板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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Deep KISS 第30号「カチ、価値ってうるさい僕」

株式投資で成功するためには、
または、控えめに、株式投資で損失を出さないためには、
「支払った価格(株価)以上のカチを手に入れる」だとか、
「(企業の)価値創造による複利効果を手に入れる」だとか、
「成長ステージにある企業の場合には、配当より、企業内部での再投資」であるとか、
要するに僕は、「価値」に対して非常にうるさい(笑)

なぜか・・・
結論から書いてしまえば、こうなる・・・
「全うな経営者の経営による企業の株価が上昇することが望ましい」からだ。
全うな経営を実施している企業の株価が、その価値に対して均衡するか、または、市場からの信頼を得て、株式資本コストが低下し、結果的に価値が高まり、またその結果として株価が上昇する・・・

「本来そうでなければ、経営者がしっかり仕事をしなくなる」
と思うだからです。

もし、価値に対して理解の無い「なんちゃって投機家」によって、価値と価格に乖離が生じることが長期で続くとすれば、
はたまた、イイカゲンで、株式価値を尊重しない経営者の経営による企業の株価が、価値に対して相当に高くなることが、長期で続くとすれば、

「株式なんて、紙切れ同然、博打以外の何者でもない」
となってしまうからです。

株価の上下は、「市場から経営者に向けられた声」であるべきだし、
その結果、(株主に選ばれたはずの)経営者は、企業価値向上、創造のために、尽力するはずです。

「そうでなければ、経済発展は見込めない」
と思うわけです。

ファイナンス理論、市場メカニズムを持ち出すまでもなく、
「当たり前」のことです。

しかし、多くの「価格形成に勤しむ」投機家ばかりが増えれば、全うな経営など望むべくもありません。

歴史的に観て、投資家として長期で成功している投資家は、投資対象の価値についての考察にその匠があります。

彼らは、間違っても、投資対象の経営者を「クズだ!」と思うような投資対象には、投資しないものです(笑・・・自ら「クズ経営者」と評価する企業を買収する人って、経営の現場を、きっと知らないのでしょう。)

株式投資は、つまるところ、「人」に対する投資なのです。
この点、最も重要なことです。

投資とは、すなわち、
「将来生み出されるであろうキャッシュと、現在のキャッシュの交換に過ぎない」
のです。
将来のキャッシュの方が、現在の価格より高いかどうか・・・それは、そのキャッシュを生み出すという価値創造を担う「人間」を観ること以外に無いのです。

2005年12月19日 板倉雄一郎

PS:
本文とは、全く関係ありませんが、最近気になる女性が居ます。
その人の名は、浅田真央。
彼女は、非常に魅力的。
何が魅力的って、「私スケートが大好き、楽しい!」って、全身で訴えているのが、魅力的。
他の有力候補者は、こけるかどうか以前に「楽しそうじゃない」。
いくら、技術を磨いたところで、演技している本人が楽しまなければ、観ている方だって楽しくない。
年を重ねても、ずっと魅力的な彼女を見ていたい。
っと思う僕は、かなり「オッサン病」にかかっているでしょう(笑)
だって、彼女は、中学生だし・・・

PS^2:
それにしても、セミナー卒業生の「ゴム屋マック」の、元レースクイーンの彼女は、可愛かったなぁ?。
きっと、「石橋ゴム屋の仕事」としてサーキットに行っているときに、ナンパしたんだな。
早く結婚して欲しいなぁ?、、なぜかって・・・そりゃ「披露宴目当て」ですよ(笑)
そして僕は、欠陥マンションの被害者同様、またもや「見た目」に引っかかってしまうのかな・・・

PS^3:
クリパのゲーム「美人投票」にて、最高額商品を当てた、カラオケハモラーの「おっさん」のブログ(笑)
あのー、このブログに載っている写真で、「写真に向かって左側」が僕ですからね(笑)





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