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「懲りないくん」2001年10月7日号(36)

体調悪いで週。
なので、読者の方には申し訳ありませんが、
今週は特にトピック無しということです。

このところ、デートも少なく、
結構大人しく、原稿とビジネスミーティングと
取材と講演に、つまり仕事に明け暮れております。

一方テレビの映像の主役は、
僕が今まで何度か観てきた「第三次世界大戦」や
「核戦争」をテーマにした映画の冒頭シーンと同じく
「米大統領」、「中東の国々の代表者と民衆」、
「ミサイルと軍用機」それに「日本の首脳陣」。
嫌な感じがする。
今度ばかりは、米のシナリオどおりに、
事が運ばない可能性が高いと思うのだ。

それにしてもわが国の対応は、お粗末なものだ。
国際紛争ばかりではなく、国内の食物管理さえ、
まともに対応できない政府。
その代表者であり、首脳陣の人事権もある首相の
支持率が高いのは、一体どうしてなのか。
「力んで、叫ぶ姿勢」に「なんとなく」好感が持てるのか。
「なんとなく」で物事決めてしまうのは、止めましょうよ。
世界の複雑なシステムに対する勉強と理解を、
国民全体が積極的にするべき時期だと思うよ。
来週は、この辺具体的に書いてみます。

板倉 雄一郎
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