正否という結果は確かに大切ですし、結果が成功なのが良いに決まっています。
しかし、チャレンジ無くして結果も無いわけですから、チャレンジ「それ自体に」価値があります。
チャレンジの結果が失敗であった場合、その会計単位の直接の利害関係者にとっては悪夢ですが、会計単位を産業分野や地域、そして国家まで広げれば「お金が循環した」というメリットは必ずありますし、失敗から多くを学ぶことができます。
だから、何かにチャレンジしようとする人が居たら、応援しましょう。
そして、チャレンジャーが苦境に陥ったときは元気になる言葉をかけてあげましょう。
できれば、自らがチャレンジしましょう。チャレンジ前の予測以上に、応援してくれる人が居るものです。これ、本当です。
チャレンジ出来る人というのは、チャレンジそのものの価値を信じれる人です。
成功を信じるのも結構ですが、チャレンジしなければ成功はあり得ないのですから、先ずはチャレンジそのものの価値を認識する事が大切だと思います。
2012年9月5日 板倉雄一郎
参考エッセイ:ITAKURA's EYE 「経済成長の条件」