古くは、イギリス、スペイン、オランダ、などヨーロッパの国々が世界を目指し、植民地を作って行った。
特にイギリスは、自然に恵まれていなかったからこそ、世界を目指した。
台湾は、自国マーケットが小さすぎるからPCで世界を目指した。
韓国は、自国マーケットが中途半端だったが、経済破綻をきっかけに世界を目指した。
アメリカは、自国マーケットが十分に大きいから、世界が追いかけてくれた。
中国も、いずれアメリカ同様になるだろう。
ヨーロッパは、長い歴史の中で様々なブランドを構築してきたから、蓄えもあり、かつ、世界が注目してくれている。(ギリシャやスペインなどは、ほんの部分に過ぎない)
(中国を除く)BRICsは、資源に支えられ、今、世界から注目を浴び、そして世界を目指している。
ASEANには、若さと人口という根底的なパワーがある。
日本は、戦後の荒廃が故に世界を目指した。
そして、世界有数の経済大国になった。
しかし、今、それを食いつぶしている。
だから、今こそ、再び私たちの先人のように、世界を目指すべきだ。
僕らが、シンボリックな(象徴的な)例を示すのだ。
目指すべきは、インターナショナルではない。グローバルだ。
2012年2月29日 板倉雄一郎