今日のスーパーモーニングの生出演では、 割と「用意していた話」をすることができました。 ちょっとだけほっとしています。 多くの人が、「価格を追いかける」事から、 「価値を把握する」事へ思考シフトが起こって初めて、 日本の株式市場が日本の経済発展のための資本市場となるのです。 価格変動を追いかけていたのでは、 いつまで経っても「合法賭博場」から抜け出せません。 株式市場の価値を、「東証」に期待するのではなく、 我々個人投資家が、企業価値を把握することによって、 その価値を高めるのです。 そのためには、「価格変動」ではなく、 「株主価値」を把握する術を多くの個人投資家が学ばなければなりません。 今、我々は、そのチャンスを与えられたのです。 チャンスに気が付かない人が本当の「おばかさん」なのです。 先ずは、「おりこうさんとおばかさんのお金の使い方」を是非御読みください。 （右フレームからどうぞ） 「書籍の価格」より「内容の価値」の方が、遥かに高いはずです。 ところで、ご報告ですが、「おりおば」が韓国でも翻訳され出版されることになりました。 出来れば、すべての資本主義国家の方々に読んで頂きたいと思います。 インチキヤロー以外の、すべての人にとって、価値のある本であることを、自負しています。 上場企業の経営者を評価するとき、 「違法か適法か」などという法律論で評価すべきではないのです。 もちろん、適法であることは、最低限の条件です。 しかし、 広く一般から資本を調達することが出来る上場企業の経営者の最も重要な仕事は、「企業価値の最大化」であり、ひいては「株主価値の最大化」です。 時価総額という、「株主価値に付けられた価格」は、後から付いてくるものです。 堀江君の間違いは、 「価値の増大」を軽視し、 「価格（＝時価総額）」を、直接追い求めたことに起因しています。 彼らがインチキを、一時期ではありましたが実現できたのは、 「価値と価格の区別」が付かない「個人投資家もどき」が、 インチキ価格変動解説本によって増殖したからに他なりません。 ライブドアの有価証券報告書に偽造があろうがなかろうが、 ライブドアショック以前のライブドアの「価格」は、 その「価値」に対して、非常に高かったわけです。 わかってる「投資家」は、絶対に手をつけていないのです。 「価格変動解説本」なんて、全く必要ないとは申しませんが、 「価値評価」なくして、 株式投資で長期に渡って成功することなど「絶対にありえません！」 「これから始めてみよう」とか、 「始めたけれど、儲けられない」とか、 そういう方には、「おりおば」の読書をお勧めします。 その上で、どうしてもわからないことがあれば、 当事務所主催「おりおばオープンセミナー」にいらしてください。 こちらもセミナー価格に比べて、セミナー価値が上回っているはずです。 「価値把握をもっと正確にやりたい」という方には、 当事務所主催の「企業価値評価シリーズ」合宿セミナーを強くお勧めします。 このセミナーの「価格」は、安くはありませんが、このセミナーで得られる「価値」に比べれば、その価格など、無いも同然と断言します。 （ただし、最低限の基礎知識と、受講時の学習努力は必要となります。） 読者の皆様が、「板倉のおかげでハッピーになったぜ！」と、長い人生の中で感じていただくことこそが、僕や当事務所のパートナーの最大の目標です。 僕は以上のことを、僕自身の全人格、全知識、全経験に懸けて、読者の方に申し上げます。 皆さん、これからもよろしくお願いいたします。 いつも、僕のつたない文章に付き合っていただき、ありがとうございます。 2006年1月25日　板倉雄一郎 PS: 今後のTV出演は、 1月27日（金曜日）深夜の「朝まで生テレビ！」（テレ朝） です。 尚、1月29日（日曜日）午前の「サンデープロジェクト」（テレ朝）の出演予定は、テレビ朝日によってキャンセルされました。 僕は、目立ちたいのでは絶対にありません。 多くの方に経済や金融の知識を伝えたいのです。 どうかご理解ください。 （楽したいと思えば、僕は自分の投資や金融の知識という「既得権」を他人に渡さず、一人で黙って稼ぎ、ワンワンと遊んでいる事だって、出来ます。） PS^2： 今週末は、「合宿セミナー」とテレビ出演が重なります。 しかしながら、僕の本業は「多くの方に経済や金融の仕組みを伝える」ということですから、どちらも大切な機会なのです。 当たり前ですが、合宿セミナーを軽視などしていません。 たまたま、従来から僕の講義時間では無い時間のTV出演なので、出演を承諾しただけです。 誤解のなきように。 PS^3: 以上の僕の主張が「偽善だ」と思われる方は、絶対にセミナーなどにいらっしゃらないでください。 僕らは、「金儲け」はします。 しかし、「金儲けだけ」が目的では、絶対にありません。 PS^4: 僕は、現在の「拝金主義」に染まった日本を、指をくわえてみているわけには行かないのです。 この国の将来のために、僕の知識と経験を、多くの人に伝えたいのです。 どうか、ご理解ください。