ふと思った。
堀江君や村上氏、そして彼らほどメジャーでは無くても彼らと同じように、金の奴隷になり、時に枠を踏み外してしまう人たちへ、
チャーリーシーン主演の映画「ウォール街」を贈りたい。
この映画のオープニングソング「Fly me to the moon.」がいい。
20年以上前の出来事だが、「お金の話」は、いつになっても同じ。
僕らが求めているのは、直接的には「金」であっても、
その先には「人」が居て、社会がある。
「金」は社会との関わりににおける「媒介」に過ぎない。
社会に対する価値提供の伴わない収入は、
本人にとっても、社会にとっても、ハッピーの源泉にはならない。
金に目の眩む者は、金に呑まれ、いずれ、金も名誉も失う。
2006年6月4日 板倉雄一郎