板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「欠陥マンション」

(休日なので、本日はITAKURASTYLEです。)

最近話題の「インチキ構造マンション」ですが、実は、千葉県船橋市にあるインチキの発端となった例のマンションは、僕の親せきの家の真隣!なのです。

正確には、父の兄弟の長男で「板倉歯科」という歯医者の「近所」などではなく、本当に「真隣」。(歯科医の叔父は、既に他界)

その家の東隣に10階建てのマンションが建設され、僕の従兄弟(=女性・織物の作家、若かりし頃は資生堂の専属モデルもしていたようだが、年齢は僕よりはるかに上なので、現在の彼女のルックスに興味を持つ合理性はありません(笑))は、「日当たりが悪くなって…」などと、事件前にブーたれていました。

で、今回の事件に・・・マンション取り壊し前に、震度5強の地震など起きませんように。つまり、インチキ構造マンションの入居者だけが被害者じゃないというわけです。

彼女によると、ここ連日、取材陣からのインタビュー、上空で旋回する取材ヘリコプターの騒音など、迷惑極まりないということです。

いつも書いていることですが、自身の行動が社会に与える影響を、一次、二次、三次的と派生的に考えられることが、人間が人間たる所以(ゆえん)です。

カネだけを目当てにする人・・・最近多すぎます。

この事件は、明らかに違法ですが、違法となるのは、「後付けの法律」に抵触する場合だけです。だから、違法か適法か、などという「低次元の判断」によって、行動すべきではないのです。

資本市場でも、「違法じゃないから何でもあり」という人、目立ってますよね。

 「その行動は、社会に対してどのような価値を提供できるのか」が、最も重要な行動規範ではないでしょうか?

【参考エッセイ】
 ⇒ KISS第31号「お金とは・・・One for All , All for One」

(独り言)
ところで板倉家は、メディアの取材の対象になる運命なのか。(笑)

2005年11月23日 板倉雄一郎





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