板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「カバン」

ブランド「IXSA」とか書いてありますが、良くわかりません。自宅近くの「ヤマダ電機テックランド」にて、確か7,000円ぐらいで購入。

この手のラップトップ用のカバンは、実はポケットがたくさん付いてるのでとても便利。

おまけに、書類&パソコン用の場所と、衣類などの場所が分かれていて、衣類の部分にはお決まりの「拡張ジッパー」が付いてるので、さらに便利です。

「TUMI」なども一瞬欲しくなりますが、その値段の違いは「ブランド」を抜いてしまえば、通常使用では説明することができないので結局、僕は、買いません。

20万円のヴィトンも悪くはないけれど、この値段(7,000円)なら毎年新調してもヘーキですから。週に一度は出張する僕にとっては、JR駅のトイレで床に置いても、新幹線のトイレに置いたりするときも気になりません。だって、汚れたり、壊れたりしたら買い換えれば良いだけですから。

ブランドに大枚を支払うのって、ステイタスや安心感もあるのでしょうけれど、ほとんどはストレス発散の手段のように思うのです。

つまり「欲しいものを我慢するストレスから開放される」ためにお金を使うように思うわけです。だったら「欲しいと思う気持ち」を追求してみたらよいと思います。

その気持ちの根源には、その大枚を払うほどの価値がない場合が多いですから。

僕は、ブランドの全てを否定するわけではありません。

それこそ世界的なブランドが構築される原因は、確かに確固たるモノがあるからです。例えば、馬主がエルメスにこだわったり、ワイン好きがリーデルにこだわったり、野山を走り回るのにランドクルーザーやレンジローバーを欲しがるのは、支払った金額と同等かそれ以上に価値を生かすことができるから、良いと思います。

ところが、実際には、10代の学生がルイ・ヴィトンを持ち歩いたり、都心しか移動しないのにレンジローバーを欲しがったりするわけで、もったいないと思うのです。

正直な話、お遊びの女性なら派手で似合わないモノを持っていても気にはなりませんが、ステディにお付き合いしようと思っていた女性が、仮に二十歳そこそこで、シャネルや、ヴィトンだのを持ち歩いていたら、「こいつ馬鹿だな~」としか思いません。

2004年7月19日 板倉雄一郎





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