板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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パートナーエッセイ 第12回「共有された価値観から生まれるもの」

★板倉の休暇中、当事務所のパートナーによるエッセイをお送りしております★

皆様こんにちは。
板倉雄一郎事務所パートナーの橋口寛です。

私が板倉雄一郎氏に初めて会ったのは、一昨年の今頃のことでした。
それからちょうど二年が経ったことになります。
そのことを思うと、
「あれからまだたった二年しか経っていないのか」
という驚きに似た思いを抱きます。
それほどに多くの変化があり、濃密な出会いを経験させていただいた二年間だったのだと思います。

初めて板倉氏に会った時のことを、昨日のことのようによく覚えています。
板倉氏と話していて感じたことは、
「この人と自分の価値観は本当に同じだ!」
という驚きでした。
それは、快感にも似たものでした。

初めて会った時、私は板倉氏のことを
「言葉」を極めて大切に使う人だと思いました。
そしてその思いは、多くの第一印象と同様、その後も変わることがありません。

板倉氏が発する言葉の中で、私が好きなものに、
「お金は社会に対する議決権」
「渋滞を作るのは自分自身」
というものがあります。
「議決権」と「渋滞」という比喩表現の中には、
実に多くのメッセージが含まれています。
そうしたメッセージは、私の心の奥底にある「価値観」に、
極めて自然に、心地よく染み込んできたのでした。

世の中の不幸せの多くは、
「共有化されていない価値観」に原因を求めることができるように思えます。
・組織文化と個人との悲劇的な不適合。
・リーダーとメンバーとの間の相克。
・夫婦間のすれ違い。
多くの場合、これらは価値観が共有されていないことが原因として起こります。
価値観の合わない人々と一緒に何事かをなそうとすることは、不幸です。
「金」のつながりのみで人々とつながろうとすることは、
自らの人生に対する不敬であるとさえ思います。
なのに、我々の周囲には、そんな悲しむべき事例が溢れています。

自らの価値観を押さえつけてまで得る価値のあるものなんて、
この世に存在しないにも関わらず、
時として我々は、その愚を犯してしまいます。


人は皆、己が「価値観」を発信して生きています。
その全身を使って、行動のすべてを通じて、我々は声を発しています。
「私の価値観はこうです」
「同じ価値観の人はいませんか?」
「誰かこの指に止まりませんか?」
そうやって自然と引きつけあった人々が、パートナーとなり、仲間となり、夫婦となっていきます。

板倉雄一郎事務所もまた、すべての活動を通じて価値観を発信しています。
昨日のお知らせにあった「株式投資の心得」のDVDも、
種々のセミナーも、
出版物も、
板倉氏本人のブログも、
そのすべてを通じて価値観を発しています。

「お金は社会に対する議決権」であり、
「渋滞を作るのは自分自身」であり、
「一人が動き始めなくて全体が動くことはない」という価値観を、
発し続けています。

一人でも多くの人の胸に届くことを願いながら。
少しでも社会が良くなることを願いながら。

このウェブサイトを定期的にご覧いただいている方々の多くは、
板倉氏の発する価値観に、何らかの「共鳴」をもっていただいているのだろうと思います。
そうした方々との「共鳴」を、我々は何よりも大切にしたいと思います。
まだお会いしたことのない方も多くいらっしゃると思いますが、
目に見えないつながりが、我々の間には必ずあると思うのです。

我々は、この共鳴の輪が広がることを願って止みません。
新たな出会いが今後もつづくことを願って止みません。

共有された価値観から生まれるものの大きさを、我々は信じています。
共有された価値観から生まれるものの幸福を、我々は信じています。

これからも、この輪がつづいていきますよう。
価値観を共有するあなたに、
いつか、セミナー会場やDVD・書籍を通じて出会えますよう。


2006年8月1日 橋口寛
(ご意見・ご感想お待ちしております)

PS:
いきなり合宿セミナーに参加するのはハードルが高い、という方へ。
是非一度、オープンセミナーやDVDなどを通じて、
「価値観が合うかどうか」を確かめていただければ、と思います。
お待ちしています。

PS^2:
「夏休み&セミナー募集開始」も是非ご覧ください。





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