米銀の「好決算」が相次いでいます。
比ゆが唐突ではありますが、めちゃくちゃルックスの良い女性とうまいことクロージングした翌朝、彼女の「本当の姿(←時価会計)」を観て、びっくりしたこと、男性諸君なら間違いなく一度は経験したことがあるでしょう。
「時価会計緩和」とは要するに、金融機関自らが、『都合のよいようにお化粧できる範囲を広げる』ということに他なりません。
男(←市場)が、彼女(←金融機関)の本当の姿を見る「朝」は、そんなに遠い将来ではないでしょうね。
男も、「もしかして???」と思い始めているのかも知れません(笑)
2009年4月21日 板倉雄一郎
PS:
実体経済を測る指標は、たくさんあります。
それらにも、もちろん目を通しますが、僕が最も重要だと思っているのは、「首都高速道路の渋滞情報」です。
経済が活性化するということは、キャッシュの動きが活発化するということですが、金融が高度に発達した現在では、キャッシュの動きが、実体経済を如実に映し出しているとは「限りません」。
しかし、経済的取引が活発になれば、間違いなく「物流」が活発化します。
物流の活発化が伴わないキャッシュの動きは、「絵に描いた餅」の可能性もあるわけです。
渋滞情報を見ている限り、経済の底入れは、「まだまだ」といわざるを得ません。
アメリカの次なるインチキは未だ見えていません・・・