板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「ThinkPadのブルーボタン機能」

しつこいようですが、ThinkPadの「ウリ」であるところの、「Access IBM」ボタンの機能について、クレームを・・・

過去にも書きましたが、僕は、僕のミスで、この機能にログインするための「パスワード」のタイプをミスして、「二度とログインも出来なければ、パスワード変更も出来ない状態」になったわけです。
で、この機能の目的は、「バックアップしたデータの復旧」なわけです。
(それ以外にも機能がありますが)
Windowsに正常にアドミニストレータとしてログインは、出来ます。
そして、すべてのファイルに、アクセスすることが出来ます。
だから、こうして文章を書いたり、WEBにアップロードしたり出来るわけです。
この状態で、過去にThinkPadの機能(Rescue and Recovery)でバックアップしたファイルには、アクセス可能です。
よって、いかなるファイルもシステムも復旧することが可能なのです。
しかし、起動時に「Access IBM」ボタンを押して、この機能に入ろうとすると、例のパスワードを問われ、結局何度も失敗し、ログインできません。
この状態を、ユーザサポートは、「セキュリティーのためです」と説明してくれるわけですが、僕はとにかく、納得できません。
アドミニストレータ権限で、Windowsにログオンして、すべてのファイルにアクセスできて、すべてのバックアップにアクセスできるわけですから、この権限でログインしている場合に限り、「Access IBM」を起動時に押した場合のパスワードの変更が出来ても良いのではないですか!

ユーザサポートの人の言うところの「セキュリティー」とは、一体何のセキュリティーですか?
(もしかして、僕が乱暴な文章を書くことへのセキュリティー(笑)?)

さらに、ユーザサポートが言うには、「パスワードを忘れた場合には、RRUそのものを一旦削除して、入れなおしてください」と言うことなので、やってみましたが、やはりパスワードは消えず(当たり前だ、そんなことでパスワードが消えるなら、それこそセキュリティーの問題だ)、結局時間の無駄遣い。
この時間、返して欲しい。

さらに、その旨をユーザサポートに伝えると、今度は、「工場出荷状態に戻してください」という、ほとんど何の助けにもならないアドバイス。
で、それをやってみようと思ったら、結局、起動時の「Access IBM」からやるらしく、何度も書いているように、この機能自体に僕はログインできません。

つまり、僕は、工場出荷状態にも戻せず、かつ、何らかの起動不良が起こった場合には、(「Access IBM」の機能にログインできないので)バックアップしたファイルを復元することも出来ず、とにかく、宙に浮いた不安な毎日を送るわけです。

仕方なく、「ベタなバックアップ」を、購入した外部HDDにする以外にありません。

結局最後は、「そういう仕様です」とかなんとか言われるのが関の山。
コンピュータって、怖い。
いや、それをデザインしている人が、怖い。

2005年6月4日 板倉雄一郎

PS:
それでも僕は、ThinkPadが好きなのです。
何とか、次のアップデートなり、次のブランニューの時には、是非、改善していただきたいものです。
だって、過去のイタクラスタイルを読まれ、ThinkPadX40を実際に購入した方が、僕の身近な範囲でも、数名いらっしゃるわけですから、レポートせざるを得ません。





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