過去のエッセイでも、「計画より理念」なる表現をしましたが、今、僕は、まさに、それを実感しています。
「年率30%以上の利回り実現とか、
「売上高10%向上!」とか、
そういった「計画」を前提にすると・・・
「売れないときに無理して売ろうとする」し、
「儲けられるマーケット状態(=読める状態)でなくても、無理してポジションを取ろうとする」結果、損失を出したり、機会損失を被ったりするわけです。
市場にポジションを取っていようが居なかろうが、常に、ニュートラルな精神状態を保つこと・・・。
これ、なかなか難しいですよね。
僕の投機や投資の失敗(←多くの場合は実損失より、機会損失)を分析する限り、失敗の多くは、上記の「ニュートラルさを失うこと」が原因だったりします。
投資家というより、人間として、本と「鼻くそレベル」だと、日々痛感しています。
その「痛感」こそ、「学習」の原動力なのですが。
もっとたくさんのことを、「人間」から学びたいと切に思います。
2008年10月31日 板倉雄一郎
PS:
以上の短い文章を綴るだけでも、何度も(計6回以上)、MT4の原因不明のエラーによって文章の再入力を余儀なくされました。
(なんか、キーボードの右下辺りのキーを、誤って複数同時に押してしまうと、すぐにIE7がエラーを返して、それまでの文章が水の泡になってしまうようです。)
ITって、IT技術を提供する側にとって、有利な環境であって、それを利用する側にとって、極めて不便じゃないですか?
実際、「ケータイ」でのメール交換などは、(入力は極めて面倒だけれど)極めて信頼性が高いのに、PCベースだと、「本当に届いているのかなぁ」って心配ありますよね。
マイクロソフトの商売って、ふざけた商売ですよね。
これ10年以上前から、本気でそう思っています。
最初の文章は、もっともっとたくさんのエッセンスを書いたのですが、もう面倒くさくてはっしょってしまいました。
Windowsに対して、「これ大好き!」って本気で思っているヒト、ほとんど居ないですよね。「仕方なく使っている」というディファクトスタンダードの犠牲者が、世界の大部分じゃないでしょうかね。
MSの張本人は、同社の成長が天井を打ったところで「とんずら」でハッピーでしょうけれど(笑)