板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト

feed  RSS   feed  Atom
ホーム >  お知らせ  > 週末のお知らせ「会計DVD」

週末のお知らせ「会計DVD」

皆さん、こんにちは。パートナーの大橋です。

以下、週末のお知らせです。

<DVD:会計基礎入門>

昨年の1月に発売した『会計基礎入門』、おかげさまで好調に売れ続けております。
昨年の11月あたり、景気が下降してきたあたりから、他のDVDを含めてそれまでの売行きより少しばかり良くなりました。こういう時こそ勉強!という方が増えたのでしょうか。

さて、DVDの内容ですが「基礎+入門」と言うしつこいタイトルから分かるように(笑)これから会計に取り組む人にとっては最適の内容になっています。

一番のポイントは財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)それぞれの関係性について、エクセルで可視化しているところです。

例えば、、

・投資をしたら、損益計算書にどのように費用として現れてくるのか。
・売掛金の増減は企業価値の源泉となるキャッシュフローにどのような影響を与えるのか。

どちらも書店で会計入門の本を買えば分かることですが、本で理解するのはなかなか難しいのが実際です。

少しだけ説明すると、どちらの取引も損益計算書の収支と、現金の収支の時期がずれてくる現象が起こります。

DVDでは、これらの「なぜ」を説明するのと同時に、現金の収支がずれてくる時に起こる弊害(会計の弱点)も説明しています。

一言で言ってしまえば、板倉さんがよくエッセイで書かれているところの「会計上の利益ではおまんまは食えないよ」というところになります。

是非DVDでご確認ください。
DVDをご覧になってからこれまで、「難しい!」と思っていた書物に進まれると本の理解が格段に進むと思います。

ご興味のある方は是非、こちらから→『会計基礎入門

<プレミアクラブの勉強会>

板倉雄一郎事務所では、企業価値評価セミナーの卒業生を対象にプレミアクラブという会員制のサービスを提供しております。そこで、定期的にプレミアクラブ勉強会と称して、その名の通りの、勉強会を開催しています。

最近はテーマを決めて、テーマに沿って卒業生に発表してもらうような形をとっていますが、先日は上海に行った卒業生からの発表がありました。

中国の成長速度は著しい、とはよく聞くことだけど、実際どうなのかを確かめるために旅行したそうです。その方はインドにも滞在されていたことがあり、両国を比較してのレポートでした。彼が旅行によって得た感想は、インドも発展しているとはいえ、中国の発展速度はそれをさらに圧倒する、だそうです。

写真を交えて説明して頂きましたが、中でも面白い比較だなと感じたのはビルの高さです。デリーと上海にある高速道路沿いのビルの高さ。上海のそれは日本の高層ビルを凌駕するほどの勢いです。まるで竹の子がニョキニョキと急激に伸びている感じで、ちと不気味でもあります。デリーにいたっては高層ビルと呼べるような建物は見受けられませんでした。(都市によっては高層ビルの乱立があるかもしれません)

高層ビルの高さだけをもって経済発展の速度が上だと言ってしまうのはまずいと思いますが、百聞は一見にしかず、ですね。(もちろん、GDP比較等もありましたよ^^)
自分の目で確かめると言葉の力が増しますね。

卒業生の中にはこうして、実行動を伴って語れる方がたくさんいるので情報としても貴重ですし、卒業生同士にとっても相互に大変良い刺激となっていると思います。実は、勉強会を開いている僕自身が一番刺激を受けていたりして(笑。

残念ながら、いまのところ勉強会はオープンにしていませんが、何らかの形で一般向けに卒業生の中からコンテンツが生まれると面白いと感じております。

以上、余談を交えた週末のお知らせでした。

2009年5月30日 Ohashi

P.S.
本日は、セミナー卒業生の方の結婚式のため奈良に来ております。
セミナーの一回切りの関係に終わらずこうしてお付き合いをさせていただけることはありがたいですね。