小沢一郎民主党代表の公設第一秘書が逮捕されたことをきっかけに、
与党自民党による国策捜査だ、とか、
いやいや自民党にだって捜査のメスが入る、とか、
様々なことが言われています。
これ、
「与党・自民党」 vs 「野党第一党・民主党」、
という構図で捉えられがちですが、本当は、
「政治」 vs 「(地検を含む)官僚」
という構図ではないでしょうか。
政治が「弱っている」、だからこそ官僚が元気になっているのだと思います。
PKOによって株価を下支えしようとする発想は、
「株価は需給によって決まる」
といった、明らかに間違った考え方に基づいた発想です。
確かに、「短期」の相場は、需給によって動きます。
しかしながら、中長期の相場は、それを担保する企業業績の「見通し」によって形成されます。
したがって、企業業績(←詳しくは、当該企業のフリーキャッシュフローの予測と資本コスト)に対する好材料がなければ、どれほど一時的な需要(←PKO)を増やしたところで、その資金が尽きたときには、企業業績に基づく株価に戻ります。
株価を、「需給バランス」、という構図で捉えるのではなく、企業業績見通しで捉えるべきです。
本質的に、企業業績見通しが改善するような政策のためにお金を使うべきであって、企業業績の「結果」であるはずの株価を直接刺激しようとする行為は、株主が入れ替わるだけで、何の対策にもならないでしょう。
国家あげての「時価総額経営」なんて馬鹿な話です。
漠然と受け入れてしまっている「その構図」、それを疑ってみることは価値あることです。
本当の解決策が浮き彫りになるはずです。
2009年3月11日 板倉雄一郎
PS:
「今夜、クロージングできるか否か」・・・
それは一見、自分と相手の構図にあるようですが、本当は、「自分がどうやって持っていくか」という、自分と自分の構図の中に結果があるように思います(うひょぉ~)
だってほら、自信に満ち溢れているときって、相手に因らずクロージングできるじゃないですか(あはぁ)
PS^2:
春の匂いがしてきましたね。
春になると、なんだか動きたくなります。
本文とはぜんぜん関係無いのですが、余談で「オープンカー」について書いてみたいと思います・・・
僕は、これまで数々のオープン(2シーター)カーに乗ってきました。
Ferrari F355 Spider、BMW M-Roadster、Reunault Sport Spider、そして現在のMercedes-AMG SL55。
オープンカーに乗ったことが無い人は、以下のようなことを言います・・・
「夏はいいでしょうねぇ・・・」、とか、
「冬は寒くて乗ってられないですよねぇ・・・」、とか。
実はこれ、全くの誤解。
夏・・・
昼間は暑くて熱射病になってしまいます。オープンで乗ることはほとんど不可能。
夜でも湿度が高くて乗ってられません。
エアコンの吹き出し口は湿気でびちょびちょ・・・その水滴がダッシュ内部に入って、最悪は電気系統の故障の原因にもなります。
つまり、夏のオープンカーは、ありえないわけです。
冬・・・
真冬にオープンにしていると、周囲の目は・・・
「あいつ馬鹿だなぁ、寒さ我慢してでも目立ちたいのかねぇ・・・」
といった感じになるのですが、実は「寒くない」のです。
シートヒーター点け、オートエアコンから足元へ温風がガンガンあたるので、ちょうど「頭寒足熱」状態になり気持ちがいい。
そして、良くできたオープンカーは、サイドウィンドウを上げ、リアの巻き込み防止ネットを立てれば、ほとんど風は入ってこないから実は快適。
(マイナーチェンジされたMercedes SL は、シートのヘッドレストから、首回りに向けて温風が噴出す設計になっていて興味深いです)
秋・・・
オープンカードライブには最適のシーズン。
昨年の秋も、伊豆箱根富士を走り回りました。
特に、(東京から見た場合の)富士の裏側・・・本栖湖から上九一色村の辺りは、全く視界を妨げるものが無い富士を見ながらの爽快ドライブが楽しめます。
10月~11月にかけてのオープンカードライブは、とにかくサイコー!
そして春・・・
風の穏やかな日には、最高のオープンカードライブを楽しめます。
けれど、春は風が強い。
その風は、土やホコリを舞い上げ、一日ドライブした後の室内はジャリジャリ。
髪の毛もジャリジャリのバリバリ。
鼻の穴の中は、ドロジャリ。
全くいいこと無いわけです。
その上、花粉症の方には最悪の環境です。
春は、日を選びます。
何が言いたいのかというと、「見た目の印象と実態はずいぶん違うものだ」ということです。
いや、違うなぁ・・・本当は、風の穏やかな日に、素敵な女性をナビシートに乗せ・・・
左手にコバルトブルーの相模灘を望みながら、路面の継ぎ目に「パコンパコン」と気持ちよい音と振動を感じながら走る西湘バイパス。
眼下の岩場に打ち付ける白い波を時折見ながら走る適度にワインディングした真鶴道路~135号線。車のオーディオからは晴れた穏やかな日にぴったりの「セルジオ・メンデス」。
その先は目的地の某温泉宿(←これは教えない(笑))
地元の海産物を豊富に使ったコース料理と露天風呂を堪能し・・・W)(%Q#')$(Q&#&
翌日は朝から新緑に囲まれた伊豆箱根スカイラインのワインディングで車との一体感を味わいながら、ランチのために沼津港は「鮨文」(←お勧めですよ)。
ランチ後は、沼津ICから東名高速道路を人には言えないスピードでかっ飛ばしながら、(とはいえ、ほとんどルームミラーで後ろばかり気にしているのが実情ですが)、東京に戻り、軽くお茶しながら2日間を振り返り、彼女を自宅まで送る。
そーんなのしばらくしてないなぁ~ってことで(笑・・・なんのこっちゃかねぇ)