板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURA’s EYE 「ハッピーになりたいんじゃないの?」

人は、人間関係を定義した瞬間から、本当の自分を相手に見せなくなる。

相手より、相手との「関係」に重きを置くようになるからだ。

したがって(≒そうだとすれば)、定義の無い(=約束の無い)人間関係ほど、相手を深く知ることができる。

したがって、定義の無い人間関係ほど、心を開放することができる。

 

なぁ~んて、「懲りないくん」時代から、僕は思っていました。

 

たとえば、

「あなたは私の彼女(または彼氏)、私はあなたの彼氏(または彼女)」

ということを、言葉にして約束するかどうかは別にして、そんな「気分」になると・・・

「実は昨日、お食事会で出遭った異性に対して性的魅力を感じた」

という「本当の自分」が居たとしても、自分の彼女(または彼氏)に、そのことを伝えようとしなくなる、というより、能動的に「伝えるべからず」という意識が働きますよね。

その瞬間、

「素の自分を彼女(または彼氏)に見せているわけではない」

と感じませんか?

表現を変えれば、その瞬間、

「相手に本当の自分を理解してもらいたい、ということより、相手との関係を失いたくない。」

と思っている自分に気がつくことありませんか?

 

つまり、

「人間関係」を定義した瞬間から、その人間関係は価値破壊を始める。

と思うわけです。

 

ものすごく、個人的な「ぶっちゃけ」ケースになりますが・・・(だって、読者の方々は、そういう「ぶっちゃけ」好きでしょぉ~~~(笑・・・書く方にとっては、かなりリスキーなんですけどね))

僕の場合、社会一般的に定義される人間関係のどれにも当てはまらない関係を持つ異性が居るときがあります。
(ずるいねぇ~、今居るとは書いてないわけですが、今居ないとも書いてないわけですよね(笑))

その「社会一般的には定義不能な関係」は、互いに大切だとは感じているけれども、大切だと感じられる根拠に、「相手との関係より、相手の自由(=まま)と接していられる価値」を見出すような関係です。

そんな関係の場合・・・

互いが「腹減った」と思えば、それがオシャレであろうが無かろうが、「今食いたい!」って思うモノをすり合わせて食べることができます。

互いが「性的興奮をこの相手と味わいたい」と自然に思えば、
(様々なリスクを何らかの方法でヘッジすることが必要な場合が多いですが)

「この性交渉にはどんな約束があるの!」とか、
「この性交渉にはどんな意味があるの!」とか、
「これで自分のモノであることを確かめられる!」とか、
「これで私の婚活も実るかのかしら?」とか、

そういった、

「くだらない社会通念が邪念と化して十分に楽しめないセックス」

なんて残念なことをする必要がなくなるんです。

互いが本当の自分をさらけ出した上で、互いがしたいことを互いでする。

(本当のぶっちゃけは、ここからなのですが・・・)

それができた瞬間、僕は本当のハッピーを心から感じることができます。

 

おかしいですかねぇ???
ヒッピーな感じに過ぎないですかねぇ???

 

だからといって、

「社会性を全く無視して生きることが幸せなことだ!」

といいたいわけではありません。

だって、生きるためには食べなきゃいけないし、そのためには、何らかの「社会に対する社会が認める価値提供」によって収入を得なければなりませんから、社会性は必要です。

けれど、「そればっかり(≒社会性に縛られた)」の生き方って、本人にとってどれほど意味のあることなのだろうか?って思います。

 

読み手によっては、

「めちゃくちゃ自分勝手な考え方ね!」 とか、

「単なる遊び人じゃないかよ!」 とか、

そんな風に捉える人も多いかと思いますが、僕は、「定義されない人間関係」によって、

自分を発見したり、
幸福感を味わったり、
明日への活力を得たり、
ぐっすり眠れたりするんです。

2009年5月13日 板倉雄一郎

PS:
なんだか新連載のできばえがイマイチだったので、オマケでエッセイを書きました。
失礼しました。

PS^2:
てか、どんなことを書いていても、僕はフツーのエロ爺だと感じるんですよね。

佐々木希とか、篠田麻里子とか、タイプだったりするし(笑)

車の趣味といい、女性のタイプといい、とにかく単なるエロ爺ですよねぇ・・・





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