z</updated>

    <summary>たとえば、過去数年間の長期に渡り、営業利益がマイナスの「事業」があったとします。...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>たとえば、過去数年間の長期に渡り、営業利益がマイナスの「事業」があったとします。<br />この事業のバランスシートの資産には、市場価値10億円ほどの不動産が含めれていたとします。</p>
<p>この場合の、「事業価値」は、事業がキャッシュフローを生み出していないわけですから、事業を継続する以上、ほぼゼロ。<br />むしろ、「ただでもいいから売っぱらってしまえ！」、というのが事業価値の視点で観れば合理的な判断だといえます。<br />売ってしまえば、少なくとも営業赤字によるキャッシュアウトを防ぐことができるわけですから。</p>
<p>しかし、事業を分解バラバラにした場合の売却可能な「資産価値」は、上記の定義にあるように、不動産だけで10億円ほどで第三者に売却可能だとすれば、少なくとも10億円はあるわけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「かんぽの宿」の問題は、もはやファイナンス上の話ではなく、人事、郵政民営化の是非、そして政局にまで発展してしまっていますが、「お金」の面で観れば・・・</p>
<p>1、買い手にとって、過去にその事業にどれほど投資されたかは、価値算定に無関係。<br />2、買い手にとって、事業継続が売り手の条件であるとすれば、事業の妥当な価格は限りなくゼロ。<br />3、売り手にとって、「事業価値」　＜　「（分解バラバラの）資産価値」　であれば、「資産価値」に基づく価格で売却することが合理的。</p>
<p>ということになります。</p>
<p>「かんぽの宿」のケースでは、「事業継続（≒従業員の一定期間の雇用義務）」という条件を郵政側がつけたことによって、事業価値が限りなくゼロに近づき、資産価値を無視した「事業価値」に基づく価格での売却の話が進んでいたわけですが、これは、買い手にとって観れば、「事業継続のお約束期間が過ぎるまで、ちょっと我慢してれば、価格以上の資産が手に入る」、というメリットがあります。<br />事業継続期間が過ぎた頃に、当初引き継いだ事業を止めてしまえば、純粋に不動産が手に入るわけです。<br />もう少し詳細に表現すれば・・・</p>
<p>「事業継続期間に垂れ流すであろうキャッシュフローの割引現在価値」・・・(a)</p>
<p>＋</p>
<p>「事業の買収価格」・・・(b)</p>
<p>に対して、</p>
<p>「不動産価値」・・・(c)</p>
<p>が十分に高ければ、買い手にとって、「やったぜ！」って話になるわけです。</p>
<p>僕が、ザックリ外部から見える範囲で評価すれば、</p>
<p>(a) + (b) &lt;&lt;&lt;&lt;&lt; (c)</p>
<p>と、あまりにも不動産価値の方が大きいと思います。</p>
<p>価値と価格の裁定余地が十分にあるわけです。</p>
<p>なんだか、「できレース」な感じが否めません。</p>
<p>そんなところが、鳩山氏が気に入らなかったことなのだろうと思います。<br />しかし、鳩山氏は、このような「論理的説明」ができなかったことがまずかった。</p>
<p>論理的説明ができなかったばかりではなく、</p>
<p>「過去に〇千億円かけて作った『かんぽの宿』が、〇百億円なんておかしい！」</p>
<p>とかなんとか、少なくとも、買い手にとってはどーでもいいこと、というか、経済価値を算定する上で何の根拠にもならないことを訴えていたことも、財界から相手にされなくなった原因では無いでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最初から、事業の継続条件など付けずに、事業を停止し、純粋な「不動産価値」として入札し、売却すればクリアだったのではないでしょうか。<br />もちろん、その場合、かんぽの宿の従業員は、首になるか、郵政の他の部門への異動になるか、一部は売却される不動産と共に、買い手に再雇用され事業を継続するのか、いずれにしても、彼ら従業員にとって好ましくない結果になろうかと思いますが、この際、「しかたのないこと」の範囲だと思います。</p>
<p>純粋に、お金の面、として公に議論されていれば、現在のような面倒な問題に発展しなかったと僕は思います。</p>
<p>経済的な取引に、余計な思惑や人事などが絡むことは「良くあること」ですが、そういった「売買契約書に明記されない暗黙の了解」がたくさんあると、売り手にとっても、買い手にとっても、後遺症に悩むことになるわけです。</p>
<p>こういう暗黙の了解系の話、僕はめんどくさくて嫌だなぁ〜と思います。</p>
<p>国会政治って、本質的には、国民≒有権者≒納税者が主役じゃ無いのでしょうかねぇ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月15日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />「かんぽの宿」の問題は、本質的に「経済的取引」なはずですが、テレビ番組などでは、本エッセイの本文のような「経済的取引の検証」という側面はまるで扱われず、「政局」の話ばかりですよね。<br />そんなメディアの体質（≒視聴者の趣味嗜好≒有権者の判断基準）が、政治を「劇場化」し、問題の本質を忘れさせ、結果として、「一部の者の儲け」が確実になっていくわけです。</p>
<p>PS^2:<br />そういえば、GM破綻で、担当する「弁護士事務所」は、どんだけ稼ぐことになるんでしょうかねぇ・・・</p>
<p>いつでも、世論の注目の外で、たんまり稼ぐ人がいるものです。</p>
<p>それ、常に忘れないようにしないとですね。</p>
<p>「これって、一体誰がたんまり儲かる事件かなぁ？」って。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>サムライ会計 第22回「ＧＭ倒産と後発事象」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/partner_essay/by_tkimura/tk_022.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1521</id>

