株価が下落しています。
つまり投資機会が増大しています。
でも個別銘柄では、特に僕の目をつけた銘柄は、大きく下がりません。
がっかりです。
また今日も、獲物を探します。
それでは、今日のエッセイです。
僕は、大学や就職活動関係での講演も結構やります。
そこでよく聞かれるのが、「学生のうちに何をすればよいのか?」ということです。
僕は、常にこう答えています。
「市場にポジションを取りなさい」と。
学生に限らず、あらゆる人の学習効果を最大化するのは、「リスク」の存在です。
簡単に言えば「痛い思い」や「現実に儲かるうれしさ」に勝る刺激は、少なくとも学習効果において他にないということです。
「毎日、日本経済新聞を読んでいます。」とか、
「経済学部で良い成績を上げています。」とか、
そういった人たちに、ちょっとした「簡単な質問」をして、まともな回答が帰ってきたためしがありません。
僕の講演履歴を見ていただければわかりますが、いわゆる有名校、一流校でも、はたまた(日本の)有名校が主催するビジネススクールでも、同じです。
僕は、このような場所で講演する機会があるたびに、事前には「楽しみだ!」と思うのですが、事後では、「一体何を勉強しているのだろう?」と思うわけです。
よく言われることですが、「学習のための学習」ばかりが先行しているということでしょう。
たとえば経済学・・・これは、明らかに将来の経済を予測するための学問です。つまり、もっと直球で言ってしまえば、「儲けるための学問」なわけです。究極には、それ以外の目的など、(学者を食わせるためという部分以外には)無いわけです。
よって、「儲けたいから経済学を勉強します。」という人にとって有効であって、学習効果を得るためには、何らかの形で「市場にポジションを取らなければ意味が無い」となるわけです。
10万円でも良いですから、株式投資なり、自分の「痛い金」を使って、市場にポジションを取らなければ、何も学習できません。
よくありますよね、株式投資シミュレーション。
あれ、役に立たないとは言いませんよ。でも、人間は常に愚かな生き物です。だから、痛い思いが現実に無ければ、「ああ、あれは、適当にやっただけだからしょうがないのよ、本当の金を使うときは、もっと真剣にやるから大丈夫」などと、自分に対してイイワケをするわけです。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。」という言葉を僕は、何度も引用していますが、歴史に学べるほど賢い人など、それほど多くはありません。少なくとも僕はこの場合愚者です。
そして、僕が見聞きしてきた多くの人(いや、100%)は、この分類で言うところの愚者です。
大切なことは何より、自分を過信しないことです。
そして、市場にポジションを取ることによって、初めて自分の「実態」が自分に見えてきます。
数字は、嘘をつきません。
だから、講演で食べている人のほとんどは、数字の話しをしません。本人のいい加減さがバレバレになってしまい、食いっぱぐれてしまうからですね。
僕も倒産からの5年間、実際にそうしてきました。数字を語ることを避けてきたのです。
でも、「これじゃ、僕の価値が無い」と思うようになり、最近のエッセイなどにも現れているように、数字を捕らえ、数字で話しをすることにしたわけです。
人に自分の考えを話して、数字を示して、初めて本当の理解が得られますからね。
文字や数字にできないことは(芸術の範囲以外)理解していないことと同義です。
「初歩的学習〜実践(ポジションを取る)〜結果の数字の分析〜人に話す〜学習」のサイクルなくして、人は学習などできません。
と、偉そうに書いた僕は、学習と実践が進めば進むほど、自分の無能さを確認するばかりです。
板倉雄一郎2004年7月6日
今日の数字占い 3302 , 4680





















板倉さん こんにちは
今日のお話は良く分かりました。家の中で、犬が粗相をして、その後始末の大変さを知れば、犬にえさをあげるタイミングとか早めに散歩に連れて行ったほうがいいとかそういうことを経験として分かる、といったようなことと同じですよね・・・
私はパピヨンを飼ってます。
この前、このサイトを母と妹に紹介したんです。母は私なんかよりよっぽど株式投資に興味があると思うから。
母からお金を拝借して、私もやってみなきゃ駄目かなとか考えています。
あと前から気になっていたのですが、数字占いって何なんでしょうか?何か意味があるのでしょうか?