板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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お知らせ 「社長失格電子書籍発売中止、と再スタート」

<稲村尚志事務所を版元とした「社長失格」電子書籍の発売中止>

社長失格」のiPhone、iPad向け電子書籍を、稲村尚志事務所を版元として発売する予定でしたが、度重なる版元におけるアプリケーション開発の遅延により、稲村尚志事務所を版元とした発売を中止することにいたしました。

この判断は、僕(板倉雄一郎)によるものです。

経緯>
本プロジェクトは、2010年7月に稲村尚志事務所からの提案を受け開始しましたが、当初予定していた発売日(8月22日)の段階でもアプリケーション開発が完了しておらず、9月上旬に発売日を延期し、プロジェクトを続行いたしました。
しかしながら、9月上旬の段階でもアプリケーション開発が完了せず、再び発売延期をせざるを得なくなりました。
度重なる版元によるアプリケーション開発の遅延、および、それに伴うリリース文の掲載さえ版元からされなかったことなどから、版元に対する疑念が募り、今回の発売中止を意思決定させていただきました。
(実際、昨日のプロジェクト中止ミーティングの際に「初めて」まだまだ改良の余地のあるサンプル版を見せていただいたという遅延具合でした。)

購入を検討されていた方々には多大なるご迷惑をおかけすることを、この場で謝罪させていただきます。

それでも「社長失格」電子書籍は発売させていただく予定です・・・

<電子書籍文章版および漫画版の板倉雄一郎事務所による発売>

社長失格」電子書籍の文章版および漫画版は、今後、板倉雄一郎事務所を版元として発売することが決定いたしました。
発売時期については、現在、鋭意アプリケーション開発を進めておりますので、同じ轍を踏まぬよう、発売可能時期が明確になった段階でご案内いたします。
現段階では、お約束できる期限ではありませんが、遅くとも年内の販売、早ければ10月下旬の発売を予定しています。

経緯>
最初の発売延期を決定した8月下旬の時点でも、サンプル版さえ見せていただけない状況から、板倉雄一郎事務所では別の開発および販売手段の検討を開始しておりました。

9月上旬の再発売延期の時点から、板倉雄一郎事務所ではバックアップ体制を取り、ビューワーの選定やプロモーション計画の策定などを進めてまいりました。

今回の稲村尚志事務所を版元とした発売中止を持って、板倉雄一郎事務所内にて正式にプロジェクトを発足し、既にアプリケーション開発を行っているところです。

板倉雄一郎事務所では、独自ビューワーの開発は行わず、既に市場にて稼働実績のあるいくつかのビューワーの中から、契約条件やアプリケーション仕様などを検討し、ビューワーのライセンスを受け、読者の皆様にとって可能な限りストレスなく読書をすすめていただけるアプリケーションを作り、発売させていただく予定です。

また、ノンフィクションの「社長失格(文章版)」をベースとしたフィクション「社長失格(漫画版)」についても、当初からプロジェクトに参加いただいている漫画家の「なかまさと」さんのご協力を得、文章版に次いで連載形式(アップデート方式による連載)にて、板倉雄一郎事務所を版元として発売する予定です。

度重なる発売延期によって読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしておりますが、新プロジェクトによる発売にご期待ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、発売時期などに関するリリースは・・・

板倉雄一郎事務所サイト(www.yuichiro-itakura.com)
板倉雄一郎ツイッターアカウント(@yuichiroitakura)
「社長失格」ツイッターアカウント(@shachoshikkaku)
その他プレスリリースサイト

より行う予定です。

なお、iPhone、iPad以外のプラットフォーム(AndroidやKindleなど)での発売も予定していますが、現段階ではリリース時期についてお約束できるものはありません。

板倉雄一郎事務所の電子書籍分野進出>

今後、板倉雄一郎事務所では今回のプロジェクトを機会に、電子出版分野への進出をすることになりました。
これまでの数々のコンテンツ・・・(このサイトの右フレームに並ぶプロダクツです)・・・書籍ばかりではなく、DVDやストリーミング映像などの動画、そしてバリュエーションツールなどを多岐に渡り順次電子出版する予定です。

また「起業」をテーマにしたリアルセミナーの開催も予定しています。

今後の板倉雄一郎事務所のプロダクツにご期待ください。


2010年9月16日 板倉雄一郎事務所 板倉雄一郎


PS:
実情は、なんの実績も技術も持ち合わせていない担当者が、電子書籍の技術に関するガイド片手に一人手探りでやっていたようなんです。
僕も、「おかしいな」と気づいて動くのが遅かったです。
何しろ「全編プレーンテキスト」ですから、そんなに開発に時間のかかる内容ではありませんからね。

しかしながら、結果的に板倉雄一郎事務所内に電子出版チームを構築できましたので、電子出版を通じて楽しく事業活動を継続させていただきます^^

それにしても板倉雄一郎事務所のパートナーは本当に優秀です。今更ですが。
僕の「うちで出すことにした」というメールだけで、パートナーそれぞれの専門分野に基づいた意見がわんさか出てきて、あっという間に必要な情報を集め、あっという間にプロジェクトの担当がきまり、あっという間に動き出しちゃうんですから。
最初から板倉雄一郎事務所でリリースすることにしていれば、今頃はAppStoreに並んでいただろうに。ってビジネスにタラレバは禁物ですね。