    <published>2009-06-10T16:17:07Z</published>
    <updated>2009-06-11T00:09:44Z</updated>

    <summary>（毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。） 皆さん、こんにちは。...</summary>
    <author>
        <name>システム管理者</name>
        
    </author>
    
        <category term="By T.Kimura" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="パートナーエッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>（毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。）</p>
<p>皆さん、こんにちは。板倉雄一郎事務所パートナーの木村です。</p>
<p>ＧＭが今月1日、ついに日本の民事再生法に相当するといわれる米連邦破産法11条（capter11）の適用を申請しました。ただし、以前よりcapter11の適用を見据えた周到な準備が行われており、クライスラーで予行練習（？）も行っていたことから、適用申請後の混乱は、ＧＭの規模を考えると、限定的であったのではないかと感じます。</p>
<p>気になるのはやはり日本の部品メーカーなどへの影響です。日本自動車部品工業会によると、主要な部品企業82社合計の2009年度の営業損益が調査開始以来初めて赤字になる見通しだという発表がありました。世界的な自動車市場の縮小により苦しむ中、さらに追い打ちをかけるようにＧＭ破産の影響があるとなると、まさに「泣きっ面に蜂」状態といえます。</p>
<p>本日は、いすゞ自動車を例に、ＧＭ倒産の影響について考えてみたく思います。宜しくお付き合いください。</p>
<p>まず、いすゞ自動車の直近の決算を振り返ってみましょう。</p>
<p>2009年5月11日付けのいすゞ自動車の2009年3月期決算説明資料をみると、トラックやピックアップなどの製品において、国内、北米、アジア及びその他の地域において、売上高が前年比マイナスとなっています。その結果、2009年3月期の連結売上高が1兆4,247億円（前年同期1兆7,916億円）、経常利益152億円（前年同期1,140億円）と減収減益の決算になっており、連結ベースでの最終利益も赤字に転落しています。（決算説明資料は<a href="http://www.isuzu.co.jp/investor/kessan/pdf/kessan2103.pdf" target="_self">こちら</a>）<br /></p>
<p>今月２日のニュースでは、ＧＭといすゞ自動車がディーゼルエンジン合弁などの提携関係を継続することで合意したとの報道もある一方で、今月９日の報道によると、いすゞ自動車がＧＭの中型トラック向けエンジンの供給を停止することを明らかにしたとのニュースもあり、引き続き注意して状況を把握する必要がありそうです。これらと合わせて考えなければならないのが、売掛債権の回収です。</p>
<p>帝国データバンクの特別企画によると、<a href="http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p090503.pdf" target="_self">ＧＭの得意先102社に売掛債権があり、回収リスクが懸念される</a>との発表がありました。</p>
<p>このうちほとんどの日系企業が、一定の条件を満たせば対象になるオバマ政権の自動車部品業界支援プログラム（ASSP）を申請しているとのこと。ただし、申請すれば全ての債権が保全される訳ではなく、アメリカ政府が準備している50億ドルを大幅に上回る200億ドルの売掛債権があるとも言われていることから、予断を許さない状況にあります。</p>
