板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURA’s EYE 「GWの徒然」

しばらくエッセイをお休みしていましたが、ゴールデンウィーク徒然として、最近のTweetやfacebookへの投稿をいくつか・・・

【送発分離による市場原理を!】

送電と発電を分離し、顧客は送電代(固定費で地域によっては選択不能)と、発電代(変動費で発電会社を選択式)を別々に契約できれば、顧客が発電方式を選択できる。
発電方式に市場原理が及べば、様々な付加価値サービスの実現にも繋がる。

このつぶやきに対し、facebookにて頂いたコメント・・・

家電会社などがサービスプロバイダーになれば家電やサービスとバンドルして電気料金を顧客と契約できるようになり,自分の仕入れコストを押さえるために自分の網内の太陽光パネルなど工夫することも含め,発電方式も市場原理がいろいろ働くと思います。付加価値の出し方も多様になり顧客メリットも大きいかと。

電気+サービスで月額利用料がとれれば携帯電話と同じくハード代は初期コスト0円みたいなエアコンとか出てくるでしょう。

以上を頂きました。
なるほど、面白い!

送発分離は、現在の政治的最重要課題だと思います。

【まやかしの安さ】

食品にしろ、電力にしろ、生活必需に広がった「安さ」は、実は最低限の安全性をも犠牲にした「まやかしの安さ」だったのだな。
デフレの怖さは、経済学に留まらないということだ。

(注:日本の電力料金は諸外国と比べて高いのですが、それでも「原発保安コスト」が十分出なかったから、今後は上がる可能性が高い=これまでは「その分が」安かった、という意味です。)

本来「安い」とは、「価値>価格」の場合に言えることだけど、価格の絶対値が低いことに目を奪われる消費者がが多くなったのだろうと推測。

このところの企業不祥事を観ていると、デフレの怖さは、経済問題に留まらないと実感します。

付加価値医療(レーシックなど)でも事故ありましたよね。
価格競争激化の空運には及ばない事を祈ります。

【よしず効果】

本日で自宅の全面「よしず」&「すだれ」完成!w
ケーヨーD2で1万円ぐらい。
ただそれだけなのに部屋がヒンヤリ。
夏場の電力消費ピークを抑えるためにエアコンの設定温度を上げるのはもっともだけど、同じ設定温度でも、そもそも暑くなりにくい工夫をすれば、電力消費は間違いなく減る。

よしず、や、すだれ、を使うコツは、窓の外に窓から30cm~60cmぐらい離れたところに設置するべし。

僕の自宅の場合、大変幸いな事に、東西南北全て「空き」があります。、
南と西には畑(笑/本当です。住宅街に突然ある畑)、東は道路、北は’06年に買い足した裏庭。
おかげで空き巣には狙われにくいというメリットもありますが、周囲から丸見えというデメリットも。
だからどうしても窓を締切ってしまうのですが、そこを「よしず」が解決!
夜でも明かりは見えても、部屋の中の詳細までは見えなくなりました。
夏場の夜は、もしかすると、エアコン無しでイケルかも、あくまで「かも」ですけれど。

ついでに、昨年春にほとんどの照明をLED化しましたが、今年は浴室やトイレなど短時間しか使わない照明もLED化!
夏場の電気代が楽しみです。


今日はこんなところで。

皆様、良いゴールデンウィークの最後を!

2011年5月6日 板倉雄一郎

PS:
それにしても「11日」や「46分」がやってくると、気にしないでいられなかったりするし。




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