僕は、1円の重さを知っている。
過去に1円、いや、1億円の重ささえ感じ取れず大失敗したからだ
1円の重さを知れば・・・
100円の缶コーヒーも「本当に飲みたいか?」を考える。
1000円の食材でも、最高の料理にしようと思う。
1万円のガス代も、無意味な走行を控え、しかし価値あると見なせ
10万円の宿泊費も、昼にミーティング、夜にデートと使い切る。
100万円のプレスリリースも、その効果の最大化を狙い、用意周
1000万円のクルマも、効果的なメンテナンスに更なる費用をか
1億円の資本金があっても、如何に金を使わずに、それ以上の効果
10億円の収入があっても、今(利益処分)と将来(成長のための
100億円の純資産があっても、使う目的を見失わない(だろう)
そう、僕はケチである。
しかし、シブチンではない。
この違いは実に大きい。
「今、手元にいくらあるか」によって消費や投資の判断をする事は
絶対額と自分の財布を比べて「高い/安い」を判断するほど間抜け
こういうのをシブチンという。
この判断基準だと、多額の資金を前にすると金遣いが荒くなり、あ
「その買い物は、果たして【価値>価格】であるか否か」で判断す
必要であれば、運用利回り(ROIC)を下回る範囲での資金調達
「ケチ」は「経知」と書く(あくまで僕の辞書の中では)
経営の知識、略して、経知(ケチ)だ。
1円の重さを知るところから「ケチ」はじまる。