<p>このリリースを企業別にみると、いすゞ自動車が保有する対ＧＭ売掛債権が他社に比べ圧倒的に多く、100億円となっていますが、いすゞ自動車の6月2日付けのプレスリリースをみると、5月末のＧＭに対する売掛債権が16億5,000万円と減少しているようです。本プレスリリース内には、「<a href="http://www.isuzu.co.jp/investor/information/090602.html" target="_self">上記債権の取立て不能又は取立て遅延につきましては、現在精査中であり、公表しております業績予想値の修正が必要となる場合は、速やかに開示いたします</a>」とあります。</p>
<p>このような決算日後の主要取引先の倒産は、会計上の「後発事象」に該当するケースとなります。</p>
<p>監査・保証実務委員会報告第76号によると、後発事象の定義として、</p>
<p>「後発事象とは、決算日後に発生した会社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす会計事象をいい、そのうち、監査対象となる後発事象は、監査報告書日までに発生した後発事業をいう」とあります。<br />また、後発事象の分類として、修正後発事象と開示後発事象の二つの分類が行われており、それぞれ下記のように定義されています。</p>
<table cellspacing="1" cellpadding="3" width="100%" bgcolor="#cccccc" border="0">
<tbody>
<tr>
<td align="left" width="100%" bgcolor="#ffffff" middle?>
<p>後発事象（会計事象）</p>
<p>１　修正後発事象…発生した事象の実質的な原因が決算日現在において既に存在しているため、財務諸表の修正を行う必要がある事象</p>
<p>２　開示後発事象…発生した事象が翌事業年度以降の財務諸表に影響を及ぼすため、財務諸表に注記を行う必要がある事象 </p></td></tr></tbody></table>
<p>要は対象期（今回のケースであれば2009年3月期）の財務数値を修正するか、修正はしないが情報を開示するか、の違いです。</p>
<p>重要な取引先の倒産については、修正後発事象または開示後発事象の両方に該当する場合があり、これが修正後発に該当する例示として同基準では<br />「決算日において既に売掛債権に損失が存在していたことが裏付けられた場合」<br />とあります。</p>
<p>形式的にみると、ＧＭがchapter11を申請したのが6月1日であることから開示後発事象に該当するものと考えられますが、このあたりは実態も合わせて判断が必要となり、実際の会計監査の現場でも大きな論点になることがある事項です。</p>
<p>ただし、いすゞ自動車（またはルックスルーした場合の同社株主）にとっては、2009年決算を修正するか注記で開示するかということよりも、キャッシュインフローの減少つまり「とりっぱぐれ」があるのかどうか、というのが当然ながら重要な問題です。</p>
<p>目先のニュースや財務数値に振り回されることなく、冷静に将来のキャッシュフローについて考える必要があります。オバマ政権は日本の部品メーカーも自動車部品業界支援プログラムの適用対象になるとは言っていますが、先日のバイ・アメリカン条項のように自国の利益のみを優先し他国に損を押し付けるような不合理な結果とならないよう、政治の動向も合わせて注意深く見守りたいと思います。</p>
<p>今日の一言；<br />「ＧＭ倒産によるロシアンルーレットの結末は」</p>
<p>2009年6月11日　T.Kimura<br />　<a href="https://www.yuichiro-itakura.com/cgi-form/index13.php" target="_self">ご意見ご感想</a>をお待ちしております。<br /></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ITAKURA’s EYE 「宅配ピザ屋に物申す！」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_108.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1520</id>

