板倉雄一郎事務所 Yuichiro ITAKURA OFFICE

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ITAKURASTYLE「バーゲンセール」

「キャホォ~~~!バーゲンセール!!!」

あくまで個別銘柄ごとの話ですが・・・東証デパートや、マザーズデパートでは、只今、「バーゲンセール中!」です。

一体どれが、「価値に対して、価格が安くなったのか?」が分かるのと、分からないのでは、雲泥の差が後に生じるでしょう。

不思議なことに(本当は、全く不思議ではありませんが)、価値について理解が及ぶと、株価が下げるのって、すんご嬉しいのです。しかし本日は、外出が多くゆっくり腰を据えて投資対象を選んでいる時間がないのでガックリこんです。

でも、相場が落ち着いてからで全然大丈夫ですけれど。

「ホリエモン様々」です。ありがとうございます。

2006年1月18日 板倉雄一郎

PS:
皆さんも、「車」を買う時や、「家」を買う時、買おうとする対象をキチンと見たり、調べたりするでしょう?

例えば、(比喩にしては、非現実的ですが)「タイヤの付いていない車」を買うなら、同じ車でタイヤの付いている車の価格から、タイヤ分のコストを値引きしてもらうでしょう?

株式投資だって、「株価」を支払い「株主価値」を買うわけです。株主価値について、チンプン・カンプンなら、買わない。

でもどうしても欲しいなら、価値評価を学びましょう。誰かのためではなく、あなた自身のために。

えっ、売る時ですか・・・そんなのほったらかしておけば、長期では「価格は価値に対して均衡」しますし、そもそも「車と違って」価値そのものが時間と共に増えるわけですから。

えっと、あくまで価値創造を続けるであろう企業を見つける術を持っている場合に限りますけれど。

えっ、評価損(または評価益が下がった)はどうするかって?

そんなもの、気にしなければよいのです。なぜなら、評価損(または益)とは、「価値のわからない人たち」によって作られた「価格(=株価)」によって評価された結果に過ぎないからです。

自分の価値算定で、100の価値がある対象を、価格が50のときに手に入れて、その後価格が(短期的に)30に成ったら、また買うだけですよ。

価格がどうなろうが、自分の持っている「内在価値」が減るわけではないですし、しつこいようですが、長期では、価格は価値に均衡しますから。

おりおば」の「株式投資は美人投票?」を、何度も読んでみて下さい。文章が簡単だから、「わかったつもり」になってる人が大多数ですから。





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