SMU第44号「呆れた」で「しばらく書かない」なんてことを書いておきながら、まだ書く。
このところ人によくこう聞かれる「板倉さんは、毎日何をやっているの？」と。
やさしい響きにも聞こえるが、僕の前でなければきっと「アイツ最近、どうしてるんだろうねぇ？」などと、「あの人は今？」のような感じでささやかれているのだろう。メディアに出る機会が減ったらといって、僕は芸能人じゃないんだから、活動していないわけではないのだ。
（ちなみに、「ぷっスマ」など出演依頼はポツポツくるのだが、僕には理由があってほとんど断っている～だって、みっともないと思わない？「成功者の・・・」みたいな番組で、車や家を見せびらかすの。いやいや見せびらかすほどのものは僕の場合もっていないからかもしれないが（笑））
なので、このエッセイを読んでいる方々には、その辺をお伝えしようと思う。
僕は今、ある友人の助言により「インプットの期間」としているというわけである。『社長失格
つまり自分自身、やっていることに飽きてしまったのだ。
そこで、自分自身が興奮できるような事実や人や知識や仕組みのインプットを増やしている。ほぼ毎日１～２冊の本を読み漁り、雑誌に目を通し、気になることをネットで調べ、詳しそうな人に尋ね、一人で街に出かけ人を観察し、夜は仕入れたDVDで映画を見る。
とにかく、「何をどんな形で表現するか」はさておき、とにかく「世の中どうなっているのか？」をただひたすらインプットしているというわけである。なかなか楽しい。目的思考の僕が、インプット以外の目的を特別持たないで、好奇心に任せて行動する。僕にとってはとても新鮮なことなのだ。しばらく続けたい。きっと、気がついたら、それらから何か自分の役回り（＝ポジショニング）を見つけて、動き始めているだろうから。
ということで、やっぱりこのエッセイやめないですから、これからもよろしく・・・ということで。
＜おまけのコーナー＞
最近気になる格言がある。
「人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。」 byアルマン・サラクルー 参考までに、僕の友人が見つけてくれたURLです。
⇒ http://kuroneko22.cool.ne.jp/marriage2.htm
2004年2月8日 板倉雄一郎
