板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「ワークアウト」

(同じ)仕事ばかりしていると、専門性は高くなっても、見識が狭くなり、結果として仕事でも良い成果は残せない。
(同じ)仕事ばかりしていると、脳の同じ部分ばかりを使い、他の部分が使われず、脳の活動のバランスが崩れ、結果として仕事でも良い結果は残せない。
たとえば、お気に入りの音楽を聴く、
たとえば、旅行に出かける、
たとえば、お食事会をする、
たとえば、ジムに行き汗を流す、など、ワークアウトは必要です。

が、最も効果的なワークアウトは、
「溜まっている仕事を終わらせること」、だと思うのです。
なぜなら、どんなに「カタチ」としてのワークアウトを行っても、
頭の片隅に、「あれ、まだやってないんだよなぁ~」
なんて思いながらでは、
どんな活動も、むしろストレスになってしまうと思うからです。

僕のような仕事の場合、土曜も日曜も平日も特別区別がありません。
よって、「明日はやっと休みだぞ!」って気分にもなりません。
ある意味、オンとオフの違いがなく、オンであれオフであれ、
それが楽しいかどうか・・・その区別しかありません。
だからなおさら、あらゆることを楽しもうと思います。

世の中、「金を頂く行為」をオン、「金を支払う行為」をオフ、とするほど簡単ではありません。
仕事でも金を支払うことはたくさんありますし、
本人が遊びと思っていても、その行為に金を支払ってくれる人も居ます。
また、
リラックスしている時がオフで、緊張しているときがオンだ、とするほど簡単でもありません。
たとえば「商談」などのような明らかなオンであっても、リラックスした状態での商談が功を奏する場合もありますし、その逆もあります。
実は、オンとオフの区別は、本人の認識の中にあり、社会的に明確な区別などないのだと思います。

楽しんでいるか否か・・・それだけが、人の行為の大きな違いだと思うのです。

あらゆる行為は、楽しもうと思えば楽しめるものです。
が、何かをやり残していたり、他人を毀損していることを認識すれば、楽しもうと思うことがそもそも出来ません。
ワークアウトは、やはりやり残したことを片付けることだと思います。

誰かのためになる、と信じて行う行為は、常に楽しいものです。
ワーク自体が、ワークアウトになるようなワークをし続けたいと思います。

2006年5月27日(「世間で言うところの休日」バージョン) 板倉雄一郎

PS:
以上の文章、誰に向けて書いているかって?
もちろん、自分自身に向けてです(笑)

あ~もぉ~原稿溜まってるぅ~~~~~~!

そういえば、恋愛に使う脳の部分を最近全然使ってないだす!

PS^2:
ある読者Y氏に感謝・・・
Y氏は、いつも僕の「誤字脱字」を指摘してくれます。
時には、国語辞典、時には、ネット上で使われる慣用句などを参照した上で、正しい日本語を教えてくださいます。
僕にとって、また、他の読者にとって、とても価値あるメールをいただけます。
いつも感謝しています。
ですが、Y氏の指摘に甘えることなく、僕自信も「ちゃーんと書いたものをもう一度チェックする」をしたいと思います。
本を出すたびに思うのですが、「あれほどチェックしたのに、まだ誤字脱字がぁ~」ってことよくあるのです。
不思議なものです。





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