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ITAKURA’s EYE 「グロエロさの価値?」

読者の皆さんもご存知のところだと思いますが、このところ、「34歳デブ女ブロガー」の結婚詐欺&殺人(?と思われる)事件が話題になっています。
この事件、過去のエッセイ「エロさの価値」で表現したエロさ(←それは価格に置き換えることが大変難しい魅力的な商品価値という意味ですが)をかなり飛躍したところにある「グロエロさの価値」とでも言うか、他人事ではあってもぶっ飛んだ事件だなぁと興味津々です。

何しろ、価格を支払う上での見返りである価値が、「その女性からの(見せかけの)恋愛感情や(するはずもない)結婚」なのに、被害者によっては7000万円以上ものキャッシュを搾取されているわけですから・・・

 

グロエロは、結構儲かる!
(「エログロ」だと、「エロ」や「グロ」という表現になるので、「グロいエロ」という意味合いで「グロエロ」)

 

の証明でもあります。

海外で無修正アダルトサイトやギャンブリングサイトを運用する者(日本人)の儲けを聞けば、これまたぶっ飛んでます。
その収入を始めて聞いたとき、僕は気絶しそうになりました。

 

デニムは1000円以下、食卓にはコンビに弁当に安酒、そんな生活をしながら、でも、男女のファックを映像で観るために月に1万円、その上年間数十万円も、数百万もケータイ(の事業者や様々なIP会社などへの)利用料も支払う・・・ケータイの利用目的なんて、言わずもがなですよね。

こういった行動を、「アホか!」、と思ってしまう僕には、儲けのセンスが無い(笑)。
「アホか!」とも、「大丈夫かぁ!」とも思わず、淡々と「そういうマーケットがあるのね」と捉えビジネスにしたてる人間が、大変残念なことではあるが、今の日本では最も儲かる。

この分野、川上インフレも川下デフレも無い。
だって価格が上昇傾向(←インフレ)であろうが下降傾向(←デフレ)であろうが、「今したい」し、「今会いたい」わけですからね(笑)

性風俗、アダルト映像、占い、出会い系、ラブホ、婚活と結婚詐欺、そのための資金集めなのか上場株式取引やFXなどの「合法的」なものまで含めたギャンブリング・・・

これらのグロエロ市場規模を把握することは極めて難しいですが、トンでもない大きさだと思います。
そして、その資金の大部分が、海外へ渡っているのだと思います。

 

この国を遠目で観て表現すれば・・・

日本は「グロエロさ」を売りにお金を稼ぐための「釣堀」、に見えてきて仕方ありません。
釣堀で得られたお金は、恐らく日本には帰ってきません。
だって、成長が見込めない日本に投資する人居ませんから。

さて、自分は釣堀の鯉なのか、釣り人なのか・・・

「俺は絶対に大丈夫。だって釣り竿もって釣ろうとしているから」って人は、上を見上げてみましょう。
空から釣り糸が垂れてきているかもですよ(笑)

 

2009年10月30日 板倉雄一郎

 

PS:
いるよなぁ~僕の知人でも、海外のサーバーから日本向け「何らかのサイト」を運営したまま、昨年シンガポールに完全移住した人とか(笑)
日本からの「お小遣い」で、マンション買ったり、豪遊したり・・・

日本って、政策的な圧力なのか、「本当の世界」が一般国民に広く伝わらないようになっているんですよね。
情報だけじゃなくて、たとえば金融に関する事業をなにかやろうと思うと「お上の許可が」となるわけで、実際何にもできない。

少なくなるパイの国内での取り合いは、本当にばかばかしい。
連日の政治の話題にもほとんど興味がなくなってきました。
こんな状態が続くと、来年の3月辺りの「税支払」をきっかけに、「日本脱出!」とか思うようになるんでしょうね。いやそういう人の気持ちがわかるというだけですけれど。今のところは。
だって、日本女性が一番好きですから(笑)

 

PS^2:
明日は、1日セミナー。
1年以上ぶりなので、緊張もあり、楽しみでもあり、う~んやっぱり楽しみ!

 

PS^3:
ぶっちぎりにエロい、じゃなかった、美味い「レトルトカレー」を発見しました!!!!

