手塩にかけた美味しいオムライスを1000円で売ろうとしましょう。
オムライスは、チキンライス ＋ ふわふわオムレツ ＋ ソース、に分解する事が出来ますが、チキンライスを500円で、ふわふわオムレツを300円で、ソースを200円で、それぞれが出来たところでバラバラに売れるか？
売れないですよね。
最後のソースがかかっていないだけで、もうオムライスじゃないし、ソース無しの、なんちゃってオムライスをソース分の200円を割引して800円で売ろうとしても売れない。
つまり、100の売上のために100の仕事があるとして、80の仕事をこなしたからといって80の売上が手に入るわけじゃない。
こんなの当たり前ですが、当たり前であるからこそ、つい忘れてしまいがちです。注意注意＾＾）
ちなみに、営業マンの最も大切な仕事とはなんでしょうか？
プレゼン？ ハンコを頂く事？ 納品？
ちがうちがう、それらは最も大切な仕事のための「手順」に過ぎません。
最も大切な事とは、言わずもがな「売掛金の回収」です。
これを実現出来なければ、それ以前の全ては「意味無し」といっても過言ではありません。
2012年6月21日 板倉雄一郎
