小沢一郎民主党幹事長の政治とカネの問題の個々について、僕は、何かを言及する知識も、情報も、経験も持ち合わせていません。
それは、検察の暴走なのか否かということについても同様です。
しかし、一有権者、一納税者として、「感じる」ことはできます。
その一つが・・・
「民主党って気持ち悪い集団だ」
と感じることです。
あくまでメディアが報じる内容を基にした意見ではありますが、去る15日(土曜日)の民主党大会にて、小沢一郎幹事長が話した内容(情報)とは、
「私を信じてください!」
ただそれだけだったと、少なくとも僕は感じました。
ただそれだけなのに、数百人「も」居る民主党国会議員の方々の誰もが、小沢一郎幹事長に対して、異論反論を述べるどころか、質問すらせず、
「十分な説明だったと思いますし、迫力もありました。」
とメディアに語る。
ダメ押しで、「内閣総理大臣」までもが、「信じています!」と発言し、彼が所管する特捜と、「どうぞ戦ってください」と(民主党代表の立場としてという注釈ありですが)発言する・・・
もちろん、小沢氏を盲目に信じる民主党議員が居てもいいと思いますし、特捜のメディアへのリークなどにも問題があるのでしょうし、リークに踊るメディアにも問題があろうかと思います。
しかし、小沢氏に対して一切否定的なことを発言「できない」民主党って、さながら新興宗教団体に「感じます」。
「小沢氏VS特捜」のはずが、「民主党VS特捜」になってしまっているわけで、この国の政治に対して、「気持ち悪さ」と同時に「怖さ」さえ感じます。
民主党議員は、有権者を向いて仕事しているんでしょうか?
それとも、小沢一郎幹事長を向いて仕事しているんでしょうか(笑)
Trust Me!
Yes.We trust Mr.Ozawa!
って事ですか。
この国、変な方向に向かっているように「感じます」。
JAL問題・・・過保護だと感じます。
JALを、National Flag Carrier だとか言う人が居ます。
ところで、その何とかキャリアって、一体どういう価値なんですか?
JALが倒産すると、日本人の心が傷つき、日本はどうにもならなくなるとでも言うんでしょうか?
それとも、過去においてJALを政治の道具に使ってきた報いでもしようというのでしょうか(笑)
それとも、民主党の支持基盤が・・・(いや政治的発言はほどほどにしましょう)
少なくとも1兆円の国庫金が使われるでしょうし、それで終わりには「恐らく」ならない泥沼かもしれないわけです。
そこまでして、一民間企業を救う利点が僕にはさっぱりわかりません。
(僕が、ANAの株主だったら、もっと文句言いますけどね)
これも、Trust Me! ってことで解決でしょうか(笑)
ハイチの震災に対する日本政府の対応・・・はぁ???って感じです。
阪神淡路大震災からちょうど15年。
日本は地震大国。
つまり、「他人事ではない」わけです。
そして、経済的になんだかんだいっても日本国全体としては「お金持ち」の国です。
ですが、ハイチの震災に対する日本の支援は、たった数億円と数十人の医師派遣のみ。
政権からは、ハイチの震災に対する言葉は、ほとんど聞こえてきません。
はぁ???って感じです。
2010年1月17日 板倉雄一郎
PS:
念のため書いておきますが、僕は、特捜が常に正しいとかいう主張をしているわけではありませんし、民主党以外の政党の支持者でもありません。