板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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お知らせ「3月開催・合宿セミナー締切 & 4月分募集開始」

3月11日~12日開催「実践・企業価値評価シリーズ」合宿セミナーは、満員御礼により、締切らさせていただきました。

また、同時に、4月開催分(8日~9日)のお申込受付を開始いたしました。
こちらからどうぞ。

皆様にお会いし、2日間を共に学び交流を深めることを楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

2006年2月21日 板倉雄一郎

PS:
そろそろ1月からの過密スケジュールの疲れが出てきました。
でも、週末は今の僕にとって、最も楽しいイベント「合宿セミナー」ですので、しばし体力を温存したいと思います。

PS^2:
そういえば先日の「おりおばセミナー」の聴衆から、こんな質問、というか意見を頂きました。
「多くの人が、変動金利で住宅ローンを組んでいます。
金利が上昇して、支払不能になる人が多くなれば、
銀行も回収が出来なくて困るから、
実際には金利を上げないのではないでしょうか。」
という意見です。

もちろん、「甘い」考えです。
こういう場合、金融機関は、金利を上昇させなければ当たり前ですが、金融機関が損をします。
だからそんなこと(=金利を据え置く)するわけがありません。
ではどうするか?
簡単です、返済期間を延長(=リスケ)し、「月額の支払額を小さくする」という提案を債務者に対して行います。
すると、債務者は、返済可能となります。
しかし、金利が上昇した上で、支払期間が伸びるということは、長期に渡って相当な負担を強いられるということです。
つまり、「月額支払額」に変動がなくても、生涯の負担は、ドンドン増えるということです。

上記の意見を言われた方は、根本的に「甘すぎます。」
経済は、受験勉強のように「条件が限定されていません」。
よって、様々な角度から、様々な要素をを考慮し、最終的には「人の心」を洞察することになります。
だれも損を覚悟で、事業をやったりしないのですから。