板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「オジサン」

本日のエッセーは、久々にITAKURASTYLEらしく、
僕の個人的なことを記述します。

「オジサン」・・・
最近僕を形容する言葉として、耳にする機会が増えました(笑)
今年(2006年)の12月26日で、満43歳になるわけですから、
当たり前といえば、当たり前です。

昨日、「オジサン」という表現に落ち込んでいる僕は、
ある女性になんとなぁ~く、その悩みを打ち明けました。
すると彼女
「えっ、今頃気がついたの? これまで気がつかなかったの?」
ですと(笑)
さらに、落ち込む僕でした。

しかし、一晩経ったら、
もともと楽天思考の僕の気持ちが切り替わっていました。

「なら、おじさんとして、かっこよく生きよう!」

女性で比ゆすれば、
「30歳近くなっても、レースクイーンをやり続ける痛い女性」
にはなりたくないですよね(笑)
(↑ そのような方がこれを読んでいたらごめんなさい)
そんな当たり前のことに、やっと気がついたわけです。

「おりこうさん おばかさん」という僕の表現を読み、
自身が「おばかさん」に分類されていることに憤慨する方がいらっしゃいます。
しかし、
「オジサン」に成って行くという「回避不能なこと」に気がつくことに比べれば、
「おばかさん」という、
「気が付けば自身の努力次第で解決可能なこと」は、
幸せなことだと思います。

いずれにしても、解決は可能です。
「おばかさん」であることに気がつけば、知識習得に努めればよいですし、
「オジサン」であることに気がつけば、オジサンなりのかっこよさを
追求すれば良いわけです。
(↑ はい、自分に言い聞かせています(笑))

さて、「オジサンステージ」をどう生きるか・・・
まずは、プライベートの会話にて、
「それは間違っている!!!!」なんて説教をはじめるのは
やめようと思います(笑)
だって、僕自身の過去こそ、
僕が批判する他人以上に「おばかさん」だったのですから。

2006年9月21日 板倉雄一郎

PS:
確かに、「失敗経験」は人を育てます。
だけど、明らかに失敗しそうな人を、
「いずれ失敗するだろうけれど、それが本人を育てる」などと思いながら、
「そうだね、そうだね。オジサンもそう思うよ」と、
調子を合わせるのは、どうにも難しい(笑)
けれど、せめて、
「そうだね、そうだね。オジサンもそう思っていたから大失敗したんだよ。」
ぐらいの表現にしようかと・・・その方が「きっつい」ですけどね。

PS^2:
昨日は、当事務所のパートナー全員が揃ったパートナーミーティングでした。
もろもろ、私たちの将来について、
1、その理念
2、理念に合致した具体的活動
3、その活動の現実的な効果
などについて話し合いました。
楽しかった。
僕たちパートナーの会話は常に、
1、誰かが何かを提案する。
2、他の全員が、
「果たしてそれは僕たちの理念に合致しているだろうか?」
と検証を行い、結果として私たちの理念に合致しないことは排除されます。
そんな組織を僕は誇らしく思います。
読者の皆さんにも、
今後さまざまな「理念に合致した活動」を提供できると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
オジサンからのお願いです。
(↑ 笑・・・自分で「オジサン」と言い過ぎないようにしないとね)

僕たちが最も大切にしていることは、
これまでに僕たちの価値を認め、価格と時間を差し出してくれた方々や、
これから私たちの価値に対して、価格や時間を差し出してくれる方々を、
失望させないことです。
(↑ これ、ゴーイングコンサーンの本質だと思います。)





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