2011年4月3日に開催した「東日本大震災チャリティーBBQ in Daiba」のレポートです。
当日は、あいにくの天候（風は穏やかでしたが日差しが無く気温が低かった）にも関わらず、およそ60名の心ある方々にお集まり頂きました。
ツイッターやフェイスブックで伝えた事ではありますが、この場で再び・・・お集まり頂き、本当にありがとうございました。
乾杯をひかえ「がんばろう日本！」の言葉で・・・
会場のホテル日航東京のGM（ジェネラルマネージャ）からご唱和のスパークリングワインをご提供頂きました。
開催前日、今回のBBQ企画の「本当の言い出しっぺ」@sawa3 さんから、一つの重要な提案を頂きました。
「被災された南相馬に直接関係するゲストを呼びたいんですけれど！」
そのゲストとは、歌手の渡瀬あつ子さん。
福島県南相馬市出身。お父様は（前）南相馬市長。
彼女は、この3月12日（震災翌日）に、結婚式を開催する予定で、彼女も新郎も、それぞれの親族も上京していました。その結果、結婚式に参列される方々が「少なくとも直接の」震災に遭わずに済んだそうです。
その親族の中には、彼女のお父様でもある（前）南相馬市長も。
残念ながら結婚式は延期せざるを得なかったそうですが、生きていれば結婚式はできますからね＾＾
渡瀬あつ子さんには彼女のオリジナル「楕円桜」を熱唱頂きました！
一度聞けば、すぐに歌えるほど印象に残る楽曲です。
また、今後「楕円桜」のダウンロード売上を彼女の出身地である南相馬への「直接の寄付金」とするプロジェクトも進行しているようです。
渡瀬あつ子さんウェッブサイト「楕円桜」のページ ↓
今回のチャリティーBBQでは、予め「自分たちが飲み食いした以上の金額を寄付しよう！」という僕の勝手な条件に賛同頂いた方々から、計 358,750円 の義援金を集める事ができましたので、この金額を募集する上で表記した通り日本赤十字社に一両日中に送金いたします。
義援金にご協力頂いた方々に感謝いたします。
飲食代金6000円／一人以上を義援金の「最低ライン」としましたが、それ以上をお支払い頂いた方も複数いらっしゃいました。
本当にありがとうございました。
（こういう素晴らしい態度の方々の印象は、ずっと残りますね。
他方で「連絡なき不参加」の方々の印象も、もっとずっと残ります。
事情ありのキャンセルと「連絡無き不参加」の違いが解らないのかなぁ？
だって、飲食代など全て僕がかぶるわけですし。
そんなのかぶるぐらいなら、その分を義援金にした方が全然いいです！
まあ金額も、その人物も、ぶっちゃけ「どうでもいい」のですけどね）
様々なメディアからの情報によってご存知の方も多いと思いますが、義援金は日本赤十字社に限らず、様々なバランスを考慮しなければならないがために、被災者への直接支援に至るまでのタイムラグが発生してしまいます。
長期に渡る被災地支援が必要な事は明らかですから、少々のタイムラグは仕方が無いと思うのですが、同時に被災地へ直接、且つ、速やかな支援も必要だと考え、当日の「500円じゃんけん大会」の優勝者獲得金を100%、上記の渡瀬あつ子さんの地元である南相馬市への寄付金とさせていただく事にしました。
「500円じゃんけん大会」の優勝者は、僕、板倉雄一郎でした＾＾
まぢで、演出、仕込み、誘導無しの結果です。
ただし、じゃんけん相手の持ち金と同額のベットによるリエントリー可能である事を、自ら決めたおかげで、なんと2回もリエントリーさせていただいた上での優勝です（おかげで沢山寄付の追加ができましたよぉ）
500円じゃんけんの優勝金79,000円 を以下の口座に振り込みさせていただきます。
【災害復旧・復興義援金について】
○名称
南相馬市災害義援金
○口座番号
七十七銀行 原町支店 普通口座 ９０８９６８３
○口座名義
南相馬市災害対策本部 本部長 桜井 勝延（みなみそうましさいがいたいさくほんぶ
ほんぶちょう さくらいかつのぶ）
○その他記載
御氏名、御住所、電話番号
○振込手数料
七十七銀行各店の窓口での振込については、
窓口にて「災害義援金」であることを申し出ていただくことで手数料が免除されます
○名称
南相馬市災害義援金
○口座番号
七十七銀行 原町支店 普通口座 ９０８９６８３
○口座名義
南相馬市災害対策本部 本部長 桜井 勝延（みなみそうましさいがいたいさくほんぶ
ほんぶちょう さくらいかつのぶ）
○その他記載
御氏名、御住所、電話番号
○振込手数料
七十七銀行各店の窓口での振込については、
窓口にて「災害義援金」であることを申し出ていただくことで手数料が免除されます
計、437,750円の善意を集め、寄付する事ができました。
ご参加頂いた方々、本当にありがとうございました。
そして、直接被災されたかたがに、心よりお見舞い申し上げます。
このイベントの規模、義援金額、露出、それぞれが言わずもがな「小規模」です。
しかし、規模が小さい、とか、金額が少ない、とか、そういった事は「どうでもいいこと」だと思います。
大切な事は「実効的な事を少しでも能動的に行う」ということだと思います。
僕個人的には、このようなイベント・モデルが、全国各地に広がり、たとえ1000円であっても、善意がお金を媒介として伝わることに繋がれば幸いだと思っています。
ありがとうございました。
【当日キャスト】
言い出しっぺ：末永沢子さん（ twitter : @sawa3 ）
司会（男）：「フューチャーマン」 こと 元パー中島久仁郎さん （ twtter：@KUNIO ）
司会（女）：「おくゆみ」こと、元Greeなどグラビアアイドル（ twitter：@Okuyumi）
「がんばろう日本！気勢」：マネックス・ユニバーシティー代表 内藤忍さん（ @Shinoby7110 ）
2011年4月5日 板倉雄一郎 このようなイベントが全国に拡散する事を期待して。
