板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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KISS 第68号「ピンポンダッシュ」

ちょいとファイナンスに関することを書くと、多くの読者から、メールを頂きます。
異論、反論、オブジェクションは、喜んでお受けします。
もちろん、最低限の基礎を理解した上で、理論的なオブジェクションであることが条件です。
ですが、過去のエッセイを読めばわかるはずのことを、それを読まずに、「楽チン質問箱」代わりに質問されるのは、いただけません。
書くことは、楽しいことですが、それでもそれなりの努力が必要なわけです。
その努力の結果に目を通さないか、または、流し読みをして、「わからないから教えてください」的なメールは、いただけません。
相互の努力が、コミュニケーション能力であって、人としての価値の大部分は、コミュニケーション能力に依存します。

また、わけのわからない、とんちんかんな異論反論メールを送ってくる人の大部分は、決まって「インチキメールアドレス」です(笑)
つまり、「文句はあるが、反論はされたくないし、反論が怖い」と言うことなのでしょう。
「ピンポンダッシュ」は、ガキのする遊びですよ。
そのような方は、是非、ゴミ溜めのような2chあたりの「匿名掲示板」で、言いたい放題かいていればいいじゃないですか。
きっと、どこの馬の骨だかわからない人が、その人の意見に共感(笑)してくれるはずですから、そのような方同士で悦に入ればよいのですよ。

自分のブログのアクセス数を、これまた自分のブログで自慢する方も、少なくなくいらっしゃいますが、僕は、「数」を追ってはいません。
わかろうとする人、学習する努力をする人、議論を恐れない人、自分が何者であるかを明かせる人、そのような方に読んで頂ければ、それがアクセス数にして、日に1万PVしかなかったとしても、喜んで書き続けます。
中途半端な理解の人が、10万人居るより、よく理解できる方が1万人の方が、遥かに価値があります。
(僕は、政治家には、なれないだろうなぁ?(笑))

話し変わりますが、寒くないですか?
5月の中旬だと言うのに、この寒さ。
僕は、どうやら、軽い風邪を引いてしまいました。
と言うことで、今日はこの辺で勘弁してください。

話し戻りますが、「?について、書いてくれ!」みたいなメールは大歓迎です。
参考にさせていただきます。

2005年5月13日 板倉雄一郎





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