    <published>2009-06-08T23:14:32Z</published>
    <updated>2009-06-08T23:35:36Z</updated>

    <summary>犬の散歩をしているとき、買い物に行くとき、 思わず身を引いて、身構えてしまうこと...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>犬の散歩をしているとき、<br />買い物に行くとき、</p>
<p>思わず身を引いて、身構えてしまうことがあります。</p>
<p>その「大部分」は、いわゆる宅配ピザ屋の三輪バイクが、住宅街であろうがなんであろうが、フルスロットルで走っていることへの「恐怖」を感じるからです。</p>
<p>昨日も、ドミノピザの三輪バイクが、僕と愛犬の脇を、フルスロットルで駆け抜けていきました。<br />思わず、蹴飛ばす姿勢を見せたら、向こうも「なんだこのやろ！」みたいな暴走族上がり系のしぐさを見せました。</p>
<p>宅配ピザ屋って、元暴走族の就職口なのでしょうか。</p>
<p>宅配ピザ屋、本当にむかつく！</p>
<p>で、今後一切、宅配ピザ屋に注文しない！そう思うわけです。</p>
<p>ピザっていうか、単なる「具乗せパン」のレベルなんですけれどね（笑）</p>
<p>フルスロットルで急いだところで、配達可能地域の範囲では、1分も変わらないっつーの。</p>
<p>そのくせ、注文の電話口では、「30分をめどに安全運転でお届けします」なんて、口先ばっかなんだよね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ピザを注文した時、それを宅配する人だけが、顧客だと思っているから、こういうことに成っちゃうんですよね。<br />まさにルックスルーができていない間抜け集団ってことです。</p>
<p>宅配ピザである以上、「地域密着型ビジネス」ですよね。<br />だから、宅配時に接するあらゆる人が、過去において、将来において、彼らの顧客である可能性は極めて高く、彼らもそれを望んでいるはずですよね。</p>
<p>なのに、今運んでいる先の顧客だけが顧客だと思っているわけですから、馬鹿丸出しです。</p>
<div><font face="メイリオ" size="2">松下電器の創業者である松下幸之助は、「道行く人はみなお得意様」と考え、</font><font face="メイリオ" size="2">出入りの建築会社の従業員にでも、感謝の念を持って接していたそうです。</font></div>
<div><font size="2"></font>&nbsp;</div>
<div><font size="2">おい！　宅配ピザ屋の宅配ボーズ！</font></div>
<div><font size="2">お前のバイト料払っているのは、お前が蹴散らしてる歩行者達なんだぞ。</font></div>
<div><font size="2">この馬鹿者がぁ！</font></div>
<div><font size="2"></font>&nbsp;</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月8日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />バスやタクシーもひどいですよね。<br />直接顧客になってもひどいサービスの場合がありますから、終わってますけれど（笑）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />このエッセイに対する感想を、プレミアクラブの方からいただきました・・・</p>
<div><font face="メイリオ" size="2">&gt;ピザ屋のにいちゃんも「大志」を抱けばちっとは変わると思うのですが…。</font></div>
<div><font face="メイリオ" size="2">&gt;些事につけて日本の教育（教養）レベルが低下していると感じてしまう今日この頃です。</font></div>
<div><font size="2"></font>&nbsp;</div>
<div><font size="2">確かに。</font></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ITAKURA’s EYE 「恋愛の考察」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_106.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1518</id>

    <published>2009-06-08T07:11:10Z</published>
    <updated>2009-06-12T01:29:37Z</updated>

    <summary>ぶっちゃけ、お食事会などの席で出遭った女性から、初対面で・・・ 「彼女さん何人居...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>ぶっちゃけ、お食事会などの席で出遭った女性から、初対面で・・・</p>
<p>「彼女さん何人居るんですかぁ？（または、要るんですかぁ？・・・意味深）」</p>
<p>と質問されることが、このところの恒例になってしまっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ものすごく自意識過剰で表現すれば・・・</p>
<p>「あなたに魅力が無いわけではないけれど、ONE OF THEM、には成りたくないわぁ」</p>
<p>と聞こえなくもありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こういった「相手依存」の言葉を聴くたびに・・・</p>
<p>「確かに僕は、あなたが思うように、チャラくて、遊び好きなオッサンかもしれない。<br />　けれど、人間は、出会う相手の影響を受ける生き物じゃないでしょうか。<br />　もし、もし仮に、あなたが僕に魅力を感じるなら、そんな受身の姿勢ではなく、<br />　あなたが僕をして、あなただけの男になる可能性を是非考えてみてください。」</p>
<p>って言いたくなります。</p>
<p>つまるところ、ハッピーは、自らが「取りに行くこと」で、得られるんじゃないかと、少なくとも僕は思うわけです。</p>
<p>ちなみに、僕の彼女になっても、ハッピーに成れるかどうかは知りませんけれど（笑）</p>
<p>以上、極めて、自意識過剰でアホなオッサンの独り言でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でも、恋愛って、そうじゃないかなぁ・・・</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月8日　板倉雄一郎</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ITAKURA’s EYE 「本日の日本経済新聞」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_105.html" />
    <id>tag:www.yuichiro-itakura.com,2009://1.1517</id>

    <published>2009-06-08T02:53:07Z</published>
    <updated>2009-06-08T04:07:43Z</updated>

    <summary>本日（2009年6月8日）の日本経済新聞本紙朝刊の記事は、なかなか良かった。（僕...</summary>
    <author>
        <name>板倉雄一郎</name>
        
