板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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KISS 第0号「KISS」

連載開始は、2月9日水曜日です。もう少々お待ちください。

KISS=Keep it simple , stupid
物事、単純化して、考えよう!

もうしばらく、新連載「おりおば」および、旧毎日エッセイ「SMU(スタートミーアップ)」のバックナンバーをお楽しみください。

ところで、また「実践・企業価値評価セミナー」についてですが・・・・
(2月19日~20日の合宿セミナーは、すでに最低執行受講者数に達していますので、実施確定です。
あと数人分、余裕がありますので是非)
僕、これまで、自分や当事務所のスタッフのことばかり宣伝していましたよね。
でも、ある受講希望者からの「不安」の問い合わせを頂いて、「なるほどぉ?」って思ったのです。
その方、受講生のフェイス(年齢構成比だとか、男女比だとか、知識レベルだとか・・・・)がとても気になっていらっしゃるということなのです。
なるほどぉ?。
確かに、まる2日間、「缶詰セミナー」(とは言っても、夜は夜で、盛り上がっちゃうのですが)ですから、自分以外の受講生にどんな人が来るのか?って気になりますよね。

まず、みな「ナイスガイ&レイディース」ですよ。
だって、「ゼロサムゲーム(短期取引)」(=他人の損失が自分の儲け)を狙っている人たちではないですからね。モノの(企業の)「真の価値を図る術を知りたい」ということですから。
一応データです・・・
年齢:20代後半?40代前半(30代が過半数)
男女比:女性が過半数というグループもありましたし、女性ゼロというグループもありました。
(当事務所のスタッフや、卒業生エクセルサポート要員には、女性の方がいらっしゃいます。)
知識レベル:これは、様々です。CPA(公認会計士)の方もいらっしゃいましたし、これから株式投資を始めようとか、これからベンチャーを立ち上げようとされている、事実上知識も、経験もゼロという方もいらっしゃいます。

以上、セミナーの参考になれば幸いです。

ところで、今、テレビ東京(TX)の「オープニングベル」という番組にて、「成長企業を探せ」というコーナーを見ていますが、この中で、コメンテーターの方が、「増収増益企業に注目」とかおっしゃられております。
で、CAGR(年平均成長率)を用いて、その成長率の計算方法を紹介しています。
ですが、何度も書いていることですが、「増収増益=企業価値増大」ではありません。
企業価値増大=
理論株価上昇=(投下資本利益率ー資本調達コスト)*投下資本
です。
(まあ、減収減益企業よりは、マシですけどね。
最も賢いスクリーニング方法は、
「増収増益なのにバランスシートが小さくなっている企業」を探すことです。
あらら、書いちゃった(笑))
増収増益でも、その利益のために、莫大な投下資本を使っていて、かつ、その資本調達コストが、投下資本利益率を上回っていたら、企業価値は「破壊」され、結果として株価は下落します。
さらに、PERについての解説をしているようですが、そもそもPERなんて、投資判断には、ほとんど役に立ちませんので、あしからず。

詳しくは、セミナーまた、「スタートミーアップ」のバックナンバーにて。

よろしくです。

PS:
ところで、ホリエモンは、村上さんの、弟子になったのですか(笑)?





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