ビッグスリーの業績悪化が象徴するように、米国をはじめとする世界の景気後退がとどまるところを知りません。
「この先どうなるの?」
悲観論、楽観論たくさん出ていますから、そのうち「どれか」はあたるのだろうと思いますが、それは「たまたま」あたったに過ぎないのだろうと思います。
そんなのわかる人、居るわけありません。
どれほど長く歴史の中に身を置き、経験を持っていたとしても、
どれほどたくさん学習して、調査して、分析していたとしても、
世界経済がリンクし、金融工学が発達し、人口が増え、新興国の経済発展があり・・・
そんな現在の状況では、過去の例や、過去のデータや、過去の知識から未来を予測することは極めて困難です。
それでも、賢さと努力、そして運が伴った誰か、は、しっかり生き残り、いつか成長をはじめるわけです。
きっとそんな賢い人は、壊れつつある現在の世界ビジネスモデルにしがみつくことなく、リスクを取って新しいなにかを生み出そうとする人達「の中の一部」に居るのだろうと思います。
新しいこと始めなくっちゃね!
2008年11月21日 板倉雄一郎