皆さん、こんにちは。板倉雄一郎事務所の大橋です。
週末のお知らせです。
先週末発売のDVD「財務オペレーションと企業価値」。
売れ行き大変好調です!ありがとうございます。
詳しい内容については先週のエッセイをご覧下さい。
それにつられてか、会計DVD「エクセルで学ぶ会計基礎入門」も同時に買って頂いてくださる方もおられて私としても嬉しい限りです。
上記2つのDVDは「Discounted Cash Flow入門」と同様に当事務所のロングセラーとなる予感がしています。
さて、話し変わって6月29日開催のオープンセミナー。
板倉さんの講演テーマは「失格社長の10年」でした。
僕が板倉雄一郎事務所の活動に参加するようになってから、当時の話は板倉さんから、度々聞いていたもののセミナーテーマとして取り扱うのは始めてのことでした。(もちろん、個人の講演では沢山お話されているのだと思います)
そこで、思ったこと。。
「やっぱり生はいい。」
ということ。
おそらく会場のいる方の多くは「社長失格」を既に読まれていることと思います。当然、講演の中には本で既に書かれていることもありました。
しかし、本人の声、身振り手振りを通して聞くその内容は非常に新鮮で、今だから分かる本人の心の動きや考え、失敗から学ばなければならない最も大切なことなど、それは経験した者にしか分からない、実に深みのある内容でした。
生の良さという意味では、「企業価値評価セミナー」についても同様ですね。
セミナーの内容はタイトル通り、企業価値評価です。セミナーで語られる多くは、先週発売のDVD、当ウェブサイト、または他の著作で書かれていることと重複する部分が多いのは事実です。本やDVDで済ませれば安価で済むわけですから、もしかしたらセミナーは必要ないかもしれません。
それでもやっぱりセミナーをお薦めしてしまいます。
僕自身は第1回セミナーの受講生ですが、一般的な知識(高度ではありますが)である企業価値評価について話を聞いたときにとても感動したことを覚えています。
なぜか。
一般的な知識に、話し手の経験や考えという新たな付加価値を伴って聞き手に伝わってくるからです。セミナー講師陣は皆それぞれの実体験をベースに伝えることを心がけています。なぜなら、そのやり方が一番伝わるからです。
実は、聞き手の経験も重要です。話し手が自分の経験を通して説明をすると、不思議なもので聞き手も「自分ならば、、、」と置き換えて聞くものです。
話し手も聞き手も常に経験がアップデートされていくわけですから、同じテーマでも同じ話に留まらない。再受講に来るたびに新たな気付きを得る方が多いのもそのためだと思います。(再受講では、評価対象企業が毎回異なることも再受講の価値の大きな部分です。)
そこにある生々しい感覚に敵うものはないでしょう。少なくとも、本やDVDでは敵いません。
変な話ですが、本やDVDで企業価値評価を理解できた、と思っている方ほどセミナーに来て頂きたいというのが本音です。「わかったつもり」でも、実際に個別企業の評価を「自らの手で」行うことによって、実はわかっていなかったことが明確になったりもします。
きっと多くの学びを持ち帰って頂けると確信しています。
月末のセミナーでお会いできることをとても楽しみにしています。
2008年7月12日 大橋
セミナー申込みは以下よりお願い致します。
実践・企業価値評価シリーズ「第31回セミナー」
PS
まったくもって余談ですが、8月22日、23日、24日と板倉雄一郎事務所主催のキャンプがあります。1日だけ参加される方もいれば、3日間フル参加される方もいて、過去2回は、総勢70名~80名の大キャンプでした。
31回セミナー参加者の皆さんも勿論キャンプに参加可能ですので、既に申込み済みの方で日程のご都合が良いかたは手帳に「板倉雄一郎事務所キャンプ」と書き込んでください(笑)
今から楽しみです!