これ、冗談抜きに、「本物!」です。

ヤマモリ株式会社の「ThaiCurry(タイカレー)」のグリーンとレッド
お値段は300円前後と、ちょいと高めですが、出会い系への支出をちょっと減らせば大丈夫(笑)

僕は、(海老蟹アレルギーのくせに)、タイ料理大好きで、結構たくさんのタイ料理のお店を回ったことがありますし、2000年前後は、どういうわけかかの国に魅力を感じ、(当時付き合っていた彼女と)何度か訪問させていただいたこともあります。

その上で、「これは本物!!!」と思えるほどのレトルトカレーです。

そのままレンジでチンで食べても美味しいでしょうけれど、「プチ料理」を加えます・・・

1、にんにく一片を木べらや包丁の腹でぶっ潰し、かつ、みじん切りにする。
2、1のにんにくを、大さじ2杯ぐらいの多めのオリーブオイルで炒める・・・というか弱火でにんにくの香りをオリーブオイルに移す。
3、にんにくが茶色くなってきたら取り除く(そうじゃなくと、こげたにんにくの苦さが残ってしまう)
4、塩コショウで下味をつけたスーパーに売ってる「唐揚げ用鶏肉」を3に入れ、中火で焦げ目が付くまで炒める。
5、タイカレーのレトルトパックを開け、煮込み用の鍋に入れ、温める。
6、5に4の鶏肉を入れ、弱火で10分ほど煮込む。
7、できればタイ米、無ければ、フツーの白米をよそったお皿に6のカレーをかけて食べる。
(インドカレーじゃないので、ナンじゃなくてご飯ね。)

これ、むちゃくちゃ、美味い!!!

「一人すき焼き」に飽きたので、ここ数日は、これに凝ってます(笑)

ココナッツの香り、程よい(といっても結構な)辛さ、食材の風味・・・とにかく本物。

是非お試しあれ。

ホームパーティーなどで、「あたかも自分でゼロから作ったフリして」振舞ったら尊敬されること間違いなし(笑)

 

PS^4:
先日、女の子とのランチを、どーしよーかなぁー、と迷っていたときに、

「そうだ、ディズニーシーのレストランにするのもいいかも」

ってことで、彼女には、

「フツーの味だけど、割と雰囲気のいいお店を予約したから」

とかなんとか言って、彼女をクルマに乗せ、首都高をぶっ飛ばして浦安へ。
(このところ二回ほどスピード違反でとっ捕まってしまったので、加速だけ楽しむ程度に(笑))

浦安ランプを出たあたりで、どこに行くのか彼女に気づかれてしまうのがちょっと残念ですけれど。

シーに到着したら、アトラクションとかショップには目もくれず運河沿いにある「リストランテ・カナレット」へ。

ここの「きのこのピッザ」は、結構美味い。
(断っておきますが、ディズニーにしては、美味いってことですが)
その上、1万円弱にもなるワインもちゃんとある。

カナレットには、ピザ釜もあって、厚手の生地のナポリ風も、薄手の生地のミラノ風もあり。

彼女いわく、「ランチにシーなんて素敵ぃ!」ってことで、割とお勧めデートコースです。
シーに行く前からちゃんとレストランの予約できますし。

遅めのランチの後は、同伴した女の子の趣味に合わせて、絶叫モノでも、ショウモノでも何でもお楽しみください。
(先日の女性はショウモノが好きだったので、アリエルのショウを観ました・・・このショウどういうわけか毎度待ち時間なしなので都合が良い。ちなみに垂直落とし系の絶叫アトラクションは僕苦手(笑))

ランドは、並んで並んでアトラクションに乗らないと損な感じがしますが、シーの場合は、ゆっくりお食事して、後は雰囲気楽しむ方がいい。
アトラクションも1つか2つでOK。
そんな使い方もシーの魅力の一つかなと。

その後は、ディズニーホテルでも、ミラコスタでも、お台場のホテルでも15分圏内ですしね。
(先日は、お行儀良く彼女を送って帰りましたけれど(笑・・・ホント))

「なんとかベアー」というシーでしか売ってないらしいクマのぬいぐるみも買ってあげたような・・・





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