おばかさん・・・「金の心配をするような人生はイヤだ！だから、何が何でも稼ぐんだ！」と思っている人
おりこうさん・・・「お金の心配をしたくないから、社会のために何が出来るかだけを考えて生きている」
たくさんお金があれば、金の心配をしなくて済むという考えは、根本的に間違っています。なぜなら、お金が増えれば、増えたお金を減らさないためにはどうすればよいか？と悩むことになるからです。そして、増えたお金を減らさないようにすることは、非常に難しいのです。
たとえば、株式投資を考えた場合、運がよければ、100万円の資金を、1年で数千万円・・・つまり数十倍にすることも不可能ではありません。しかし、100億円を、たった一年で、数十倍・・・つまり数千億にすることは、不可能です。
よって、お金が増えれば、お金の心配も増えるのです。
お金とは、社会から頂くものです。社会に対して何がしかの「価値提供」を行った結果として、どういうわけかお金が転がり込んでくるわけです。
社会から頂いたご褒美は、消費や投資で、社会に還元しなければ、社会に対する裏切りなのです。
お金の心配をしなくても済む方法は、たった一つ、「社会への価値提供を真剣に考える」です。
お金が無くて困っている人ほど、お金を稼ごうとするより、社会への価値提供について、真剣に考えるべきです。
お金に困る理由は、お金についての知識が少ないか、または、社会に対しての価値提供が行われていないかの、どちらかです。
