板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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お知らせ 「板倉雄一郎の実践・起業塾」募集開始!

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本日、仕事始めです。
2011年も板倉雄一郎事務所をどうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが「板倉雄一郎の実践・起業塾」の募集を開始いたしましたのでお知らせいたします。
詳しくは「実践・起業塾」の専用ページをご覧ください。
(特にページの最後の方にある長編ビデオを受講意思決定の参考にされてください。)


【起業って教わることなのか?】

「ビジネススクールに行くやつは馬鹿だ。あんなものは自分で事業をやればすぐにわかる。」

この言葉は、ある著名な投資家であり経営者である米国人の言葉を僕が意訳した内容です。その彼は、もちろん、米国の著名なビジネススクールを卒業した経験を持っています。
僕は(身近に常にMBAとの接点がありましたが)ビジネススクールに通ったことはありませんが、彼の言葉に概ね同意します。
(注意:ビジネススクールには意味が無く、当社の起業塾には意味がある、という意味ではありません。広くあまねくビジネス関連スクールが伝える知識は、実際の経営によって得られる知識以上の知識を提供できない、という意味です。)

はっきり言及しましょう、起業とは誰かから教わるものでもなければ、誰かに背中を押されてはじめるものでもありません。

起業塾でお伝えする知識の大部分は、僕を含めた講師陣が実際の起業・経営の経験から得られた知識を体系化した内容です。従って、起業して数年も経てば「起業塾などに行かなくても」起業家の多くが経験から得られる知識です。

しかし、起業塾で得られるはずの知識を実際の起業・経営によって得ることができる頃には、起業塾に消費する「お金と時間」以上を消費しているはずです。

起業に限らず・・・

「それ最初に教えてよ! そうすりゃこんなに苦労しなかったのにぃ!」

ということが結構多いのではないでしょうか。

「苦労」だけで、結果として知識を手に入れることができれば、まだマシです。場合によっては・・・

「最初に知っていれば、こんな失敗しなくても済んだかもしれない・・」

という結果になってしまうこともあります。

ちなみに過去の僕は、数十億と数年間を費やし結果として大失敗し、自分だけではなく利害関係者の全てに損害と迷惑をかけるに至りました。
逆に言えば、起業塾は、僕のかけた「お金と時間」によって得られた知識と経験を「僕がかけたより遥かに少ないお金と時間で」得られると自負しています。

せっかくの起業意欲が「余計なこと」や「知っていればしなくてよい苦労」によって失敗という結果に成るとすればもったいない。と僕は思います。


【価格について】

モノやサービスの価格が高いか安いかは、価格を「支払った価格で得られる価値」と比較しなければなりません。

「価値 > 価格」であれば「安い」わけですし、
「価値 < 価格」であれば「高い」わけです。

さらに、その「価値」は「誰にとっての価値なのか」がはっきりしなければ「価値の計りよう(=バリュエーション)」がありません。

すなわち・・・

「誰」=これから起業しようとする者、または既に起業しているが今以上に効率の良い経営を実現したいと考える者。
(注意:経営スタイルと問わず、「オーディナリー企業」「戦略ベンチャー」でも対象になります。)

が、

「価値」=起業塾とその後のアフターサポートによって得られる知識と経験。

と、

「価格」=起業塾の受講価格

を、比較判断する上で可能な限りの情報を「実践/起業塾」専用ページにて情報公開しています。
是非、ご自身の受講するか否かの「投資判断」の為にご覧頂ければ幸いです。

カリキュラム詳細、講師プロフィール、セミナー風景ビデオをご用意しています。


【起業塾の継続性と価格変更】

現在募集中の起業塾の初回は必ず行います。
しかし、初回の需要があまりにも少ない場合、第2回以降の開催は行わないか、もしくは、当分先の開催となります。
また、実際に起業塾を行った上で、提供者自らの起業塾の価値算定、そして需要次第では、第2回以降の価格を変更する予定です。ただし、過去30回以上開催してきた「実践・企業価値評価セミナー」の場合と同様、価格を下げることは絶対にありません。


【経営塾ではなく起業塾である理由】

企業の正否原因の大部分は起業時(またはプロジェクト発足時)に潜んでいる。と僕は経験上思います。
つまり「予防は簡単でも実際に病にかかってからの治療には膨大な時間とコストが必要になる」わけです。
従って「始める前に(または早いうちに)知っておいた方が成功の確率が高くなる」という意味で「起業塾」なのです。

実際、この12年間のベンチャーコンサルティング活動から得られた感想の一つに・・

「なんでこんなになってしまってから相談に来るの? 始める前に相談にくれば良かったのに。」

があります。

とにもかくにも「当たり前のこと」は最初に知っておいた方が良いに決まっています。


【アフターサポート】

幸い初期の段階で起業塾による知識を得られたとしても(=必要最低限の知識を持っていたとしても)現実に起業し経営を始めた後に、具体的な資金調達や取引においてアドバイスが欲しいという場合が結構あります。
顧問やメンターを雇うほどお金に余裕があるわけじゃないし、毎日必要なわけじゃない、という需要を満たすために「簡易メールサポート」(年会費30万円程度の有料)を準備しています。
詳しくは起業塾当日にご案内いたします。


以上「実践・起業塾」の募集開始のお知らせでした。
「前を向いて歩く人」と3日間を共に学ぶことをパートナー一同楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


2011年の板倉雄一郎事務所は、
1、「実践・起業塾」の運営
2、電子書籍とスマートフォンアプリケーションの開発販売
3、(需要次第で)「実践・企業価値評価セミナー」の開催
を中心に活動する予定です。

以上、仕事始めのお知らせでした。
2011年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年1月11日 板倉雄一郎


PS:
もし「板倉がやる起業塾には、恐らく価格以上の価値がある」と判断頂ける方は、起業塾専用ページのツイートをお願いします。
たくさんツイートされると元気が益々出てきます^^

PS^2:
もし、予想していたより需要が少ないと判断した場合、さっさと止めます^^
こういった内容の事業は、無理して売る類いではありませんので。
最近(というか正月早々)、そもそも価値が無いモノを、無理してテクニカルに売ろうとするビジネス増えてますよね。
具体的にどれを指しているのかは言わずもがなですが(笑)
そんな商売、僕はやりたくないのです。