板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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板倉雄一郎事務所のひとびと 第1回「Y氏の生態」

(毎週火・木・土曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。)

皆様こんにちは。パートナーの橋口寛です。

これから、隔週土曜日に、「板倉雄一郎事務所のひとびと」と題したステキなエッセイを連載させていただくことになりました。
これは、板倉雄一郎事務所のメンバーの日々の生態を、赤裸々につづる、ただそれだけのエッセイです。

他のパートナー達の格調高いパートナーエッセイに比べて、
相当ばかばかしい内容が多いと思います。
現在連載中の「BTB」や、「ITAKURA STYLE」が、ゴールデン枠の番組だとすれば、このエッセイは深夜枠の「タモリ倶楽部」のような番組です(笑)。

どうか、軽く読み飛ばしていただければ幸いです。


板倉雄一郎事務所は、代表の板倉と7名のパートナーで構成されている。パートナーは、
 ・石野雄一
 ・橋口寛
 ・S. Yoshihara
 ・S. Takamura
 ・N. Ohashi
 ・K. Shimoda
 ・C. Kunimoto
の7名だ。

石野と橋口の二名だけが漢字フルネームで、それ以外の5名がローマ字なのは、5名が日系アメリカ人だから、というのはもちろん嘘で、それぞれ複雑な事情を抱えているためである。
「親バレNG」のAV女優が顔にモザイクをかけているようなもの、だと言えば分かりやすいだろうか。いや、むしろ分かりにくいか。すいません。

この7名は、本当に7者7様の個性の持ち主である。
身長も、公称150センチ台だが、実測140センチ弱と噂されるOhashi氏から、180センチ超のShimoda氏まで大きくバラついている。
年齢も、20代ピチピチのShimoda氏から、加齢臭気になる石野氏まで幅広い。
飲み会でも、常に脱衣してしまうものから、常にうなずいているだけのものまで、実に幅広い振る舞いが見られる。
仕事内容もさまざまだ。

この幅広いメンバー達が、いったいどんなスタイルでパートナーシップに絡み、板倉雄一郎事務所に関わっているのか。
ほとんどの方にとっては、あまり興味はないと思われるこのトピックについて、真剣に掘り下げてみたい。


今日は、S.Yoshihara氏(以下Y氏)について、紹介させていただこう。

Y氏は、普段は某上場企業でCFOをしている。

私は、初めてY氏に会った日のことを鮮烈に覚えている。
「はじめまして」と挨拶したY氏は、一般人にとっては極めてレアアイテムである赤い縁の眼鏡をかけていた。
私は、しばし彼の赤眼鏡に目を奪われてしまっていたが、そのうちある事実に気がついた。
彼は、自分のことを「あっし」と呼ぶのである。
一人称が「あっし」・・・・。
これまた現代においては極めてレアな存在である。

顔は、南海キャンディーズというお笑いコンビの「眼鏡の方」によく似ている。
眼鏡を外しても似ているかどうかは知らない。

顔はお笑い芸人のようだが、カラオケにおけるY氏の振る舞いもまた、芸人そのものである。
一度、友人が撮影したY氏の動画ファイルをいただいたことがあったが、彼の芸のあまりのエッジに、一度だけ見て、即PC上から消去してしまったことがあるほどだ。
何かの拍子に、私の七歳の娘が見るようなことがあれば、取り返しがつかない。

そんなY氏だが、企業価値評価セミナーでは、二日目の「有価証券報告書の読み解き方」のコマを担当している。
セミナーの内容自体は、さすがプロフェッショナルと、いつも感服している。監査法人で監査をした立場、CFOとして有価証券報告書を作成した立場、この両面の現場感ある講義は、私もいつも勉強させていただいている。
しかし、、、よくギャグがすべる。。。。

再受講生含めて、セミナー会場にいる70名ほどの聴衆が、誰一人ピクリともしないギャグを言えるのは、Y氏の特筆すべき強みである。

いや、失礼。正確には、一人だけ受ける人がいた。Y氏本人である。
「○○なんですよ。ドゥヘヘ!!!」
と、短く爆笑した後で、何事もなかったかのように次のテーマに颯爽と移るY氏。彼の姿は、なぜか「辻斬り」という言葉をいつも私に思い起こさせてくれる。
瞬間の、極めてレアな技だ。
現代に生きる上では、ほとんど必要ない技だが。

そんなY氏の素敵な点について、詳しく書こうと思っていたが、残念ながら紙幅が尽きた。
申し訳ありません。


以上、当ウェブサイトの「深夜枠」である
「板倉雄一郎事務所のひとびと」をお送りしました。

次回以降、他のパートナーを順番に紹介していきたいと思います。


2006年10月21日  橋口寛
ご意見ご感想、お待ちしています!

次回パートナーエッセイは、10月24日(火)に、Shimoda氏が担当します。