今日、2003年12月26日。僕は40歳になった。
愛犬のスタンダード・ダックスフント明君も同じ日7歳になった。どちらも元気である。パーティーも無ければ、プレゼントを頂く予定が無いので、自分にプレゼントを自分からあげることにした。
一つは、タバコを止める事。もう一つは、少なくとも午前中にアルコールを口にしないこと。
そして最後に、将来を考えなくてもよいと自分に言い聞かせること。以上。このところ「将来とはなんぞや?」ということを考える機会が増えた。僕自身が将来に不安を感じているわけではなかったのに、メディアが報じるところの「将来」の年金制度だとか、イラクの「将来」とか、芸能人の恋愛の「将来」とか、どういうわけか景気が悪くなり、経済が停滞すると、「将来」の話が多くなる。
本当は悪いときほど「今」が大切なのにね。で、いろいろ考えているうちに、僕はこんなタイトルの執筆を企画するようになった。
「将来を考えない、真っ当な生活」いや「今を生きる、真っ当な生活」かな?その日暮らしという意味ではまったく無い。思い巡らせても、占いに頼っても、まったく意味の無い将来より、今を大切に生きる方法だ。
インデックスは、たとえば・・・
<経済編>
「金を持つのではなく、金を稼げる能力を持て」・・金を貯めるから経済が停滞する。金をたくさん持っていても、たとえば強烈なインフレ(国の借金から考えて、これは大いにありうる)になったら、紙くずになる。今必要な金を、今の能力で手に入れ・・緊急事態分以外は使う。
歳をとっても稼げる能力を捜し身に付ける。これ将来に対する不安を大きく打ち消せる。
<健康編>
「今日の健康は、今日実現する」・・たとえば食い過ぎれば、その日に運動して解消する。とか。
<恋愛編>
恋人を所有しない。人との関係を社会常識によるカテゴリーとして分類しない。これは話すと長くなるから、ここでは割愛。
以上のように、(僕が考えるところの)心身ともに健康で真っ当ななその日暮らしについての提案である。
果たして、いつ書きあがるんだろうか?
2003年12月26日 板倉雄一郎