    </author>
    
        <category term="ITAKURA&apos;s EYE" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.yuichiro-itakura.com/">
        <![CDATA[<p>本日（2009年6月8日）の日本経済新聞本紙朝刊の記事は、なかなか良かった。<br />（僕も、本当にいい、と思えば、ちゃんと褒めるんです。単なる辛口ではないのです。）</p>
<p>まず、一面左の特集「大転換」、第三部「揺らぐCEO神話」〜「グーグル創業者の覚悟・・・全員満足より理念貫徹の記事・・・</p>
<p>この記事の内容、僕がGoogleを気に入って2005年〜2007年11月まで株主になっていた理由にも繋がります。</p>
<p>参考エッセイ：<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakurastyle/itakurastyle_161.html" target="_self">ITAKURASTYLE 「理念か、計画か」</a></p>
<p>この記事には、過去に僕自身が何らかのカタチで関わった企業や人・・・</p>
<p>Google、ライブドアと堀江貴文君、東京製鐵などの話題が、真っ当な評価と共に取り上げられていて、この記事の好印象が増したのかもしれません。</p>
<p>次は、3面、「月曜経済観測〜個人消費どう動く」、という見出しで、ローソン社長・新浪剛史氏のインタビュー。</p>
<p>このところ、非常に興味のある「消費者動向」について、現場の経営者からの率直な意見は、とても参考になりました。</p>
<p>特に、「不景気により、消費者が、価値　＞＜　価格　をより慎重に観ている」といった内容に納得です。</p>
<p>不景気とは、要するに、「消費者の商品を見る眼が厳しくなる」ということですから、長期に渡り価値ある商品を合理的な価格で提供し続けてきた企業は、生き残れるんですよね。<br />身近な例で言えば、僕がこの場で何度か紹介したことのある飲食店（「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakurastyle/itakurastyle_204.html" target="_self">第三春美</a>」など）の場合、絶対額としては決して安くない（先日も女の子と食事したら、その子が「刺身がいい」ってことで、二人で握りを一つも食べずに刺身ばかりだったので、4万5000円と、いつもの3万円前後より高かったですけれど）、けれど、このご時勢でもいつも満席だったりします。<br />一方の、「そもそも妥当な価格など無い」銀座のクラブなんかは、この1年で数百件ぶっつぶれたと聞きます。</p>
<p>続きましては、5面の「賢い政府と企業家精神」というタイトルで、シュンペーターとケインズの相反する経済学者による理論の「融合」についての記事。</p>
<p>結局、筆者による「答え」は見えないままの記事でしたが、お勉強にはなりました。</p>
<p>さらに、7面「米経済運営　オバマ流」というタイトルの記事では、オバマ大統領による、「優先順位」、「期限」、「金額」を明示する経済政策についての評価。</p>
<p>そして、関連記事として、9面の「経営の視点・・・オバマCEOの賭け」というタイトルでは、「とはいえGM救済は、ベトナム戦争に似た長がぁ〜い失敗の始まりの可能性になるかもしれない」というネガティブ視点も。</p>
<p>その他、今日の日経はよかったと思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2009年6月8日　板倉雄一郎</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS:<br />このところの日本経済新聞グループメディアは、本紙に限らず、テレビ東京の経済番組にしても、一昨年ごろまでの、「めちゃくちゃ間違い」、「投機あおり」、「投資銀行とグル」のような馬鹿げた内容から、かなり価値が高くなったように思います。</p>
<p>って、僕が何か褒めると、それを裏切られることが多いのですが（笑・・・だからあんまり褒めたりしないの）、大丈夫ですよねぇ日経さん。</p>
<p>他方、ギャラが安いからってお笑いタレントばかりの民放地上波番組は、イケてないですねぇ<br />たとえて言うなら、「大人のピンポンパン」みたいな番組ばっかり。<br />ホント、観てるだけで頭悪くなりそう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>PS^2:<br />このところの株価上昇は、「行き過ぎ」。<br />確かに、<br />日米の各種経済指標が投資家をして「そろそろ底打ち」と思わせることを否定しませんし、<br />「株価は先行指標」であることなど百も承知していますし、<br />中国向け輸出が回復していることも承知していますが・・・</p>
<p>（低金利誘導を含む）バラマキ、<br />（公的資金などによる）PKO、<br />そして生産圧縮による在庫調整による、<br />「一時的」効果に過ぎない可能性が極めて高いことを忘れない方が良いと思います。</p>
<p>実際、設備投資は、まだまだ減少していますし、仮に中国が「過剰消費だったアメリカ」の代わりをやる将来があったとしても、それはずっと先。</p>
<p>その上、世界的な「<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/essay/itakuras_eye/itakuras_eye_69.html" target="_self">長期金利上昇</a>」は、企業や個人の資本コスト増になることも忘れないほうが良いと思います。</p>
<p>1930年代のアメリカでは、ニューディール政策によって失業率が急速に回復しましたが、政策が終わった1940年代初頭、再び失業率が大恐慌直後の水準まで増加したという経緯があります。<br />当時は、WW2という「大規模な公共事業」によって、やっと経済が回復しましたが。</p>]]>
        
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