株価下落によって投資チャンスが増える！とか喜んでいるうちは良いのですが、現在のトレンドがあんまり行き過ぎると、時価資産下落が景気後退を進め、景気後退がさらなる時価資産下落を引き起こすデス・スパイラルに陥ると思います。
当たり前ですが、そんなのごめんです。
もしそうなれば、「お金失ったぁ～～～」程度では済まない世の中になってしまう可能性があるからです。
治安が悪くなったり、自殺者が増えたり、最悪は戦争になったりする可能性が高くなると思うからです。
僕は、政治による荒治療は、後遺症の原因になると思うので基本的に否定的ですが、この際、やれるだけのことは政治的に行ったほうが良いと思います。
投資家自身が、「価値 ＞＞ 価格」と判断できる場合に限りますが、買うのも悪くないと思います。
ただし、（過去のB/Sを参照した）PBRだとか、（過去の配当額を参照した）配当利回りだとか、そんなことで価値を把握するのではなく、しっかり「どれほどのキャッシュフローを生み出すと予測するか」に基づいた価値評価の上での投資判断をお勧めします。
2008年10月27日 板倉雄一郎
PS：
週末は、「すんげえやつら！」10名と共に、伊豆の「坐漁荘」への一泊旅行に行ってきました。
とても良い宿でした。
施設も、料理も、温泉も。お勧めです。
ものすごく疲れたけれど、ものすごく楽しかった！ビジネスの話も進んだぁ！
