(本日分のエッセイは、このエッセイの後にあります)
これで、どんな法案でも、自民党内のコンセンサスが得られれば、少なくとも衆議院は通過するということになりました。
そして、自民党内では、「首になりたくない党員」が増えたわけですから、コンセンサスは容易に得られるでしょう。
そして、法案に関する議論の時間は、大して割かれなくなるでしょう。
どの党であれ、その党が圧勝し、大多数の議員を抱えること自体に、僕は危険性を感じます。
どんな法案が成立しても、誰も文句を言えないのです。
だって、大多数が選んだわけですから。
今回の選挙の政策的なテーマは、明らかに経済問題です。
そして、有権者のほとんどは、僕が肌で感じる限り、経済についての知識が(少なくとも欧米に比べ)極めて低いわけです。
その方々が、今の日本にとって極めて大切な数年間の政治の舵取りを選んだわけです。
支持の「数」が多いことが、必ずしも、多くの人をハッピーに出来るとは限りません。
だから、今後の有権者による「ウォッチ」がとても大切です。
「郵政民営化」と、極めて単純化し、民意を「誘導」してしまったのだから、今後、我々がハッピーに成るように、日本の未来に希望が持てるように、しっかりやってもらいましょうじゃあありませんか!
小泉首相の責任は、ますます重大に成ったわけです。
「改革」は、是非進めていただきたい。
しかし、誰のために、どのような社会を目指して改革するのか・・・これは今だわかりません。
2005年9月12日 板倉雄一郎