板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト

feed  RSS   feed  Atom
ホーム >  エッセイ >  ITAKURA's EYE  > ITAKURA’s EYE 「本当にやばいのはこの国じゃないかな」

ITAKURA’s EYE 「本当にやばいのはこの国じゃないかな」

アメリカの経済指標が次々に発表されています。
そして、いずれの指標も強烈なリセッションを示しています。

アメリカの経済はやばい。

けれど、アメリカって国は、様々な危機に対して、「すばやく」、「一丸となって」、「前向きに」、「合理的に」、動く『可能性』を常に感じるお国柄です。

右に傾きすぎれば、左に戻そうとする力が働き、

調子に乗りすぎれば、それを反省して改善する力が働き、

それらがドラスティックに変化をもたらします。

 

一方、この国はどうでしょうか。

国会でやっていることは、「漢字テスト」

彼らを選んで「しまった」のは、私たち自身。

優秀で、実行力があり、政治「家」として真っ当な人間は、国会議員より「首長」を選ぶ。

国会議員は、政治「屋」ばかり。

本当にやばいのは、この国、日本じゃないかな。

本日は(も)、短いですが、この国を見ていると、なんだかやるせなくなります。

この国が大好きなんですけれど。

2009年1月23日 板倉雄一郎

PS:
週末(日曜日)は、久々のセミナーです。
今回も、「オプション取引に関するセミナー」です。
楽しみたいと思います。





エッセイカテゴリ

ITAKURA's EYEインデックス