板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「クリスマスの独り言」

今週末~月曜日は、クリスマスですね。
読者の皆さんも、きっと楽しい時を過ごしていらっしゃると思います。
僕は・・・それらしく、お食事してきます。
お食事の予定まで、ちょいと時間が空いたので、独り言エッセーです。

<ライブドア株主総会>

株式併合(100:1)を発表したライブドアの株主総会が開かれた(らしい)。
その模様が、例によってTVで報道されていた。
株主のおばちゃん(と思える声)の発言に、気絶しそうになった。

オバ「私600株持っていたのに、(併合で)たった6株になっちゃうんですよ!
    憎らしいですよ! (経営陣に向かって)やめて欲しいですよ!」

と、文句を言っていた(笑)
これには参った。
さすがに、株式分割(を散々やっていた同社)が好きなわけですね。
こういう人が、いや、こういう人じゃないと、
さすがにあの会社の株主にはならないですね。

株主が「おばかさん」だと、企業はだめになります。
(↑その人の全人格を「おばかさん」と表現しているのではなく、
   「投資家として」おばかさん、という意味です。)

このオバちゃん、きっと「両替マニア」なのでしょう。
財布の中に、千円札で10万円分ぐらい入れて、
「わぁ~い!財布が分厚いわぁ~!」って喜んでいたりして。

それにしても、
このおばちゃんの「株主総会でマイクを持って発言」の度胸(?)には、
敬服いたします。
だって、もし僕なら、「ライブドアの株主であること自体」が、
とんでもなく恥ずかしい。
(↑ 僕、お勉強用に10株持ってたりします。総会の通知も着ます。
   それを読まないうちに、総会終わったみたいね)

「投資家教育を展開する板倉雄一郎事務所代表の板倉雄一郎氏、
 ライブドアへの投資で大損害!」
なんてニュースも、結構笑えるかも!
(↑ 笑えないって)

参考エッセー: BTB第4回「株式分割、配当」

<踏み絵のクリスマスイブ>

遊んでいる頃の僕は、「クリスマスは死んだ振りが一番!」っと思っていた。
踏み絵をさせられるのは、あまり気持ちがいいものじゃないから。
で、(結婚していた時の1回を除き)、クリスマスイブは、自宅で一人で。
これ、なかなかいい。

毎年、クリスマスイブは、ホテルが満室。
しかぁ~し、「当日は結構空いている!」のです。
それだけ、「玉砕男児(による当日の部屋キャンセル)」が多いのね。
ああ悲しい。そんなことなら「死んだ振り」の方がいいのに・・・

<年末ジャンボ宝くじ>

自治体の財政難を助けるため(←うそ)
見事3億円があたりますよーに(←うそ)
期待値およそ150円(←1枚あたり)の「間違いなく損する博打」に、
3000円(10枚連番)投資した(笑)
参考エッセー: 「年末ジャンボ宝くじ」by TAKAMURA
えっ、僕が買う理由ですか?
そりゃ、たまには「馬鹿をやりたくなる」ですよ。

<僕のクリスマスイブ>

今日は、山奥でお食事。
行く前から、お店の名前書くのは、なんとなくいやなので、
お食事終わったら、感想書きますね。
ジビエ食べたぁ~い!

<そろそろ43歳>

12月26日で、僕は満43歳。
人生の半分は過ぎてしまった。
けれど、人生の前半のように、「時間の無駄な学校の勉強」が無いから、
残りは意外と、半分以上あるのかもしれない。
死ぬ直前まで、そう思って生きよう。

26日は、死ぬリスクを抱えながら僕を生んでくれた母に感謝。

ということで、「深夜枠」程度に以上の文章をお納めください。

2006年12月24日 板倉雄一郎 Merry X'mas.

PS:
12月27日にて、
現在募集中の合宿セミナー第22回(1月開催分)は募集を締め切ります。
満員になろうがならなかろうが、とにかく締め切ります。
本当に、しめき(←もぉええちゅうねん)
あと数席、空いております。
せっかくですから、満員御礼したいです。
よろしくです。

なお、第23回(2月開催分)、第24回(3月開催分)には、
十分な余裕がございます。
こちらもご検討くださいませ。

PS^2:
んじゃ、クリスマスっぽいお食事に出かけます。
月曜日のエッセーは、お休みです。

 December 24, 2006 03:18 PM
お知らせ「損切りしなくて良かったぁ~」
先週末のクリパのようなイベントがあるたび、
または、再受講で久しぶりに会う卒業生に会うたび、
僕は、気ままに質問をする・・・

僕「どう? 最近儲かってる?」
すると、
卒業生「ええ、一時期株価が下がって評価損が出ましたが、戻しました。」
とか、
卒業生「損切りしなくて良かったですよ! 
      妥当な価格がわかっているのってやりやすいです。」
とか、要するに、
ミスターマーケットに翻弄されて損切り、なんてことをしなくて良かった。
といった意見をいただきます。
まさに、セミナーの重要な効能のひとつです。

何度もしつこいようですが、経済的に豊かになるためには、
「支払う価格以上の価値を手に入れる」を常としなければなりません。
他人が創った価値を他人から譲り受けるとき(=株式投資や商品の購入)も、
自らが創り上げた価値を他人に譲渡するとき(=労働力の提供や商品の販売)も、
この条件は、最も重要です。
と言うことは、
「価値を把握できない対象に大切な資金を投じるのは馬鹿馬鹿しい」
と言えるでしょう。

上記の返答には、
「(自分が算出したところの)価値 > (現在の市場)価格 の状態で、
 売り手になることは、馬鹿馬鹿しいことだ。」
という意味がこめられているわけです。


私達のセミナーは、
企業価値評価という手法を通じ、株式や、債券、不動産などの
1、今日現在の妥当な価格の算出
2、1の妥当な価格が、時間経過と共に増大するか否か
の二つを突き止める知識を提供します。
これらの知識を得るためには、
ファイナンス理論やら市場メカニズムなどを学ぶ必要があります。
しかし、めんどくさいこれらの理屈をいったん習得してしまえば、
資本主義社会における、
ありとあらゆる経済価値を把握することができるようになります。
ある意味、「資本主義社会で活動するための必須知識」と言えるでしょう。

「経済的な価値を把握する術」にご興味のある方は、
是非、この機会に、
「実践・企業価値評価シリーズ」合宿セミナーにチャレンジしてください。


予備知識が不安で、受講を躊躇されている方へ・・・
2日間で完全に理解できなかったとしても、再受講があります。
(再受講は初回無料、2回目以降5000円)
予備知識に関しては、「企業財務に関する言葉」に慣れるだけでも十分です。
皆様と2日間を共に過ごし、共に学ぶことを楽しみにしています。

チャレンジしてみなくては、永遠にその結果を知ることはできないものです。

以上、今年最後の「合宿セミナー受講者募集」のお知らせでした。

2006年12月23日 板倉雄一郎





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