このところのエッセイ、つまらないですよね（笑）
正直書きましょう・・・「ネタ切れ」なのです。
どうしてネタを思いつかないのか？ について、考えてみたら、わかりました。
情報を持っていないとか、情報に接しても何も感じないとか、情報を得る活動をしていないとか、ではないのです。
僕が強い興味を持って（＝書く上での最も重要な要素です）、取り組んでいることの多くが、いろいろ事情があって、「公にできないこと」が多くなったのです。
たとえば、ある上場企業からの、ある依頼は、とても興味がありますが、一方で機密保持があり、書けません。また、この企業に関する株式取引は、インサイダーの恐れがあるので、出来ません。
（その依頼を引き受けることになれば、機密保持どころか、僕の住所や生年月日も様々な公開資料に載ることにはなりますが、お引き受けしない場合は、その交渉相手も公にはできません。）
たとえば、ある人（＝特定の誰かではありません）との関係には、とても興味がありますが、そのある人のご都合もあり、かけません。
つまり、このエッセイの特徴であるところの、僕が興味のある個別具体的なことに対して、僕が感じたことを、理論的に書く・・・が難しくなっているわけです。
もしくは、何か書こうと思うと、「それは既に書いた」と文句を言う自分がいたりもします。
なので、「書きたい欲求」が貯まったら、書きます。
「毎日書くこと」には、それなりに価値がありますが、「毎日書くこと」を義務化した瞬間から、「楽しさ」が半減するのです。
こういうときのための、「ほぼ」毎日エッセイという名前ですので、よろしくです。
みなさま、良い週末を。
2005年6月3日 板倉雄一郎
