板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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SMU 第72号「一期一会」

今日でハワイ滞在も最終日です。
実は、僕の起業家弟子・渡部篤史君とその奥さん祥子さんの結婚式が今回のハワイの目的でした。

挙式は、カワイアハオ教会。披露宴はロイヤル・ハワイアン・ホテルのビーチサイド。以上のハワイ挙式の定番は、彼らの友人や親族などと楽しく過ごせた思い出の時間となりました。

(ちょっと、びっくりなのは「ほぼ日刊イトイ新聞」にて僕が連載していた「懲りないくん」に登場した女性が、なんと2名もいたことです。ああ懐かしい)

そもそも彼との出会いは、『社長失格』の発売直後のことでした。

当時は本の反響の大きさから、大勢の読者(現在までに読者からいただいた読後感想文は、2,000通を超えています)からの読後感想文などをいただいていたのですが、その中の何人かが、それぞれの目的を持って僕とのコンタクトを希望していました。

僕は、それらのリクエストに対して、ほとんどお断りをしていたのですが、断っても断っても、ほとんどストーカー同然にしつこくコンタクトを希望してきた一人が、この渡部君です。

「そこまで言うのなら」ということで、2000年の夏の夜、僕行きつけのお台場はホテル日航東京のラウンジで、彼と初めて会うことになりました。思い起こせば、この初顔合わせの時、彼の彼女として紹介されたのが、現在の渡部君の奥さん、祥子さんだったというわけです。

当時の彼は、大手IT系商社に勤めるサラリーマンでしたが、僕と会った直後、彼は脱サラし、起業の道を歩き始めたというわけです。ちなみに彼は「板倉さんのおかげで起業できたので、儲かったら板倉さんにフェラーリをプレゼントします」と豪語しております。もちろん、彼が儲かった暁には、フェラーリに相当する現金をいただくつもりです。(笑)

このような経緯から、このWEBのスクリプティングも渡部篤史君の会社、ワイズネットにお願いしたというわけです。

僕の現在のビジネスのほとんどが、この『社長失格』を発端にした付き合いをベースにしていることからも、自分で書いた本とはいえ、この本に僕は救われたことを再認識する旅になりました。

あらためて、僕の好きな言葉「一期一会」の大切さと、さまざまな方との出会いの偶然に感謝しています。(だって、本からの出会いなんて、貴重な出会いですよね)
渡部君には、僕のように「社長失格」&「旦那失格」にならないようにしてもらいたいものです。

話は、変わりますが、6月1日よりリニューアルした当WEB、以前のWEBに比べて、エッセイを毎日書いているせいもあってか、アクセスが以前に比べて10倍以上になっております。もちろん皆様のおかげです。

ところが、どういうわけか、読者からの感想メールが極端に減ってしまいました。以前の「ほぼ毎週」(といいながら、「ほぼ毎月」だったわけですが)の頃は、エッセイアップのたびに、何人かの読者の方から様々な意見をいただいていたのですが、このところさっぱりです。

「読者からの応援感想」フォームのチェックをしたり、友人にメールで案内を送ったりしているのですが・・・・。まあ、アクセスが増えたので、書く上では十分に励みになるのですが、今後のエッセイの方向などを探るためにも、皆様からの感想などをお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

今日は、ハワイの最後の夜ということで、以上で今日のエッセイはおしまいです。
それでは、また(おそらく一日お休みさせていただくことになりますが)日本に戻ってから、経済、経営、金融、政治、生活などさまざまなテーマでこのエッセイを続けてまいります。

よろしくお願いいたします。

2004年6月22日 板倉雄一郎
今日の数字占い 3302 , 4680 , 4915 , 4751





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